自分の「好き」と向き合えますか?
みなさん、こんにちは。
最近、自分のことが良く分からない水産加工食品のたらこです。
早速ですが、皆様には「好き」なことがありますか?
あったら是非ともエッセイにして投稿してみてはいかがでしょうか。
ポイントは大して入りませんけど、感想が貰えるととっても嬉しいのです。
だって自分の「好き」を素直に語ったエッセイですから、共感してもらえたら嬉しいでしょう?
それに、自分の「好き」を語るエッセイは書くハードルがとても低く、炎上しにくいのです。
自分自身の気持ちを整理できるので、とってもおススメです。
さぁ、自分の「好き」を思いっきり語りましょう!
っていう、エッセイなはずないですよね(苦笑
タイトル読んで下さいよ、タイトル。
自分自身の「好き」を思いっきり語っても、誰にも迷惑が掛からず楽しくて嬉しい気持ちばっかりが増えて行くのだと思っていました。
でも……実は違うんですねぇ。
自分の「好き」が誰かにとっての「嫌い」かもしれない。
最近、そんな風に思うようになりました。
え? そんなことある⁉
そう思われる方も多いかもしれませんね。
確かに、ある程度の受け入れやすい趣味や嗜好なら、受け入れてもらえるかもです。
でも……自分の好みが割とマイノリティーだったら、どうなるか。
いえ、マイノリティーな人たちの価値観を否定するつもりはないのです。
でもやっぱり受け入れがたい価値観は存在していて、その属性を自分が持っているとなると、やっぱり悩むんですよねぇ
正直に言うと、たらこは割と酷い趣味を持っています。
人が苦しんだり悩んだりするお話を考えるのが好きなんですね。
誤解しないで頂きたいのですが、別に他人に意地悪したり、おとしめたりするのが好きなわけじゃないんですよ。
ただ……創作の世界において、自分が作品を執筆するとなると、どうしても「キャラクターの苦痛」を求めてしまうのです。
キャラクターを苦しめる目的でお話を書くことはまずありませんが。
ストーリーを構築するにあたって、そういうシーンが多くなっちゃうんですよ。
問題はどこまでキャラを追い詰めるか、苦しめるか、なんですが。
その度合いにちょっと悩んでいたりします。
やりすぎもよくない。
分かってるんです。
わかってるんです。
でも、やりすぎちゃうんです。
最近考えている話で、どうしても度が過ぎてしまうと言うか、読んだ人がドン引きしちゃうだろうなって感じの展開がいくつもありましてね。
さすがにこれはどうなのと自分でも思って。
ちょくちょく修正しつつ方向性を変えて見たりとか、いろいろと考えていました。
別に自分の作品なんだから好きに書けばいいじゃんって思われるかもしれません。
でも……やっぱり沢山の人に読んで欲しいというか、読者さんに楽しんでもらいたいというか。
欲が出てしまうんですね。
加えて、たらこの周りにはほのぼのまったりな作品を好む人が多くて、自分が書いた作品が周りの人を不快にしてしまうのではとか、そういう不安もあります。
で……連載とかもですね。
割とショッキングなシーンが多いというか、このまま投稿して大丈夫なのかなって。
ギャグシーンとかできるだけ多くして、あまり暗くならないようにと心掛けているのですが……読み返してみるとどうしてもシリアス成分が強くなりすぎていて……。
とまぁ、悩みに悩んでいるわけですが。
もういいかなって。
悩むことは確かに大切なんですよ。
でもねぇ……悩むことから書くこと、投稿することにシフトしていかないと、いつまでたってもこのままなのかなって。
不安に思い始めました。
「好き」の気持ちを捨ててまで、書く意味はあるのか。
自分の「好き」が誰かを傷つけたり、不快にしたり、苦しめてしまったどうしようか。
悩みの種は尽きません。
でも……立ち止まっていたら何も変わらない。
先が見えない道を進み続けるしかないのです。
失望されてもいい。
失敗してもいい。
なんならこのまま消えちゃってもいい。
たらこくちびる毛としての自分が消えるのは「好き」を好きなだけやりつくしてからですけどね。
あなたは自分の「好き」ときちんと向き合えていますか?
なんらかの理由で「好き」から離れてしまっていませんか?
どうしたら「好き」の気持ちと向き合えるのか。
たまには自分自身とじっくり相談してみるといいかもしれませんね。