設定資料集(2018年3月15日更新)
本項は、各トライブの特徴と、ガーディアン達の人物としての設定資料集です。ガーディアンによっては、他のトライブのガーディアンとの意外な関係があったりと、誕生秘話などが書かれており、物語をより楽しく感じていただけたら幸いです。
まあ、某ヴァンガのユニット設定みたいなものですね。分かりやすく言えば。
こちらも随時更新されます。
【世界設定】
【ドラグニティ・ファンタジア】
┗ガーディアン達が暮らす、私達の世界とは異なる進化を遂げた遠い彼方の世界。多種多様な種族が独自の生態系を守ることでバランスを保っている。
【ユナイテッド・サーティーン】
┗ドラグニティ・ファンタジアが誕生し、最初の生命体である“四聖獣”から生み出された13のトライブ。別名“原初の種族”。現在のドラグニティ・ファンタジアに存在する数々のトライブ達は、このユナイテッド・サーティーンが分化あるいは統合を繰り返したことで誕生したとされている。当初はドラグニティ・ファンタジアの守護者として活動し、それぞれがそれぞれの正義を掲げていた。しかし、この内の第13の種族“マガツトライブ”が「今のドラグニティ・ファンタジアには無駄なトライブが多すぎる。次代を担うトライブは、我々が選定する」と宣言し、破壊神を生み出した。これにより、原初の種族を含めた多くの種族がドラグニティ・ファンタジアの歴史から姿を消すことになった。現在、生存が確認されている原初の種族は以下の通りである。
・第1の種族【エヴォルトライブ】
・第5の種族【シンクロトライブ】
・第6の種族【エンジェリックトライブ】
・第7の種族【レスキュートライブ】
・第10の種族【ドラゴニックトライブ】
【破壊神事変】
┗マガツトライブの企みによって生み出された破壊神が引き起こしたドラグニティ・ファンタジア史上最悪の災害。数々のトライブを破壊していく内に自我を得た破壊神はマガツトライブの管理下から離れ、四聖獣を基にして生み出した四凶獣を従えてドラグニティ・ファンタジア全体を蹂躙した。最終的にディヴァイントライブの上層部が決行した“生け贄”によって現世に甦った四聖獣の力で破壊神が封印されたことで事態は沈静化した。
【破壊神】
┗“守護”の力を秘めたガーディアンとは全く異なる“破壊”の力を持ったモノ。その力は強大であり、あらゆる種族の能力を無効化するなど、まさに神と呼ぶに相応しい凶悪さだ。一度、すべてのトライブに戦いを挑み、四凶獣を生み出してドラグニティ・ファンタジアを滅ぼしかけたが、四聖獣によって四凶獣共々封印された。原初の種族の1つであるマガツトライブによって生まれた存在。
【四凶獣】
┗ドラグニティ・ファンタジアを滅ぼすために、破壊神の手駒として生み出された4体の邪悪なる獣。その力は、糧とする種族の力を吸収すると言われている。名は、以下のように記載されている。モチーフは、中国の四凶だろうか。
・【四凶獣 ブラッディ・オルトロス】
・【四凶獣 ダークネス・キマイラ】
・【四凶獣 ナイトメア・バフォメット】
・【四凶獣 キラー・グリンブルスティ】
【四聖獣】
┗全トライブの力を結集させることで現世に復活した4体の聖なる獣。四凶獣とは対になる存在。破壊神を封印した後、姿を消してしまった。一切名を語らなかったため、名称は不明である。しかし、姿は青龍、朱雀、白虎、玄武と言い伝えられている。また、原初の種族を生み出した存在でもある。
【守護龍】
┗各トライブを守護する龍。破壊神との戦いでは、四凶獣らによって覚醒を妨げられたために戦いに参戦できなかった。その後、意識だけの存在としてドラグニティ・ファンタジアを見守っていたが、再び世界全体を覆い始めた強大な悪意によって、今度は目覚めを妨げられないように続々と覚醒した。戦いに備え、民に警告を投げ掛ける。
【覚醒龍】
┗守護龍が自らの体内にエネルギーを蓄積し、長い間沈黙することで体得した姿。覚醒された時に解放されるエネルギーは計り知れない。単体性能は、四凶獣にも匹敵すると言われている。
【次元龍】
┗別次元のドラグニティ・ファンタジアからやってきた守護龍の総称。この世界に渦巻く強大な悪意が、他の次元を歪ませているため、問題解決のためにこちらのトライブに手を貸している。
【アームドガーディアン】
┗歴戦の勇者が纏ったと言われている鎧が百年の時を経て魂を得た姿。自身が認めた宿主と合体することで、大いなる力を解放する。
【呪い】
┗【カオストライブ】にかけられた“カオス”の力であり、彼らの力の源。一体誰によってかけられた呪いなのか、誰も語ろうとしない。
【カオストライブ】
┗仲間同士の魂の絆は鋼よりも固いと言われているトライブ。元は、別のトライブの方針に否定の意を示した多数の離反者によって結成されたトライブ。各々のトライブが違うため、当初は明確な秩序が無く、まさに混沌だったという。しかし、彼らは突如【カオストライブ】という種族となった。その誕生の背景は謎に包まれている。確かなことは、彼らにかけられた呪いが関係しているということだけ。
・能力名【魂の継承】
【カオスシリーズ】
┗カオスの力を持つ戦士に与えられる名前。現在、カオストライブにこのシリーズ以外のシリーズカードは存在しない。仲間の能力を受け継ぎ、より強力なガーディアンとなる。
【カオス・巫女・ナイト】
┗元は、【アイドルトライブ】の所属。アイドル達による厳しい縦社会に耐えきれず離反し、カオスの洗礼を受けて【カオストライブ】の巫女騎士となった。実は義兄妹の契りを交わした義兄がおり、一時は行方不明であった。現在は義兄の【カオス・ナイト】と共に【カオストライブ】の軍勢を導く存在である。しかし、義兄と違って自身は前衛には出ず、後衛でのサポートをこなす。仲間を庇う彼女の能力は【アイドルトライブ】であった頃の名残だろうか。
〈私は祈り、信じます。私達の勝利を……あなたの力を〉
【カオス・チャージャー】
┗旧名は【補給部隊】。【カオストライブ】の理念に賛同した彼は【メタルトライブ】から離反し、【カオストライブ】となった。現在はカオスの戦士の力を倍増させるカオスエナジーを蓄えた大樽を抱え、仲間のために戦っている。彼の存在は、【カオストライブ】に新たな力を宿した。
〈エネルギーの補給は大丈夫かい? 腹が減っては戦はできぬぞ!〉
【守護龍 カオス・ドラゴン】
┗カオストライブを守護する龍。その存在は謎であり、どこからやってきたかも不明で、本当に守護龍であるのかも分からない。だが、カオストライブの民を大切に思っている心は本物である。故に、誰も詮索はしない。そこに明確な信頼があるのだから。
〈貴様らが我らの敵か。我らに牙を剥いた愚行……ただで済むと思うなよ……〉
【激情龍 カオス・ドラゴン・LIBERATION】
┗カオス・ドラゴンが激情化を起動したことで体得した姿。そのメカニズムの一切が不明であり、カオス・ドラゴン以外では使用できるモノはいない。しかし、後にエンシェントトライブの技術者によりそのメカニズムが解明され、使用者は徐々に増えつつある。瀕死の重傷を負った絶体絶命のピンチの時に発現する。その能力は一時的ではあるが、覚醒龍の戦闘能力を大きく上回る。
〈感じるがいい、我が怒りを。そしてひれ伏すがいい、我が力によって!!〉
【カオス・ナイト】
┗【ディヴァイントライブ】に所属していたが、ディヴァイントライブの“仲間を切り捨てる方針”に納得がいかず、離反した。その後、安住の地を求めてドラグニティ・ファンタジアを放浪していた際に、自身と同様にトライブを離反したネネと出会い、共に【カオストライブ】の洗礼を受けた。巫女ナイトとなったネネと、義理の兄妹の契りを交わす。かつて、唯一無二のライバルがいたらしい。
旧名は、【閃光騎士 ヒカリ】。
一時的だが戦線から離脱し、行方不明となっていた時期がある。
〈私の力は、かけがえのない仲間のためにある!!〉
【装着騎士 カオス・ナイト・ブレイヴ】
┗カオス・ナイトが伝説の勇気の鎧を身に纏った姿。【カオストライブ】を危険視するトライブからの襲撃を受けたカオス・ナイトは、勇気の鎧に問われた。
「我を身につけられるのは真の勇気を持つ者なり。汝に勇気はあるか?」
カオス・ナイトの答えはただ1つ、「否」である。
トライブの理念を変える勇気もなく、ただ離反して逃げ出した自分に勇気など無い、彼はそう言った。
しかし、鎧は言う。
「真の勇気とは、勇気を否定する勇気なり」と。
〈私はもう逃げない! この戦いを、この仲間達で、最後まで戦い抜く!!〉
【ディヴァイントライブ】
┗神聖なる光の力を身に宿した騎士達による種族。勝つためなら小さな犠牲もいとわない。犠牲にした数だけ力を得る。仲間同士の馴れ合いを好まず、自身の騎士道に従うのみ。破壊神の封印に大きく貢献しており、犠牲者の数も並外れている。勝利のためなら犠牲もいとわない派閥と命を粗末に扱ってはならない派閥による対立が近年起きている。
・能力名【蓄積と解放】
【ディヴァインシリーズ】
┗ディヴァイントライブの正統派なシリーズカード。手札をコストにした能力と攻撃成功時にドローする能力を持っている。
【閃光騎士シリーズ】
┗ジャンクゾーンのカードを回収し、LPを回復させる能力を持ったディヴァイントライブのシリーズカード。その性質上、他のシリーズカードの補助的な役割を担っている。
【ディヴァイン・ナイト】
┗【ディヴァイントライブ】に所属する騎士の中では最強を誇る。かつて、共に切磋琢磨した唯一無二の戦友がいたらしいが、その戦友は別のトライブにへと離反してしまったらしい。孤高の騎士が求めるのは、未だ果たされなかった戦友との対決のみ。
〈俺は願う。たとえどれほど仲間を犠牲にしようとも、俺は奴と戦いたい……〉
【閃光騎士 ヒカリ】
┗全ての仲間を救うことを第一の目的としたディヴァインの騎士。その行動理念に賛同する者も多いが、あまり風当たりは良くない。弱者は切り捨て、強者のみが生き残る――そんな思想にとりつかれた上層部が決行した破壊神封印によって多くの仲間を失い、自身の無力さを思い知った彼は、ディヴァイントライブを離反することになる。数年後、やがて彼は伝説の騎士と呼ばれ、その気高き魂は次の世代にへと受け継がれる。
〈共に戦ってきた仲間だ。見捨てることなどできない!!〉
【エンシェントトライブ】
┗古代の機械達によって構成されたトライブ。明確な意思は持たず、プログラムによる厳格な秩序を保っている。彼らがいつの時代に誰によって生み出されたのかは、一切が謎となっている。ドラグニティ・ファンタジアのあらゆるトライブを監視し、さらには表立っては行動せず、ただただ世界の行く末を記録しているという。その記録をどこかにへと送信しているようだが……
・能力名【超越した古の技術】
【エンシェントシリーズ】
┗エンシェントトライブのシリーズカード。デッキトップのカードを参照し、それが条件を満たすガーディアンカードならばノーコストで召喚できる能力を持つ。極めて強力な効果であるが、ギャンブル性が高く、他のトライブやシリーズカードによるサポートが無ければ安定した立ち回りができない。
【メタルトライブ】
┗鋼鉄製の身体を持った戦闘アンドロイド達によって結成されたトライブ。自らの障害となる因子は、全て排除するように本能に刻み込まれている。ドラグニティ・ファンタジアの一部地域の地殻変動が活性化しているらしく、その調査を主に行っている。
・能力名【覚醒する因子】
【補給シリーズ】
┗メタルトライブのシリーズカードの一種。フォースの消費を抑えた戦い方やサポートを主体としているのが特長である。
【補給部隊】
┗メタルトライブのエネルギー源であるメタリックエナジーを蓄積した大樽を常に携帯し、戦闘時にはエネルギーの補給に徹するサポート集団。最近、離反者が出たらしい。
〈エネルギーは必要かい? お安くしとくぜ?〉
【アンデッドトライブ】
┗【永遠の魔女】の禁術によって現世に甦ったアンデッドによって構成されている種族。仲間の魂を食さなければ身体を維持することができない。
・能力名【永遠なる魂の宴】
【不死シリーズ】
┗ジャンクゾーンのカードを参照、デッキのカードをジャンクゾーンに送る、ジャンクゾーンからの召喚などと言ったジャンクゾーンに関連する能力が特長である。
【スカルシリーズ】
┗自身がジャンクゾーンに送られたのをトリガーに、効果を発動させるシリーズカード。このシリーズにはカードを能動的にジャンクゾーンに送る方法が無いため、アンデッドシリーズと組み合わせると良いだろう。
【不死の王宮騎士】
┗元は【ディヴァイントライブ】の王族に仕えていた王宮騎士。戦いの中で命を落としたが、禁術によって現世に舞い戻った。アンデッド化しても尚、彼の中の王族に対する忠誠心は変わらない。
〈たとえ肉体が腐ろうとも、魂まで腐った覚えはない! 我が忠誠心は、永久に帝王と女王のモノである!!〉
【不死の女王騎士】
┗今から数十年前の【ディヴァイントライブ】の女王。女王でありながら騎士として夫である帝王と共に戦場を戦い抜いた。死後は禁術によって現世に復活。アンデッドトライブの民のために戦う。女王の中にあるのは、今も昔も平和を愛する心のみだ。
〈人を捨てても、誇りは捨てない。新たな民のために、また戦い続ける!!〉
【不死の帝王騎士】
┗数十年前の【ディヴァイントライブ】を統治していた帝王。全トライブの戦士と共に死力を尽くした破壊神との戦いの後、ジャック、クイーンと共に禁術によって現世に復活。アンデッドトライブの帝王騎士として、不死の軍団を率いて戦う。たとえ魔女によって歪められた運命であろうとも、彼はアンデッドトライブの民を守るために戦い続ける。
〈魔女には感謝している。私達はまだ戦えるのだから。民を守るために、今度こそ!!〉
【不死の災狂騎士】
┗魔女によって創造された傀儡。魔女の意に背いて行動する三騎士を制御するために生まれた。武器であるトリニティ・ソードは、三騎士の魂を食する事で解放され、最大の力を発揮する。彼は思う、我々はアンデッド、故に守るための戦いをすべきではない、と。
〈守るための戦い? そんなものに価値はない。貴様らは、俺の力を満たすためだけの媒体に過ぎないんだからなぁ!〉
【守護龍 アンデッド・ドラゴン】
┗【アンデッドトライブ】を守護する龍。元は破壊神との戦いで滅亡したトライブの守護龍であったが、魔女の秘術によって現世に蘇った。守護龍としての自我は無く、本能のままに戦う、まさに生きた屍と化している。
〈我は………戦う。なにかを、守るために……なにかを………〉
【次元龍 アンデッド・ドラゴン・EXTRA】
┗別次元のアンデッド・ドラゴン。破壊神復活の兆候が見られるこの時空の歪みが、別時空の世界をも歪ませようとしているらしい。このアンデッド・ドラゴンは、自我を保てている。
〈この世界に渦巻く強大な悪意……。なるほど、これが原因か〉
【インセクトトライブ】
┗奇怪な昆虫達によって統一されているトライブ。相手の動きを封じ、じわりじわりと追い込む戦い方を好む。彼らの領域に足を踏み入れてはならない。二度と帰ってこれなくなる。
・能力名【行動不能の恐怖】
【インセクトシリーズ】
┗インセクトトライブのシリーズカード。相手ターンに小ダメージをじわりじわりと与える能力を持っている。
【ワームシリーズ】
┗相手の裏向きのフォースの回復を1ターン封じることで相手の行動を制限する能力が最大の特長。
【ジェノサイドシリーズ】
┗複数枚の相手の裏向きのフォースの回復を1ターン封じ、尚且つ大ダメージを与える。このシリーズカードのダメージ効果は他のトライブの類似したダメージ効果と異なり、バトルフェイズを放棄しないので更なる追加攻撃で一気にゲームエンドを迎えることが可能。
【ジェノサイド・コッコローチ】
┗巨大なゴキブリ型のガーディアン。巨体である見た目とは裏腹に俊敏な動きと圧倒的な破壊力を持つ。特殊な粘膜によって敵の動きを封じる。【インセクト・ハーム】は、子分。
〈ゴキゴキ……キィキィ……(壊す……破壊だ……)〉
【ジュラシックトライブ】
┗獰猛な恐竜達による弱肉強食な環境によって支配された種族。勝つ負けるの世界ではない。喰うか喰われるか、だ。
・能力名【自然の摂理】
【ジュラシックシリーズ】
┗アシストガーディアンや手札をジャンクゾーンに送ることで相手に大ダメージを与えるシリーズカード。
【ザウルスシリーズ】
┗フォースを犠牲にすることで一度のバトルフェイズ中での連続攻撃や、ジュラシックシリーズを超える大ダメージを相手に与える能力を持つ。総じて、ハイリスクハイリターンである。
【ノドンシリーズ】
┗他のシリーズカードと違い、これと言った特長は存在しない。強いて言えば、特殊な効果ギミックを持たない故に安定した戦い方がてきる点だろうか。フォースの回復やLPを上げたりなどができる。
【レックスシリーズ】
┗自分のフォース・手札・アシストガーディアンを犠牲にすることで相手の場のカードを焼き払う能力に特化している。極めて強力な効果を持ったシリーズだが、サポート無しではむしろこちらがジリ貧になる恐れがある。
【ヴォルケーノ・レックス】
┗身体の中にマグマ機関を備えた恐竜。その力は全てを焼き尽くし、全てを破壊する。怒りの感情が、エネルギー源だ。
〈グワァァァ!!(燃えろ燃えろ、全て燃えてしまえぇぇぇ!!)〉
【ブリザードトライブ】
┗氷の力を宿したトライブ。その冷気は敵の動きを封じ、力を奪う。しかし独特の秩序を持っており、必要以上に他者を傷つけることを良しとしない。彼らの力は、牙を剥いた者だけに発揮される。
・能力名【絶対零度の凍結】
【ブリザードシリーズ】
┗相手のアシストガーディアンの召喚やカード効果の発動を封じる能力を持っている。
【アイシクルシリーズ】
┗相手の手札をデッキトップに置く能力が特長であり、ハンデスとドローロックを兼ね備えている。
【守護龍 ブリザード・ドラゴン】
┗【ブリザードトライブ】を守護する龍。【カオストライブ】の出現と共に姿を現し、【ブリザードトライブ】の民に言った。もうすぐ決戦が始まる、血で血を争う破壊神との戦いが……と。この言葉は一体、何を意味するのだろうか。
〈あの戦いを忘れてはならない。歴史は繰り返されるのだから……〉
【ブリザード・ジャイアント】
┗【ブリザードトライブ】に属する巨人。寡黙な性格で、物事には必要以上に干渉しない。しかし、一度仲間を傷つけられれば、氷の心は一瞬にして炎にへと変貌する。
〈貴様に言うことは、何もない……〉
【装着氷結 ブリザード・ジャイアント・アイシクル】
┗ブリザード・ジャイアントが、伝説の氷結の鎧を身に纏った姿。ブリザード・ドラゴンによって見せられた未来の映像……それは、破壊神によって仲間達が破壊される姿だった。寡黙な氷の戦士は燃え上がる闘志を胸に秘め、仲間を守るために戦い続ける。
〈私は戦わなければならない。多くの盟友たちと仲間のために、彼らを守るために!〉
【プラントトライブ】
┗意思を持った植物たちで構成された華やかなトライブ。しかし、中には食中植物などの獰猛なガーディアンもいる。治癒と破壊の二面性を持った種族だ。
・能力名【植物の再生】
【プラントシリーズ】
┗自分のガーディアンのLPを上げたり、相手のガーディアンのLPを奪う能力が主体である。能力を順調に発動させればどんな高火力であろうと、まず1キルされることはないだろう。
【守護龍 プラント・ドラゴン】
┗治癒と破壊という相反する2つの力を持った守護龍。清き誠実である者には聖なる癒しを、邪悪なる者には大いなる罰を与えるとされている。
〈祝福と憎悪……あなたはどちらを望む?〉
【アイドルトライブ】
┗可憐なアイドル達によって構成された種族。正確には【アイドル】以外に、【バックダンサー】、【プロデューサー】、【ライブアシスタント】、【試験教官】などの裏方の役職に就く者が多く、真の意味での【アイドル】はごく少数。歌姫達の輝きは、裏方によって支えられているのだ。厳格な縦社会によって支配されている。
・能力名【貴方のための晴れ舞台】
【アイドルシリーズ】
┗自分の手札・デッキからアシストガーディアンを自分フィールド上にノーコストで召喚する能力を持っている。しかしその分、アタックガーディアンのLPは総じて低く、アシストガーディアンからの補助に左右される。
【ダンサーシリーズ】
┗自身と同じ名前を持ったアシストガーディアンを手札・デッキから自分フィールド上にノーコストで召喚する能力や【ダンサー】と名の付くカードの枚数に応じて能力を底上げする特長を持つ。名称を指定する分、能力は総じて高い。しかしコンボ性が高く、コンボが決まらなかったり妨害されたりするとかなり弱体化するのが大きな欠点だ。
【スターアイドル キララ】
┗今現在大注目のアイドル。その人気は収まらず、他のトライブにもファンがいるほどだ。その輝かしい笑顔は、厳しい縦社会を生き抜いてきた証。実は【カオス・巫女・ナイト】とは同期の関係であり、互いに親友であった。巫女ナイトが離反した時、ライブ中だった彼女は、笑顔を浮かべながらも人知れず涙を流していた。
〈皆、応援ありがとう! これからも私、がんばりますから!!〉
【ミドルアイドル ネネ】
┗アイドルトライブに所属していた頃の巫女ナイト。この頃はキララと2人でユニットを組んでいたが、次第にキララの方が人気となり、ユニットは解散。スターアイドルとして順調にステップを登っていくキララと比べ、自身はいつまでも半端者。他のアイドル達からの虐めに耐えきれなくなった彼女は、地位も名誉も友情も全てを捨てて、ついにアイドルトライブを離反した。
〈これで良かった。これが彼女のためであり……なにより、私のためだもの〉
【エヴォルトライブ】
┗ドラグニティ・ファンタジアにおいて唯一の進化の力で自己強化する種族。常に進化し続け、破壊神ですら完全には破壊できなかったという。全てのトライブの大元であるため、多種多様な能力を持つ万能種族だ。四聖獣の力によって誕生した原初の種族の1つ。
・能力名【進化の契約】
【エヴォルシリーズ】
┗効果の発動に特定のマテリアルカードを要求するシリーズ。コンボ性が高く、いまいち安定性に欠けるが、サーチ手段は豊富なのでそこまで気にならないだろう。
【守護龍 エヴォル・ドラゴン】
┗破壊神の封印を何者かが解放しようとしていることに気づき、覚醒した。現在はエヴォルトライブの民と共に周辺の警護をしている。彼は、カオス・ドラゴンが何かしらの情報を持っているのではないかと考えている。
〈我々に過去は無い……。あるのは、無限の未来のみだ!〉
【ウィザードトライブ】
┗あらゆる物質・根元を生け贄とすることで、未知なる力“魔術”を駆使する種族。新米種族であるため、その行動は少々暴走気味だ。
【ヴァンパイアトライブ】
┗味方を犠牲にすることで自身を強化する吸血鬼の種族。その絶大なる力は、まさに百鬼夜行の頂点に君臨するにふさわしいと言えるだろう。
・能力名【血統吸収】
【ヴァンパイアシリーズ】
┗アシストガーディアンをジャンクゾーンに送ることでLPや能力値を上げる。アシストガーディアンを能動的に召喚する方法がやや乏しいため、他のシリーズと合わせて組むと良い。
【守護龍 ヴァンパイア・ドラゴン】
┗【ヴァンパイアトライブ】を守護する龍。他の守護龍とは異なり、自身のトライブに属する者を無差別に襲う。彼が守護するのはあくまでトライブであり、民ではないのだ。
〈生き血が足りない……。次は、お前の番だ!!〉
【覚醒龍 ヴァンパイア・RE:LORD】
┗ヴァンパイア・ドラゴンが長き沈黙を貫き“覚醒”した姿。あらゆるエネルギーを吸収し、放出するその一撃は、彼の眼に映る全てのモノを無に還す。
〈さあ、沈黙は破られた! 全て消え失せるがいい!!〉
【ミリオネアトライブ】
┗金に宿る魔力による洗脳術を操る種族。自らの手は決して汚さず、洗脳した者による同族同士の戦いを見て楽しむのを至高としており、あらゆるトライブから目の敵にされている。
・能力名【買収洗脳】
【ミリオネアシリーズ】
┗相手のアシストガーディアンを自身のアシストゾーンに召喚する能力を持っている。相手のコンボを崩す非常に強力な能力だが、この能力のために自身のアシストゾーンは空けなければならないため、デッキにはなるべくアシストガーディアンは投入できないことと、アシストガーディアンを使用しないデッキには無力と化してしまう。
【神速豪金 ミリオネア・ストロングクラン】
┗強者の放つ強き力のオーラをも自らの体内に取り込むことで誕生したミリオネアトライブの幹部戦闘員。常に相手のエネルギーを吸収しており、彼と対峙する場合は実力の半分も発揮できないという。弱っている相手をなぶり殺すその姿は、最早暴君と言えるだろう。
〈デュフフ。キミたちみたいな劣等種がボクちんに敵うわけないんだナー。デュフフフ!!〉
【ワールドトライブ】
┗ドラグニティ・ファンタジアや新たに生まれるあらゆる“世界”を管理する種族。全てのトライブの原初とも言うべき【エヴォルトライブ】の能力を色濃く受け継いでいるが、彼らとの相違点は、“個”の進化ではなく全ての“個”を含めた“世界”そのものを進化させる。エヴォルトライブの上位種族と言っても過言ではない。妖精達が主である【新界皇】と守護龍の下で平和を願って、今日も世界を飛び回っている。
・能力名【神界創造】
【ワールドシリーズ】
┗【剣士シリーズ】を含め、あらゆるシリーズカードをサポートする能力を有しており、幅広い構築の要でもあるシリーズで、採用しないことは本当に稀である。
【剣士シリーズ】
┗特定のドメインカードを要求し、またドメインカードをマテリアルカードに変換することで強力なバーストアビリティを長期に渡って使用できる。ただし、他のトライブのシリーズカードにも言える事だが、コンボ性は非常に高い。しかし、ワールドシリーズからの高品質なサポートを得られるので、他のトライブのコンボカードよりとても恵まれている。
【ワールド・シード】
┗世界を形作る希望の種。妖精達が管理し、飼育するこの種から生まれるのは“英雄”。大いなる悪意に包まれつつあるこの世界を救う光は、ここから生まれる。
〈ボクを呼ぶのは誰? 待ってて、ボクがキミを救うから!〉
【音界の剣士 クロー】
┗ワールド・シードから生まれた“英雄”の一人。今は来たるべき大戦に備え、己の技を磨いている。いずれ、彼の剣の一閃が、世界の未来を動かす道標となるだろう。
〈この剣が斬るのは血でも肉でもない。世界を腐らす心だ!〉
【オーガトライブ】
┗その異形の姿と強大な力ゆえに辺境の地にへと追いやられた種族。世界を管理するワールドトライブから危険視されており、力を発揮する度に弱体化し、本来の力が出せないように調整されてしまった。しかし、この枷は決して苦ではない。なぜなら、彼らもまた世界の平穏を願っているのだから。その姿から誤解されがちだが、鬼は誰よりも強く、誰よりも優しい生き物なのだ。
・能力名【涙の怒り】
【オーガシリーズ】
┗自身を弱体化させることでダメージ効果を倍増させる能力を持ったシリーズ。弱体化してしまうのが最大の弱点だが、鬼神器シリーズと組み合わせることでリスクを軽減できる。
【鬼神器シリーズ】
┗オーガトライブのガーディアンの弱体化を解除する能力を持ったシリーズ。解除するコストとして自身をジャンクゾーンに送るため、完全な使い捨てである。しかし、解除すると同時に相手のガーディアンにダメージを与えたり、相手の手札をハンデスするなど、無駄が無い。
【鬼神器】
┗ワールドトライブがオーガトライブに与えた使い捨ての決戦兵器。これを使用することで一時的だが、オーガトライブ本来の力を解放できる。
【戦鬼神 アラハバキ・皇牙】
┗戦場の神と呼ばれたオーガトライブの戦士。内に眠りし力は強大であり、鬼神器以外の武器は一瞬で大破してしまうほどだ。自身の名刀【カリバーン】を鬼神器に改良した彼の前に、敵などいない!
〈我がカリバーンの前に敵は無い。さあ、どこからでもかかってくるがいい〉
【ギガントトライブ】
┗ドラグニティ・ファンタジア史上最強の鉄壁を誇る巨人種族。普段は巨大な要塞都市に暮らし、外界との関わりを断っている。巨大な体躯と優秀な頭脳を持つ彼らだが、その性格は好戦的ではなく、常に中立な立場として物事を見定める極めて融和的である。相手からのどんな攻撃もその身で受け、また相手に跳ね返すことで互いに痛みを共有する。これこそが、彼らの平和への戦い方なのである
・能力名【鉄壁防御】
【ギガントシリーズ】
┗弱体化している場合に限り、相手と自分に同値ダメージを与える能力を持っている。相手のダメージ効果の発動がトリガーとなるため、能動的には発動できないのが唯一の欠点とも言える。しかし、その爆発力は計り知れず、長期戦になればなるほど輝く。
【守護龍 ギガント・ドラゴン】
┗【ギガントトライブ】を守護する龍。守護龍の中でも最も巨大な身体を持っている。また、背中に背負っている箱の中は都市施設となっており、ギガントトライブの民を全員収容できる方舟のような役割も担っている。
〈私がいる限り、民には指一本触れることはできない〉
【覚醒龍 ギガント・RE:LORD】
┗ギガント・ドラゴンが長き沈黙を貫いた結果、体得した姿。周囲のフィールドの重力を増加させることで相手と自分を弱体化させる能力と、相手の攻撃を全て跳ね返す驚異的な防御力を得た。世界が悪意に呑まれつつあるこの時、耐えることしかしなかった彼らの真の戦いが始まる。
〈耐えに耐え、内に蓄えしこの力……今こそ解放の時! この身を犠牲にしてでも、貴様を討つ!!〉
【アクセルトライブ】
┗他のトライブに比べて進んだ技術力・科学力を持ち、優れた文明を築き上げた種族。その特性から、時代の先を往く者という意味を込めて【アクセル】と呼ばれた。これが種族名の由来である。現在、カオストライブに対して明確な敵意を持っている唯一の種族である。この事から、周辺地域に生息する他種族達もカオストライブに対する不信感を募らせている。
・能力名【音速の弾丸】
【アクセルシリーズ】
┗正統派なアクセルトライブのシリーズカード。手札1枚のハンデスか、アタックアビリティによる追加攻撃のどちらかを相手に強いる。
【守護龍 アクセル・ドラゴン】
┗【アクセルトライブ】を守護する龍。この龍こそが、【アクセルトライブ】が優れた文明を築き上げることを可能にした【アクセルトライブ】の頭脳である。その知識は常に正義のために奮われる。破壊神復活を阻止するために、他の種族とのコンタクトを取っている。
【極限龍 アクセル・ドライブ・ドラゴン】
┗カオストライブ陣営となった【ブリザードトライブ】との対話を試みたアクセル・ドラゴンは【ブリザードトライブ】の守護龍であるブリザード・ドラゴンと意見の食い違いから衝突してしまう。瀕死を重傷を負ったアクセル・ドラゴンは、カオス・ドラゴンの持つ激情化とは異なる方法による能力の解放を行い、その結果、内に秘めた限界を超越したことで体得した姿である。
【シノビトライブ】
┗ドラグニティ・ファンタジアの極東地域の山奥深くに隠された里を本拠地としている忍びの種族。直接的な攻撃行動には出ず、敵の組織内部から崩す破壊工作を得意としている。義に忠実な種族であり、自身が認めた主の要望には基本的に何でも従う。現在は、アクセルトライブと協力関係にある。
・能力名【忍法・影の舞い】
【忍者シリーズ】
┗特定名称指定の効果が多く、それらのコンボによって場に展開し、相手のデッキのカードを削る戦法を取る。
【シノビシリーズ】
┗忍者シリーズとは異なり、単体で機能するシリーズカード。基本的に安定した動きが可能だが、他の【シノビトライブ】のシリーズカードと比べて、爆発力は無い。
【守護龍 シノビ・ドラゴン】
┗【シノビトライブ】を守護する忍びの龍。口から発する咆哮以外に、忍者特有の飛び道具である手裏剣やクナイなども使用する。【シノビトライブ】の民が住む里は、シノビ・ドラゴンが発動させた結界によって隠されており、外部からは一切接触することは不可能とされている。
【ロイヤルトライブ】
┗ドラグニティ・ファンタジアの西部地域に広くその勢力を拡大している貴族の種族。貴族ではあるが、洗練された厳格な規律によって組織を構成している。このトライブ内では同じ貴族でも、上層部に位置している者を『王族』と呼び、下層部に位置している者を『召し使い』と呼んでおり、上下関係はきっちりと分けられている。
・能力名【戴冠の儀式】
【サイバートライブ】
┗何者かが異世界の科学力を用いて人工的に創造した種族。その能力は、カオストライブの能力を模倣しており、他の種族の攻撃能力を吸収して自身に再現する。カオス・ナイトが一時期、戦線から離脱していたのは、この種族に捕獲され、魂の継承のメカニズムの解析に利用されていたからだ。この件に限らず、彼らは他種族の戦士を拉致監禁し、異種交配などの研究材料にしている。
・能力名【魂の略奪】