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グラティア 〜少年は平穏を望む〜  作者: 玄雅 幻
ひとときのやすらぎと忍び寄るもの
49/132

049


 バークレーは、未だに信じられない気持ちで、ウィルを見ていた。

 サットドールの操り手。メリッサ嬢が能力を開花させてから周りにいた者は、メリッサ嬢の言いなりになるしかなかったのだ。その能力に恐れ怯えた国王ですら、強気に出ることは出来ない。

 だからこそ、メリッサ嬢の母親が生まれ育ったオズワルド公爵領へ引き渡された。この事実を知る者は、限りなく少ない。しかし、知っている者達の殆どが、メリッサ嬢の存在を憎々しく思い続けているはずだ。バークレーも、そんな人族の一人だった。


「ねえ、マーシャル。僕は家で話すって言ったよね? ここで話すつもり?」


 ウィルが訝しげにマーシャルに問い掛ける声で、バークレーは現実へ引き戻される。先程までと違いウィルは眉間にしわを寄せていた。


「ええ。支障はありません。話さなければ、バークレーも納得できないでしょうからね。それに、ギルド職員には守秘義務というものがあるのですよ」

「ねえ。それ、本気で言ってる?」

「はい。それに、私はバークレーの弱みなら幾らでも握っていますから」


 場所を言っているのか、バークレーを警戒してか、ウィルは話そうとしない。マーシャルは、困ったようにバークレーへ視線を向ける。


「お前が警戒するのは充分理解できる。マーシャルの言う通り、ギルドには守秘義務があるから情報を渡すことはしない。約束しよう」

「……マーシャル」

「彼の言っていることは、本心ですよ」

「うん。本心なんだろうけど⋯⋯」


 マーシャルにスキルを使わせるウィルに、バークレーは再び目をしばたたかせることになった。ウィル自身も使えるスキルだが、マーシャルの方が精度は高い。


「あれ程、プライドの高いマーシャルが、子供の言葉に従う、だと?」

「バークレー、言葉に出ていますよ?」

「ハッ、しまった!」

「相変わらず、バークレーは抜けていますねえ」


 慌てて口を塞ぐ動作をするバークレーを、呆れ顔で一瞥するとマーシャルは言葉を続ける。そんな二人のやり取りをウィルは黙して聞いていた。


「それでサットドールとは、どう戦うつもりなのですか? 情けないことですが、ガイとハワードの持つ情報を合わせると、ノーザイト要塞砦騎士団の騎士でもサットドールには歯が立ちません。操り手を無力化ということは、ウィルが一人でも戦えるということなのですか?」

「⋯⋯サットドールには、特に対策しない。閉じ込めても意味ないし。だって、サットドールと戦うための対策は必要ないよね?」


 マーシャルは語られた内容に首を傾げる。ウィルの態度は硬化し、わざとなのか言葉が足りないように感じた。


「操り手との戦い、サットドールとの戦いを別々に考えているということですか? ハワードの話では、サットドール一体で、騎士十名と同等の力を持つということでしたが……」

「うん。サットドールには、その位の能力があると思うよ。昨日見たけど、攻撃に当たれば吹っ飛ばされるのが確定だろうね。逆に聞くけど、何で攻撃するのかな? 攻撃を仕掛けたら駄目だよね?」


 問い掛けに軽く答えるウィルに、バークレーは真っ青になってしまった。吹き飛ばされるとウィルは言うが、そんな生易しいものではないことを知っているからだ。


「あれはっ、吹き飛ばされるじゃ済まないんだ! それで、幾人もの近衛騎士が死亡しているんだぞ! どれだけの被害が出たと思ってる!」

「⋯⋯当たらなければ別に平気です。あれ、違う。平気なので支障はありません、かな?」

「この間も思ったが、敬語が苦手なら普通に話せ」

「ええと、はい。苦手です。……じゃあ、普通に話すよ」


 鮮血のワイバーンに対して使っていた言葉は、危なっかしくって見ている方が冷や冷やさせられた。真っ正直すぎるのだ。

 それは、何もバークレーに限っての事ではない。あの場に居合わせた職員や冒険者たちは、同じ気持ちでウィルの姿を見ていた。あの後、ウィルのことが冒険者ギルド内で話題になっているのだが、如何せん本人が姿を現さないことで、話も落ち着いてきている。

 ホッとしたように顔を緩ませるウィルに、余程苦手なのだろうと結論を出したバークレーだった。


「ならば、ウィルの言う対策は操り手ですか?」

「それも、ちょっと違うけど⋯⋯ね」


 マーシャルに向けていた視線をバークレーへ向けたウィルは、一息吐き出すとテーブルに置きっぱなしになっていたギルドカードを手にとって立ち上がった。


「ウィル?」

「ごめん、マーシャル。僕は先に帰るよ。この件、悪いけど今のバークレーさんに()()は、話す気になれない」

「なっ! どういう意味だっ」

「だって、バークレーさん凄く喜んでるでしょ? サットドールを倒せることが、そんなに嬉しい?」

「当たり前だ。やっと、やっと、あの化け物を倒せるんだぞ! やっと、あの女が⋯⋯あ、否。違う、違うんだ」

「ふーん。化け物、ね」


 冷やかな視線を向けるウィルに気付いたバークレーは、ウィルの後を追うように立ち上がり、慌てて言葉を続けた。


「そう、そうだな。これ以上、ギルドマスターが、オズワルド公爵領に迷惑をかけることがあってはならなくてだな。あのギルドマスターは、散々、迷惑を掛けてきたんだ。だから――」

「バークレー、見苦しい言い訳は結構です。貴方は、メリッサ嬢をそのように思っていたのですか?」


 弁明を続けるバークレーの言葉を遮り、マーシャルが問いかける。重苦しい空気が漂う中、バークレーはドサリと音をたてて椅子へ座り込んだ。


「ああ、そうだよっ。思ってちゃ悪いって言うのかよ⋯⋯あの女の所為で、どれだけの近衛騎士が死んだっ。どれだけの兵士が殺されたっ。あの女を恨むなって方が間違ってるだろ!? 大体、あの側妃が産んだ父親が誰かも分からない不義の子の従者をやらされ続けた俺の気持ちが解るか? 近衛騎士だった俺が、あの化け物の所為で二十年近く辺境に追いやられていたんだぞ!?」

「十九年前、王城で起きた事件のことですか。ええ、まだ子供の頃でしたが私も王都に住んでいたので知っています。確か、魔力暴走を起こしたとか」

「アレは、絶対に魔力暴走なんかじゃねえっ。俺達を騎士を兵士を狙ったように動き回ったんだ」

「ありえません。メリッサ嬢は当時十歳ですよ? どうやってサットドールを操ると言うのですか」

「だから、あの女は化け物だって言ってるだろうがっ!」


 唾を飛ばす勢いでマーシャルに食って掛かるバークレーの姿に、ウィルは長溜息を吐く。


「⋯⋯(側妃様、不義の子⋯⋯化け物、ね。王城⋯⋯サットドールの姿は、メイド服っぽかった。ノームは王都にいた大精霊だったのかな? 大精霊が自分から攻撃するって、それだけの()()があったってこと? ノームが隷属させられてるのは間違いないけど、十歳でそんなことが出来るのかなぁ⋯⋯。もしかして、前提が違うとか? ノームが自ら隷属を望んだとしたら? それなら⋯⋯出来るかもしれない)」


 苛々した様子を隠さなくなってきたマーシャルと怒鳴り散らかしているバークレーを無視して、ウィルはテーブルの前に立つと龍刃連接剣を具現させる。


『光の守護 結界領域』

魔力(マジック)遮断(インターセプション)

盗聴防止(アンチバギング)

遮断(インターセプション)


 誰も入れない、誰も聞き耳をたてられない。そんな場所を作り出したウィルは、魔力制御装置である耳飾りを一つ外してみせる。驚きと魔力の圧で動きを止めた二人にニッコリと笑顔を見せ、再び耳飾りを嵌めた。魔力遮断で外にウィルの魔力を漏らさないようにして、聞き耳も許さない。そんな空間を作り上げた。


「もうね、面倒くさい。信用とか取っ払って、簡単にする。今後、僕自身のこと、僕が話すこと、僕がやろうとしていることの全てを、絶対誰にも話さないって、誓約を結んで」

「誓約⋯⋯だと?」

「そう。オズワルド公爵領には、とある古代神の大神殿が存在してた。今は、魔境に呑まれて崩壊してるけど、充分に効力は発揮する。だから、その古代神に僕が今言ったことを誓って。そうしたら、僕も色々と話す」


 左右からゴクリと生唾を飲み込む音が聞こえる。ウィルは、笑顔のまま二人を見つめ続けた。魔力の圧をまともに受けたバークレーとマーシャルの顔色は青褪めている。


「⋯⋯お前は、一体何者なんだ」

「バークレーさん流で言えば、僕は化け物の一人なんだろうね?」

「化け物などではありません! オーウェンも言っていたでしょうっ」

「否定してくれて、ありがとう。でもね、マーシャル。僕は()()()()って言ったよね?」


 ウィルは、冷めた目をマーシャルへ向ける。どういう事情があるとしても、ウィルは、マーシャルがメリッサ嬢と呼んだサットドールを操る人と大精霊を助けたいと考えている。


 メリッサ嬢はノームを助けたいと望んでいた。何かしらの理由がなければ大精霊が自ら隷属することはない。恐らく、大精霊が彼女を助けたいと望んだから()()()()()()に隷属したのが正解なのだ。


 王城で不義の子と呼ばれていたらしいメリッサ嬢。十歳ということを考えれば、まともな生活が出来ていたんだろうかと疑問も浮かんでくる。ガイはいい噂がないと言った。そういう、裏事情まで話を聞いてから対応しようと考えていたからこそ、マーシャルには家で話すと言ったのだ。


「すみません。それでも、早く解決しなければ――」

「街が危険にさらされるかもしれない? だから、僕の口から解決できそうなを聞けたから、利用しようとした?」

「それは⋯⋯」

「僕を利用するなと言うつもりはないよ。僕もマーシャル達に助けてもらってる。相互利用ってことだよね。それに、冒険者になれば、そういう利害関係もあるだろうし。だけど、ちゃんと相談してからにしてよ。一昨日、ハワードとも話してたでしょ?」

「っ! 聞いて⋯⋯いたのですか」

「魔力の練り方が足りないと、同じ術を使う者は聞こえるね。僕の場合、同じ遮断スキルでも五種類使えるから、多分それのせいも大きいけど」


 聞こうと思って聞いたわけじゃないよ、と言葉を付け加えてウィルは視線をバークレーへ向けた。


「それで、バークレーさんは、どうするの?」

「⋯⋯わ、わかった。おま――」

「効力がくなるから、ちゃんと名前を呼んで」

「ウ、ウィリアムのこと、これから話すことも、やろうとしていることも誰にも話さない」

「あ、手紙とかに書くのも駄目」

「わかった。全て、誓う」


 バークレーが誓うと答えた瞬間、バークレーを囲むように四層の陣が重なり合う。そうして、陣が回転し始めると徐々に陣が小さくなり、バークレーに吸い込まれるようにして消えていった。ウィルは、その陣を見て、神界に帰っても見守っていてくれたのだと温かな気持ちになり、感謝を込めて祈りを捧げた。






「それでは、先程の話に戻りましょう。操り手でもサットドールでもなければ、何に対処するのですか?」


 ウィルが結界領域を解除し、龍刃連接剣を収納へしまうと早速マーシャルが問いかけてくる。バークレーは、放心したような状態で二人の姿を見ていた。


「その前に聞きたいことがあるんだけど」

「聞きたいことですか?」

「うん。二人ともサットドールの話はするけど、どうして、そのメリッサさんという女性の話は、どうしてしないの? バークレーさんが言ってた側妃が産んだ不義の子って、どういうこと?」

「それは⋯⋯」


 マーシャルは、先日ハワードとアレクサンドラから聞かさた話を、バークレーは王城での出来事をウィルに語るが、ウィルはマーシャルたちと違う反応を見せた。ごっそりと表情が抜け落ちたようになったのだ。


「二人して、なんで気付かないの? その話の前提がおかしいんだよ。ねえ、マーシャル。側妃様が不義を起こして、直ぐに投獄されたって言ったよね? その時、メリッサさんって何歳? きっと、まだ乳児か幼児だよね? 誰がメリッサさんの面倒を見たの? メリッサさんは、不義の子って言われて、お城では蔑まされてたんだよね? 不義の子だったら、幼い子でも放置されて構わないって? バークレーさんは、近衛騎士だったのに、城の中で一度もメリッサさん見たことないって、どうして不思議に思わなかったの? 両親がいない状態で、何処で生活してたの? どうやってご飯食べてたの? どうして、そんなことにも気付けないの? それとも、そんな扱いが当たり前だっていうの? ほんと、人として有り得ないんだけど」


 ウィルに言われるまで、メリッサが王城でどうやって生活していたのか二人とも考えもしなかったのだろう。そん二人を見て、ウィルは「よくメリッサさん生きてたよね」と溜め息を吐いた。


「人族で精霊と契約する人が少ないから知られていないのかもしれないけど、僕の知ってる精霊との契約のやり方は魔術陣が必要になる。そのままだと友達の精霊の力を正しく使えないから、契約するんだ。でも、十歳で誰も頼れる人がいないんじゃ契約できないよね? それで、隷属の話になるんだけど、普通なら隷属は契約より難しい遣り方になるんだよ」

「どういうことですか?」

「精霊を隷属させるには、三つの工程が必要なんだ。一つ目が精霊と戦って使役したい精霊を屈服させること。二つ目が精霊の真名を聞き出すこと。3つ目が真名を使って精霊を縛り付けること。まず、メリッサさんの状況だと、一つ目で失敗する。純粋な魔力の塊である大精霊に十歳の子供が戦って勝てると思う? 大精霊が戦えば、王城ぐらい簡単に吹き飛ぶのに?」

「⋯⋯無理、でしょうね」


 ハワードからは、隷属した精霊は真名を奪われるという話だけを聞いていたマーシャルは、その過程を知らなかった。恐らくハワードも、サットドールが現れたのが十九年前の話だった所為で、その過程まで思い至らなかったのだろう。


 マーシャルがふと視線を上げるとバークレーが顔を赤くしてワナワナと震えている姿が目に映る。その姿をウィルは無機質な目で見ていた。たった数十分。その間でウィルのバークレーに対する信用は崩れ去ったのかもしれない。


「バークレーさん、どうかしたの?」

「あ、あの女が、あの化け物が、きっと何かやったんだっ!」

「どうやって? 僕も大精霊には勝てる気がしないのに? 大精霊の精霊力は、さっきの僕の魔力よりずっと大きいものだよ。メリッサさんが隷属させたんじゃない。大精霊が自ら望んで隷属してる」

「⋯⋯そ、そんなことあるわけがないっ! きっとあの女がっ!」

「さっきから、あの女あの女って、メリッサさんのこと随分と蔑んでるよね? それとも下にいて貰わないと不都合でもあるの?」

「そ、それは、あの女が側妃は前国王陛下を裏切った証だからだ! そんな女に大精霊が自ら隷属するはず――」

「あるから言ってるんだよ。精霊が自らを差し出しても守りたいと思う者⋯⋯メリッサさんは大精霊の愛し子だったはずだから」

「愛し子⋯⋯そんな…⋯そんなこと、あるわけが」


 ウィルが説明をしても、バークレーは否定しようとする。いい加減うんざりした顔でバークレーに言い放つと、がっくりと肩を落としブツブツと何かを呟いている。そんなバークレーを放置して、ウィルは昨日の出来事をマーシャルに話した。


「隷属してる大精霊はノームだよ。ただ、僕が会ったサットドールはメリッサさんの魔力で作られたもので、大精霊の精霊力を殆ど使ってない。メリッサさんは僕に大精霊のノームを助けてほしいと願った。ということは、大精霊に何かあったんだと思う」

「それで、どうやって対応をするのですか?」

「どうするって、メリッサさんから大精霊を解放するだけ。そしたら、メリッサさんを無力化できるし、大精霊のノームも自由になれるでしょ?」


 ウィルは随分と簡単な事をするように話した。


「ハワードは真名を奪われ縛られていると話していましたが……」

「うーん。実際、どうなんだろうね? 大精霊が自分から隷属したなら、メリッサさんは名前を知らない可能性が高いと思うよ。でも、サラマンダーがいるから関係ないし」

「私達にも分かり易いように、説明してもらえませんか」


 単発的に話すウィルに、マーシャルは溜息を漏らす。サラマンダーの話は、以前に聞いている。だが、サラマンダーがいることが、今回の件にどう繋がるのか理解できないのだ。


「大精霊の精霊力が弱ってるっていう前提の話になるけど、メリッサさんは『タスケテ』って僕に語り掛けてきた。そのための魔力を持っている僕に助けを求めてきたはず。だからサラマンダーにお願いして、大精霊に僕の魔力を送ってもらう。魔力を吸収した大精霊は、精霊力が回復して戒めが解ける。そうしたら解放されるってことだよ」


 ウィルの言うことは理解できたが、今度は別な問題を生み出すのではないかとマーシャルは危惧してしまう。精霊力を回復するということは、サットドールも強力になってしまうのではないかということだ。


「貴方が送る魔力をサットドールに使われてしまったらどうするのですか?」

「それこそ心配する意味ある? メリッサさんに他害の意志は無いと思うけど。なんでメリッサさんを悪者にしたがるのかな。それに、大精霊を一気に回復すれば、そんなこと考える必要ないから」

「貴方の魔力が枯渇することはありませんよね?」

「それも無いよ」


 ウィルより先にバークレーの方が驚いた顔をする。その様子にウィルはフードを外し、耳元の飾りに触れた。


「サラマンダーに手伝ってもらう時は、これを一個外すから」

「それは……」

「魔力制御装置。さっき、外してみせたでょ。僕の魔力は多いから、コレを着けていないと制御が難しくなる。外してしまうと細かいコントロールが難しくなるから大変なんだけど、魔力を与えるだけなら、外した方が一気に渡せるし、サラマンダーも喜ぶからね」


 長い髪で隠されているが、三つの飾りがバークレーの位置からも見える。貴重なマジックアイテムを三つも使用して抑えなければならない魔力をウィルが持っていると知って目を丸くした。そして、何よりも二人の話の内容に驚愕していた。


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