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作者: 弾世飾也

人にはそれぞれ目の前に

渡るべき穴がありまして


穴の上には木の板が

橋の代わりにありまして


皆々木の上渡ります

しかし私は渡れません


皆々次々渡ります

しかし私は渡れません


皆々私に目をやります

それでも私は渡れません


先生私に声かけます

真面目にしっかり渡りましょう


皆々先生見ていません

私の板を見ていません


渡るためには不十分すぎる

ボロボロであるその板を


それでも大勢声かけます

真面目にしっかり渡りましょう


真面目にしっかり渡った私は

木が割れ穴に落ちてった

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― 新着の感想 ―
[一言] なんとなくわかる、それでいて具体的になにかとはいいにくい、たしかなことはこれが詩であるということ。メッセージではなく、詩的イメージを放っていることです。朔太郎でも中也でも、詩ってそんな感じ。…
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