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アンビバレント
書きたいことなんて、もう何もないような気がする。
書きたいことがまだ、書けていないような気がする。
書くことなんて大嫌い、だって自信を奪うんだもの。
書くことが好きなんだ、だってときに自信をくれる。
いつも自分にはできないと、迷ってばかりいる私。
いつも自分ならできるはず、そう期待している私。
ひとり勝手に不貞腐れて、自分の殻に閉じ籠もる。
ひとり勝手に立ち直って、私を見てと叫んでいる。
どうしてこんなに胸が痛む?
どうしてこんなに胸が弾む?
上手く書けなきゃダメなんだ。
上手く書くより個性を出そう。
お願い、誰も読まないで、そっと通り過ぎて欲しい。
お願い、誰か読んでくれ、そのまま通り過ぎないで。
もうやめてしまおうか、そしたらきっと楽になる。
まだやめる勇気がない、やめたらきっと後悔する。
眠くてなんにも書けないの。
眠い目こすって書いてるの。
どんなジャンルなら書ける? どれも書ける気がしない。
どんなジャンルでも書ける! さすがにそれは嘘だけど。
書くことでいつも、アンビバレントな思いに揺れる。
書くことはいつも、私をこんなに素直にしてくれる。