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里沙子と宏樹  作者: 神姫
2/5

部活帰り

やっと終わった…。終わった終わった…。


「ふぁ〜。やっと終わった。」


宏樹があくびをしながら言う。


「そうやね〜。」


「さて、部活行くか〜。」


「そうやね〜。」


「じゃあ、猪上さん、一緒に行こうか〜。」


「あぁ、あたしは音楽部〜。」


「あ、そっか〜。って変わってたっけ〜?」


「うん〜。宏樹気づくの遅い〜。」


「わりぃ、俺は無神経やけん〜。」


だらしない会話を続けていると、あたしのクラスの担任が来た。


「あれぇ、猪上さんと…。小川君?部活行かないの?」


「ああ、今行こうとしてたところです。」


「よっしゃ、行くか。」


「そうやね。」



そして、あたしと宏樹はお互いの部活に行った。

あたしは、元々は宏樹と同じバスケ部だったが、嫌がらせが原因で、

音楽部に移ったわけである。


聡美もちなみにいっしょだ。


「あ、聡美先に来てたの。」


「あ、うん。猪上さん小川君と話してたから。」


「あ、ごめんねぇ。」


「ううん。いいよ。」


音楽部は、楽器で演奏したり、合唱したりするのである。

グループもあり、あたしは、

山野上聡美、時風希美、沢田美野里、沢田紗憲(さのり)の5人のグループである。


(関係ない話。ちなみに、この5人も全員B型。)


「ねぇ、曲練習しよ。」


「よっし、やろーう!」


さすがにノリが良い。



「ふぅ、部活もやっと終わった。」


「今日はなんか疲れたねぇ。」


「うん、いつものことだよ。」


部活が終わって、帰ろうとしたとき、3組の教室に、明かりがついていた。

時風希美は、テニス部の友達を待つと言うことで、4組の教室で、勉強している。


3組の教室には、宏樹がいた。


「あれ、宏樹何してんの?」


「あ、忘れ物。」


「ふーん。気をつけなよ。」


「うん、あ、あった、じゃ、バイバイ。」


どうやら急いでいたようだ。


さて、あたしも帰るか。聡美と一緒に。


「聡美、帰ろう!」

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