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第十六話 大運動会編 伍・ゴーレムVSバーサーカー

書き上げ→即投稿の流れなのでもしかしたら後日校正が入るやもしれません。


余談なのですが、短編のモトをいくつか作成中です。

地球滅亡物とホラー物、皆さんはどっちが好きですか?

あ、どっちも好きじゃないですか、そうですか。

 その者は無双を目指していた。

 子供の頃には誰しもが憧れそして捨ていく夢を、いつまでも持ち続けていた。

 どうすれば頂点に立てるのか。

 その者は一日中考え続けてあることを閃いた。


『あっ! 他の奴を片っ端からぶっ飛ばして最後まで立っていられればオレが最強じゃね!?』


 まるで名案でも思いついたかのようにはしゃぎ回って実行に移した。



 もう皆まで言うまい。

 その者は馬鹿なのであった。




※※――――※――――※※




「一人でこの人数に襲いかかってくるたぁ、とんだ……ふげっ!」


 僕を囲むように展開しようとしていた人たちの中から、一歩前に出てきてこちらに話しかけてきていた人の顔を踏みつけて――――


…すみませんが、そんな露骨な時間稼ぎにはつきあえませんよ?


 跳びました。全身のバネを使って飛距離と高さを生み出すと、そのまま完成されそうだった包囲網から脱出します。


『……は?』


 ぽかんとした表情でこちら見ている方々に笑いかけると、今度はこちらから固まっている方々の元に向かいます。


…覚悟は出来ていますか?


 一歩。踏み出しながら、そう聞きます。

 何割かの方が、身体をビクつかせます。


…僕の大切な友人に手を出したんですから。


 一歩。更に踏み出しながら、両手に持った長めの『縄』を蠢かします。

 何割かの方が顔を引きつらせます。


…それと、他の方を相手にしている間に復活されても困りますから、ちょっと痛くしますよ。


 一歩。更に更に踏み出しながら、笑みを深くします。

 何割かの方がじりりと後退します。



 いい兆候ですね……。

 対峙している方々の様子を見ながら、内心ほくそ笑んでいました。


 多対一において、最も危険視しなければならないことは、多方面を囲まれることです。

 どれだけ優れた反射神経を持っていても、多方向からの攻撃に反応することは難しいのです。

 ですから、このように出来るだけプレッシャーを与えて怖じ気付かせることが出来たならしめたものです。

 そのために、最初に相手をした方々にはちょっと派手に散ってもらったわけなのです。まぁ多分に八つ当たり的な要素を含んでいたのは否定できないわけですが。


「ふ、ふざけんなぁッ!」


 そんな思考に身を沈めていると、先程顔面を踏みつけて沈黙していただいた方が、顔を真っ赤にして跳ね起きると叫び声をあげました。

 その姿を横目で確認しつつ、軽くため息を吐きます。


…気絶したと思いましたが、意外と頑丈なんですね。


 目を細めながらそう言ってみると、その方の額に青筋が出ます。

 挑発しやすいなぁ、と内心ニヤニヤしながらトドメの言葉を吐き出します。


…気絶していれば、これ以上痛い目を見なくてすんだのに、残念でしたね。

「〜〜っ!!」


 努めていやらしい笑顔を浮かべるようにしながらそう語りかけると、もう言葉もないといった様子で身体を戦かせ、こちらに駆けだしてきました。

 いやはや、最近は琴音さんや奏さんなど、僕よりも一枚も二枚も上手の人とばかりいたので、これくらいまっすぐでわかりやすい人には好感すら抱いてしまいます。

 まぁ、それはそれとして、しっかりと戦闘不能になっていただくのですが。

 鉄パイプを振り上げ無造作に走り寄ってくるその人に極限まで脱力していた腕から『縄』を連続して打ち出しました。



 僕が持っているのは、一見、攻撃手段になりえないただの縄です。

 本来は、米俵を縛ったり、草むしりでいっぱいになった麻袋をまとめて縛ったりと、そういった使い方をするものですしね。

 ですが、『角度』と『タイミング』、この条件が揃った時、ただの縄は凶悪な武器になりえるのです。

 イメージとしては、水でひたひたになったタオルでしょうか。あれって勢いをつけて叩きつけると、中々に痛いですよね? それを縄でやるのです。

 質量はそこそこあるので、僕のような未熟者がやっても鞭のように十分な武器になるのです。

 ちなみに義母さんや竜也さんが酔った戯れで同じようなことをやっていましたが、乾いたタオルで厚い木の板をぶち破っていました。義父さんの引きつった顔が印象的でしたね。



 一応、それなりに手加減はしていたので、その人は鉄パイプをとり落としてノックアウトしただけ済みました。骨折はしていない……はずです。


 改めて周りを見やります。それに合わせてざざっと他の人たちが数歩下がりました。

 僕とその人たちの間には十人ほどがダウンしています。たぶん、この騒動中には目を覚まさないでしょう。

 四十人ほどの集団が固まっている先、クイナさんが捕まっている建物(ここに来る前に一人捕まえて尋問しました)が見えます。

 とりあえず、僕の役目はこの人たちの目を出来るだけ僕に向けさせることですから、このまましばらくこの方々の相手をしていればいいでしょう。


 そんな、甘えにも似た考えは次の瞬間には霧散していました。


 ――轟音。


 あまりに予想外に。あまりに唐突に。

 目的の建物から煙が立ち上ると同時に、爆音が辺りに響きました。

 次いで、猛獣のように荒々しく、剥き出しの敵意が全身を襲いました。

 身体中の毛穴が開きそうなほど強烈なそれに、反射的に身を震わせます。


「今の音…………、御堂さんか!」

「ちっ、他にもいたのか!?」

「御堂さんの応援に何人か行け!」


 正面にいる方々が若干の落ち着きを取り戻しながら二手にわかれようとしたところで僕が待ったをかけます。


…僕が、それを許すとでも?

『……うっ』


 効果は抜群でした。

 目に見えて集団の動きが鈍りました。

 それでも、後退あとじさりをして建物の方へ向かおうとした人に、一気に近寄ると膝を水月に入れて、沈黙させます。

 倒れるその人をそのままに、人混みを一気に駆け抜けると、今度は僕が建物を背にしました。


…すいませんが、事態が変わりました。


 そう言って両手に持っていた縄を手放し、空いた右手を前に出しながら半身の姿勢をとります。

 そんな僕の様子を見て、目の前の集団がにわかにざわつきはじめます。


「…………! 何だか知らねーが武器を手放しやがったぞ」

「……舐っめんじゃねぇ!!」


 顔を赤くしながら、五人がこちらに走り寄ってきます。

 トゲトゲとした形のメリケンをつけた人が二人、角材や鉄パイプなど長めの得物を持っている人が三人。


…いえいえ、舐めてなどいませんよ。

「じゃあ何で武器を捨て……」


 先陣を切っていたメリケンをつけた人を、最後まで喋らせずに正面から叩き潰します。

 ぎょっとしたように動きを止めた四人にも、問答無用で躍りかかりました。


 徒手空拳で戦う僕が、今回の戦いで武器を使用していたのには二つほど理由がありました。

 一つ目は出来るだけ派手に戦って集団の目をこちらに引き付けるためです。あのようなもので戦うことは普通の人にとってあまり馴染みがないことですから、目を引く効果は十分にあると踏んでいました。

 二つ目は手加減をするためです。この人数相手にもしガチンコで当たったならば、つい本気を出してしまう可能性があります。そうなると全治数週間とかでは済まない怪我を負わせてしまう可能性がありましたから、出来るだけからめ手からめ手で戦っていました。僕の役目はあくまで『時間稼ぎ』ですからね。

 ですが、状況が変わりました。

 あの爆音から、何らかのイレギュラーが起こったことは明白であり、それにその場にいた『彼女たち』が巻き込まれている可能性は高いのです。

 今すぐにその現場に向かいたい衝動に駆られますが、目の前の集団を放っておけば高確率で建物内での乱戦に発展するでしょう。そうなればクイナさんの奪還と護衛は非常に困難になります。

 今の僕に出来ることは、一刻も早くこの場を収拾し、後顧の憂いを絶った状況で応援に向かうことです。

 ですから、僕はこんなところで遊んでいられないのです。



「……足でパイプをッ!?」


 振り下ろされる鉄パイプを足の裏で受け止め、そのまま前蹴りでその人の意識を奪いさり、左手側でぽかんとしていた人の足を一気に刈って転倒させます。

 続く攻撃が来ないのを確認し、少しだけ後ろに振り向きます。



 頑張ってくださいね、茜さん……。




※※――――――※※




 出来るだけ気配を殺して、風を切るのではなく、風と同化するようにして進む。

 迅速に、敏速に。それでも決して他人に気取られないスピードで私は廃工内を走っていた。


「……あと少し」


 雄たけびや断末魔が広がっている広場を大きく迂回しながら進んだためにかなり時間がかかったけど、それでもあと少しというところまでやってきた。

 目的の場所――――クイナちゃんがいるらしい建物の裏口はすぐそこだ。



 橘さんが口にした作戦は驚くべきものだった。

 自分が囮になって敵の目を引き付けるから、その間に私がクイナちゃんを助けて脱出する、というものだ。

 さすがに危ない、そう言って止めようとした時には、既に橘さんはどこからか連行してきた不良の尋問を始めていた。

 某段ボール愛好家並の手際の良さに呆気にとられていると、橘さんは首に当て身を入れて連れてきた不良を気絶させてしまった。

 橘さんは聞き出した内容を私に手短に話すと、お願いしますと一言残して走って行ってしまった。


 止めた方が……。


 一瞬、そう思って口を開こうとしたが、踏みとどまった。

 話によれば、クイナちゃんは既に捕まってしまっているらしい。ならば固まって行動するのは、いざというとき不利になる。

 それがわかっているからこそ、橘さんは迷わずに行動に移ったのだ。さすが、と言わざるを得ない。あの一瞬で、状況の把握を済ませたのだ。

 出そうになった言葉を歯を食いしばって飲み込むと、クイナちゃんを救出するために私は踵を返した。



 裏口の扉に手をかける。

 ここに鍵がかかっていれば、多少のリスクを背負ってでも表側のドアから侵入しなければならない。

 目を細めながら手に力をかけると、少し重い手ごたえとともにゆっくり扉が開いた。


「僥倖、ですかね?」


 警戒しながら建物内に侵入するが、不良たちはどこにもいなかった。恐らく何人かは残ると思っていたが、橘さん、本気で不良全員を引きつけたらしい。

 辺りをざっと見回すと、予想以上に簡単に彼女が見つかった。


「……あ、ぁ、あ」


 ……っ!

 尋常でない様子で唸る彼女を見つけ、思わず息を飲んで駆け寄る。


「…………クイナちゃんっ!?」


 もしかして何をされたのか!?

 もし彼女に何かあったら、私は……



「足つったっす……」

「……」


 ……壮大に転んだ。人はこれほど綺麗に転べるのかと思うほど、勢いのままに転んだ。

 埃を盛大に巻き上げて倒れた私に気付いたのか、驚いたように大きな声をあげた。


「あ、茜さんっすかっ!? なんでこんなところに!?」

「……助けにきたんだけどね」


 何となくいたたまれない気持ちになったのを、埃まみれになったジャージを軽く叩いて誤魔化したあと、クイナちゃんの足を縛っている針金を外し始める。


「それは結構固く巻いて……」

「大丈夫、問題にならないよ」


 クイナちゃんの言う通り、針金はかなり固く巻いてあった上に、所々きつく結ばれていたが、それを無理矢理に解き、手に巻かれた針金も同じようにして外す。


「さぁ、足をつっちゃったみたいだけど立てる?」

「へ? あ、はい。大丈夫っすけど、どうやって針金とったんすか?」

「こう、『捻じ切り』ました」

「……ね、捻じ切る」


 左手でジェスチャーをして針金を解く過程を説明すると、何故だかわからないがクイナちゃんは思いっきり顔を引きつらせた。真君もたまに同じような表情をするのだけど、どうしてなのだろう?


 ……まぁ、そんなことは置いておこう。とにもかくにも、クイナちゃんを安全圏まで連れて行かなければならない。

 今も外からは破砕音や怒声は響いている。すぐにでも助けにいかないと……。


「……外で戦ってるのは、やっぱり橘さんっすか」

「うん。だから速く助けに行かないと」


 クイナちゃんの質問に首肯して手を引こうとしてから、ようやく気付いた。


「……よう、話しは終わりか?」



 この、獣のような殺気に。


「くははは、あんまり話しが長いんでな、出そびれちまった」

「……後ろからは襲わなかったんですね」


 振り返り、上を向く。

 剥き出しになった屋根の鉄骨の上には、改造学ランを来た不良がいた。


「あったりまえだ。お前らみたいな卑怯な真似、オレがするわけないだろ」


 両手の拳をぶつけて軽く笑うと、その不良はかなりの高さがある天井の鉄骨から飛び降りると、軽々と着地してみせた。

 存在感、身のこなし、そしてこの殺気。そのどれも外にいた不良のものとは異質だった。


「……卑怯な真似とは、いったい何ですか?」

「あぁ? この期に及んで何言ってやがる」


 クイナちゃんを後ろに庇いながら、その不良の言葉で引っかかった部分を訊いてみる。

 だがその質問は取りつく島もなく一蹴された。


「まぁ、そんなことはどうだっていい。重要なのはお前が強いかどうかだけ、だ!」

「……っ! クイナちゃん!」

「きゃっ!」


 少しの間怪訝な顔をしたと思ったら、次の瞬間にはその不良は突進をしてきていた。

 普通の攻撃ならば、余裕をもって逃げだせたと思う。だが、この不良の攻撃は普通のそれとは大きく異なっていた。予備動作が無い上に、尋常ではないほどにスピードが速いのだ。

 ほとんど反射的に後ろに庇っていたクイナちゃんを抱いて横っ跳びにそのショルダータックルを避ける。

 間一髪。

 ギリギリのところで攻撃を避けて、その不良の走っていった方を見やると、すでに反転してこちらに拳を打ち込もうとしていた。

 避けきれない。そう判断した瞬間に左手に抱えていたクイナちゃんを横に放り、右腕を顔を守るようにして構える。構えた瞬間、信じられないような衝撃が右腕を起点に全身を走り抜け、次いで身体が引っ張られるように後方に吹き飛ばされた。

 意識が飛びそうなほどの痛みを無視し、飛ばされた勢いのまま身体を反転させると宙に浮いたまま壁に着地――――全身のバネを使って壁を蹴り壊しながら跳ねる。


「うおっ!?」


 こちらの行動がよほど予想外だったのか、一瞬の隙が出来ていた不良に、態勢を変えて変則的な多段蹴りを放つ。右手に走る痛みのせいで私の方も一瞬だけ動きが鈍り、渾身の蹴撃はガードされる。

 だが、それでも威力は十分にあり、今度は不良を反対側の壁に叩きつけた。


「茜さん! だ、大丈夫なんすか!?」

「ん、とりあえずは大丈夫かな」


 受け身を取って出来るだけ衝撃を散らすと、起き上がって全身の状況を確認する。

 ところどころ、軽い痛みを感じるが動けないほどではない。

 ……のだが、右腕だけは別だった。骨には異常はないようだけど、痺れたように動かせない。回復までにはいくらか時間が掛かりそうだ。

 一撃でこの状態。正直予想外だった。


 ちょっとマズイかも……。



「…………く、くは、クハハハハハッ!!」


 大音量の笑い声が建物内を支配する。

 音源は言うまでもなく壁に寄りかかるあの不良だ。


「……さすがに、この程度じゃ終わりませんか」

「あ、茜さん……」

「先に逃げて、って言いたいところだけど、外も危ないよね……」

「そんなことより! 茜さんの方が危ないじゃないっすか!」

「……あはは、確かに」


 内心の焦りを悟られないようクイナちゃんを茶化しながら、前を向く。

 壁に叩きつけられた直後は膝をついていた不良は、すでに立ち上がってその顔を喜色に歪ませていた。


「オレとここまでやりあえる奴がいたなんてなぁ。しかも女! 大したもんだぜ」

「……それはどうも」

「……これだけ出来るのになぁんで卑怯な手をなんか使うかねぇ」


 顎に手を当て、ぶつぶつと何事か呟いていた不良が、まぁいいや、と投げやりに言ってこちらを向く。

 一時的に治まっていた、ざらざらとした強烈な殺気が再び発せられる。


「おう、お前。名前、なんていうんだ?」

「そう言うのはまず自分から名乗るものだと思います」

「お? あー、そうだな。オレは御堂昌みどうあきら、帝稜で番を張らせてもらってる」


 ……い、今時、番長とかってあるんだ。

 思わず頬を引きつらせてしまうが、今はそんな余計なことを意識している場合ではない。


「……私は立川茜といいます。『遠坂流』の師範代を務めさせていただいてます」

「遠坂流……? あぁ! あの街の外れにあるバケモンの巣窟か!」


 化け物って…………。いや、まぁ否定出来ないような人は確かにいるのだけど。


「しっかし、こいつは楽しみだ! ようやくマジで戦える!」

「出来れば戦いたくはないんですけどね……。クイナちゃん、下がってて」

「けど、」

「大丈夫! 私は負けないから」


 出来るだけ笑顔を作ってクイナちゃんを下がらせると、一つ息を吐く。



 手加減なしで戦うなんて何時ぶりだろう。

 手加減しては命が危ない戦いは何時ぶりだろう。


 出来るだけ肺をカラにした後、ゆっくりと空気を吸う。


 ……覚悟、完了。


「行きます」


 私は躊躇うことなくリミッターをカットした。

「ああー、本格的に出番がない―」

ゴロゴロー

「ひまひまひまぁ〜!! 出番をよこせー」

ゴロゴロゴロ

「もうアレだよ、タイトル詐欺だよ? 私全然出てないじゃん!」

ゴロゴーロ


次回『大運動会編 六・ゴーレムVSバーサーカー R2』


…義姉さん、義姉さん。

「なぁにー? 私は今ごろごろするので忙しいの」

…もう次回予告はじまってますよ。

「え、嘘っ!?」


……お楽しみに。

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