表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/23

アンビバレント

書きたいことなんて、もう何もないような気がする。

書きたいことがまだ、書けていないような気がする。


書くことなんて大嫌い、だって自信を奪うんだもの。

書くことが好きなんだ、だってときに自信をくれる。


いつも自分にはできないと、迷ってばかりいる私。

いつも自分ならできるはず、そう期待している私。


ひとり勝手に不貞腐れて、自分の殻に閉じ籠もる。

ひとり勝手に立ち直って、私を見てと叫んでいる。


どうしてこんなに胸が痛む? 

どうしてこんなに胸が弾む? 


上手く書けなきゃダメなんだ。

上手く書くより個性を出そう。


お願い、誰も読まないで、そっと通り過ぎて欲しい。

お願い、誰か読んでくれ、そのまま通り過ぎないで。


もうやめてしまおうか、そしたらきっと楽になる。

まだやめる勇気がない、やめたらきっと後悔する。


眠くてなんにも書けないの。

眠い目こすって書いてるの。


どんなジャンルなら書ける? どれも書ける気がしない。

どんなジャンルでも書ける! さすがにそれは嘘だけど。


書くことでいつも、アンビバレントな思いに揺れる。

書くことはいつも、私をこんなに素直にしてくれる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 染み滲みわかり味〜 つまるところ、自分自身で自分なりの答えを見出すしかないのですよねー
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ