なぜに私小説!?
最近私、所謂「私小説」を書いておりまして、もっと皆さん読んで読んでーー! なぁんて思っている次第です。
これっていつにない積極的な気持ち。
いつもだと、「もし良かったら……読んで、ね? で、でもっ、文章下手だから……読まれるの恥ずかしいっ」って言う、ラブレターを渡すときの女子中学生みたいなキャラなのに(笑)
いや、そこまで奥ゆかしくないか。
そんなに薦めるからには、もしかしたら傑作が書けたと自負してるのか?
そうお思いになる方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、残念ながらそこまでの自信はないのです。
と言うより、まだ序盤も序盤ですし。
それに、こないだまで、「もうだめだぁぁあ!」と言ってたヤツがそんな簡単に自信溢れるキャラにはなれませんて。
それにねえ、ちょっと今回の作品、リアル過ぎて好き嫌いありそうで……
とは言え、あれは自分の体験談のようでいて、ほぼほぼフィクションです。
大昔のこと、あんなに詳細に覚えてたら怖いわ!
それに、リアルを追求してるわけでもなく、あの作品内では、ラブシーンや暴力的表現などのR15的表現の実験もしてみたいし、なんとなくファンタジーだったり、コメディだったり、ホームドラマだったりもやってみようかな〜と思っております。
ひとつの作品にいろいろ盛り込む問題作!
文体もちょっと古風な純文学風だったり、ラノベ風だったり。
まあ、そこは、一定を保てない文才の無さゆえですが(笑)
なので、どこかとっ散らかったものになるとは思いますが、できる所までやってみようと。
昔から、やりたいことはいっぱいあったのに、努力と才能と一途さが足りなくて、結局、何者にもなれなかった私。
なので、今はめちゃくちゃ普通のパート主婦なんですが、特に波乱万丈だとか、血湧き肉躍るだとかじゃないけれど、ちっちゃなドラマの詰まったごく普通の人の物語にもニッチな需要があったらいいな〜と期待しつつ、今回書かせていただいてます。
故郷から逃げ、あれこれ失敗しまくりの学生時代を過ごし、そして To be continuedっていう感じで(笑)
こんなことをしれ〜っと書けるようになったのも、リアルの自分と、若い頃の自分を切り離して考えられるようになったからかもしれません。
ちょっと前までは思い出が地続きだったから、若い頃の失敗を思い出しては「うわぁーー!!」ともだえ苦しんでいたのですが、この頃は、「あの子も馬鹿なりに頑張ってたんだなあ」と、恥ずかしさだけでなく、慈しみを持って省みることができるようになりました。
青春時代が、それほど遠い過去のことになったということでしょうか。
走馬灯の様に人生振り返るにはまだ早いわ!とは思うのですが、まあ、四月でまたひとつ歳を重ねることですし、約半世紀、無事に生きてこられたことに感謝を捧げつつ、ここで『普通の主婦の人生、ダイジェスト版』をお届けしてみるのもまた一興だと思ったわけです。
「まあ、読んでやるか」と、思っていただけましたら、お暇なときにでも流し読みしてみてくださいませね(笑)