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マスターズルール・説明と解説(2018年4月15日更新)

【バトル・ガーディアンズの特徴】


 このゲームは“決闘”、“対決”をコンセプトにしており、プレイヤーは“ガーディアン”と呼ばれるカードを用いて戦います。

 通常、フィールド上に複数枚展開させて戦う従来のカードゲームとは異なり、場に出せるのは戦闘するガーディアンとそのアシストを行うガーディアンのそれぞれ1枚ずつの2枚のみであり、ゲームが進行するにつれて戦わせるガーディアンを変えていくスタンスを取っています。

 フィールドに出せるカードは2枚のみなので、より戦略的なバトルが楽しめると思います。



【ルール・解説】



【デッキ構成】


 デッキは二種類あり、メインデッキとサイドデッキがある。

 メインデッキに組めるカード枚数は60枚以下で、同じカードは3枚まで。

 サイドデッキは、特殊な召喚方法を持つカードだけで構築される。組めるカードは8枚まで。このデッキの使用はプレイヤーに一任される。また、メインデッキ同様に、デッキ内のカードを自由に閲覧することはできない。


 初期手札は5枚、手札枚数の制限はない。


【先攻後攻決め・バトル前の準備】


・互いにサイコロを同時に振る。

・大きい目を出したプレイヤーが先攻か後攻を選択できる。同じ目だった場合、再度サイコロを振る。

・先攻後攻を決めたら、互いのプレイヤーは自分のメインデッキからSF【0】またはSF【1】のアタックゾーンに召喚できる【ノーマルガーディアン】を1枚選択し、デッキから手元にキープしておく。その後、互いのメインデッキをカット&シャッフルする。

・自分のメインデッキからカードを4枚ドローし、あらかじめ手元にキープしておいた1枚を加えた計5枚のカードが初期手札となる。

・初期手札の内、いらないカードを複数枚選択して、メインデッキに戻してカット&シャッフルし、戻した枚数だけ再びカードをメインデッキからドローするマリガンを行うことができる。これは強制ではない。また、あらかじめ手元にキープしておいたカードはマリガンの対象にはできない。マリガンは一度しかできない。

・ここまで準備が完了したら、いよいよゲームスタートです。それぞれのプレイヤーは自分の第1ターンに、手元にキープしておいたカードを召喚しなければならない。召喚しなかった場合、反則負けとなる。



・【ガーディアンカード】


 ガーディアンカードとは、プレイヤーが使役するカードであり、その種類は多岐に渡る。詳しい説明は後述。

 カードに記載されている数字は攻撃力ではなく、そのガーディアンの体力を意味し、また、カードの効果欄の下にはアタックガーディアンなら【アタックアビリティ】と【トライブアビリティ】などの効果内容が記載されている。アシストガーディアンには【アシストアビリティ】の効果内容が記載されている。



・【カウンターカード】


 カウンターカードとは、プレイヤーがカードの効果を発動した時に発生したカウンターステップ時にのみ発動する事ができるサポートカードの事である。

 この1枚の効果で、ゲームバランスが逆転する事さえある。

 このカードは、手札から直接プレイする。

 手札やフォースを消費することで発動する。


・【ドメインカード】


 自分フィールド上全体に効果を及ぼすカード。発動する際はドメインフェイズ中に手札からドメインゾーンに置く。


・【スペルカード】


 自分相手問わずカウンターステップ時に発動できるカウンターカードと違い、自分ターンのセットフェイズ中の任意のタイミングに発動することができるサポートカード。使いやすいが、カウンターステップ時に効果を無効にされやすい。無効にされる理由は、後述の【用語解説】の項目にある【SP】の解説に書かれているので参照。


 バトル・ガーディアンズは、上記5種類のカードを用いてゲームが進行します。


 次は自分のフィールドについての説明に移行します。



【メインデッキゾーン】


 自分のメインデッキを置く場所。全体フィールドマップの右下に位置している。


【サイドデッキゾーン】


 自分のサイドデッキを置く場所。メインデッキゾーンの上に位置している。


【アタックゾーン】


 アタックガーディアンを置く場所。

 自分フィールドの中央に位置している。



【チャージゾーン】


 カードをフォースチャージする場所。

 自分フィールドの下部分に位置している。



【ジャンクゾーン】


 捨て札となったカードを置く場所。俗に呼ばれる“墓地”。

 デッキゾーンの真後ろに位置している。



【ドメインゾーン】


 自分のドメインカードを置く場所。

 フィールドの左側に位置している。



【アシストゾーン】


 アタックゾーンに召喚されたアタックガーディアンを支援するアシストガーディアンを置く場所。

 アタックゾーンと同じ縦列の後方に位置している。


【フィールド上】


 カードテキストに記載されている【フィールド上】とは、アタックゾーン・アシストゾーン・ドメインゾーンを指している。




【フィールドイメージ】


   【ATK】

   【AST】  【SD】

【D】      【MD】

 【CHARGE ZONE】【J】



【ATK】……アタックゾーン

【AST】……アシストゾーン

【D】……ドメインゾーン

【SD】……サイドデッキゾーン

【MD】……メインデッキゾーン

【J】……ジャンクゾーン

【CHARGE ZONE】……チャージゾーン



 次に、バトルの流れを説明します。

 このゲームは、以下の手順でゲームが進行します。


・【[ターンの流れ]】



【ドローフェイズ】

   ↓

【チャージフェイズ】

   ↓

【サモンフェイズ】

   ↓

【ドメインフェイズ】

   ↓

【セットフェイズ】

   ↓

【ダイスステップ】

   ↓

【バトルフェイズ】

   ↓

【エクストラフェイズ】

   ↓

【エンドフェイズ】

   ↓

【エンド宣言ステップ】

   ↓

 以降は相手のドローフェイズへと移行します。



【ドローフェイズ】


 このフェイズを開始する際、消費されていたフォースを全て回復する。回復する際は裏状態から表状態にする。

 このフェイズではメインデッキとサイドデッキのどちらか一方を選択し、カードを1枚ドローする権限がプレイヤーに与えられる。



【チャージフェイズ】


 手札のカード1枚を選択してチャージゾーンに置く。これを【フォースチャージ】と言う。このフォースチャージを行なった後、プレイヤーは以下の2つの行動の内の1つを選択して行う。


・メインデッキまたはサイドデッキからカードを1枚ドローする。

・手札のカードを1枚選択して、チャージゾーンに表状態で置く。



【サモンフェイズ】


 カード効果以外で手札からガーディアンカードをアタックゾーンまたはアシストゾーンに召喚するフェイズ。

 このフェイズ中は手札のガーディアンは1ターンに何度でも召喚できる。召喚する際にSFの数値だけフォースを消費する。消費する際はフォースを表状態から裏状態にする。

 ガーディアンを召喚しない場合はこのフェイズをスキップしても良い。



【アピアステップ】


 フェイズを問わず、ガーディアンを召喚した時に発生するステップ。DGの引き継ぎは、このステップで行われる。



【シフトステップ】


 アピアステップを終えると発生するステップ。新しいガーディアンを召喚した時、前のガーディアンはこのステップ中にジャンクゾーンに送られる。



【ドメインフェイズ】


 ドメインカードを置くフェイズ。

 置かないでこのフェイズスキップしても良い。



【セットフェイズ】


 バトル前の最終調整をするフェイズ。

 起動効果などを発動できる。

 戦略を組み直したい場合、サモンフェイズを再び始めることができる。



【ダイスステップ】


 自分のサイコロを振って出た目によって、アタックガーディアンの【アタックアビリティ】が発動してバトルフェイズが開始される。



【バトルフェイズ】


 アタックガーディアンでバトルを行うフェイズ。

 ただし事前にダイスステップで出たサイコロの目の数字がアタックガーディアンの【アタックアビリティ】に該当した場合、フォースを1枚消費して開始される。

 該当しなかった場合、攻撃は不発となり、アタックガーディアンは“弱体化”し、エンドフェイズが開始される。

 “弱体化”に関しては、後述。



【カウンターステップ】


 カウンターカードを使って、攻撃・効果などを跳ね返すステップ。

 プレイヤーがカードの効果を発動した瞬間に発生するステップのため、このステップを発動するタイミングは各プレイヤーに一任される。自分のカード効果によって発生したカウンターステップ中に発動できるカウンター効果の使用優先権は相手にある。また、カウンター効果を発動させてもカウンターステップは発生しない。1つのカウンターステップ中に発動できるカウンター効果は1つのみ。

 また、スペルカードの効果によって発生したカウンターステップに手札からスペルカードを捨てることでそのスペルカードの効果を無効にできる。この手順でスペルカードの効果を無効にした場合、そのカウンターステップ中にカウンターカードは使用できない。

 また、永続効果は「発動」ではなく「適用」なので、カウンターステップは発生しません。



【ダメージステップ】


 ダメージ効果が発動したフェイズ終了時に発生し、ダメージ計算処理を行うステップ。



【ライフチェック】


 ガーディアンのLPが変動する際に自動的に挟まれるチェック項目。このライフチェック終了時にガーディアンのLPが0の場合、アタックガーディアンならば敗北となり、アシストガーディアンならばジャンクゾーンに送られる。



【エクストラフェイズ】


 このフェイズは、メインデッキもしくはサイドデッキからカードを1枚ドローするエクストラドローを行うことで開始される。このフェイズ中は、必ず【エクストラガーディアン】の召喚または【エクストラアビリティ】を発動をしなければならない。これを無視した場合は反則行為として敗北となる。



【エンドフェイズ】


 自分ターン最後のフェイズ。指定されたターンの間に一時的に付与されていた効果はこのエンドフェイズ時に無くなります。



【エンド宣言ステップ】


 「ターンエンド」を宣言し、相手にターンを譲渡します。



 次に、勝敗やバトル方法などの説明を行います。



【勝敗判定】


 相手のアタックガーディアンのLPがジャッジステップ時に0になっているか、相手がデッキアウト(山札が無くなること)した場合、勝利となる。

 反則行為をした場合、敗北となる。

 また、ライフカウンターが0になった場合も敗北となる。



【ライフカウンター】

 ┗各プレイヤーのライフを示した碁石のような物体。ライフカウンターは4個あり、これが0個になると敗北となる。1ターンに一度、自分のセットフェイズ時にライフカウンターを2つ消費することができる。消費したら、メインデッキまたはサイドデッキからカードを2枚ドローできる。

 また、1ターンに一度、ガーディアンが受けるダメージ効果1つをライフカウンターを消費することで無効にできる。その場合、ダメージ量1000につき、ライフカウンターを1つ消費する。ただし、これが適用できるのはダメージ量が1000以上の場合である。



【攻撃手順】


 1.ダイスステップ時、サイコロを振り、出た目を確認する。

 2.出た目の数字が、アタックガーディアンのアタックアビリティに該当しているか確認する。

 3.該当した場合、フォースを1枚消費して、バトルフェイズを開始する。該当しなかった場合、フォースを消費しないでアタックガーディアンを弱体化させてバトルフェイズをスキップする。


【以下のカードを例とする】


【混沌の風 カオスウインド】

【アタックアビリティ】

【1】【4】………相手の山札の上から8枚をジャンクゾーンに送る。


 この時、1・4どちらかの数字がダイスステップで出たサイコロの目の数字だった場合、バトルフェイズが開始され、バトルが行われる。

 しかし反対に1・4以外の数字が出た場合は、そのターンのバトルフェイズは不発となり、アタックガーディアンは弱体化し、バトルフェイズをスキップする。



【ガーディアンカードについて】


 ガーディアンカードの上部には名前、右斜め上にはサモンフォース、左斜め上には種族、中央にはそのガーディアンのイラスト、下部には効果、左斜め下には体力の数値が記載されている。


 新しいガーディアンを召喚した場合、フィールドに置かれていた前のガーディアンはシフトステップ時にジャンクゾーンに送られる。

 新しく召喚したガーディアンは、アピアステップ時に前のガーディアンのDGを引き継ぐ。逆に前のガーディアンが場にいない状態(戦闘によってジャンクゾーンに送られた等)で召喚すると、DGは受け継がれない。


 また、手札からフォースを消費して召喚するノーマルアタックガーディアンには【召喚制限】がある。

 手札から召喚できるノーマルアタックガーディアンは、相手のフィールドに存在するアタックガーディアンのSFの数値より1つ大きい数値以下のSFを持ったカードである。

 例えば、相手フィールド上のアタックゾーンにSF【1】のアタックガーディアンが存在している場合、自分は手札からSF【2】以下のノーマルなアタックガーディアンしか召喚できない。ノーマルなアタックガーディアンとは、GTが【ノーマル/アタック】であるものを指す。

 ただし例外として、各プレイヤーの第一ターンに限り、自分のアタックゾーンにガーディアンカードが存在しないのであれば、SF【1】以下のノーマルアタックガーディアンを召喚できる。

 サイドデッキ用の特殊ガーディアンには召喚制限は無いが、その代わり【サモンコンディション】と呼ばれる召喚条件が存在する。そのサモンコンディションに記された条件を満たさなければ、召喚することはできない。



【用語解説】


【フォースチャージ】

 ┗チャージゾーンに、カードを表状態で縦向きに置く事。


【サモンフォース】

 ┗ガーディアンを召喚するためのフォースの数の事である。カードにはSFと表記されている。

【補足】

 フォースを消費する際は、カードを裏状態にする。 強力な効果を持ったガーディアンほど、サモンフォースの数が高いため、強いガーディアンを召喚したいならばひたすらフォースをチャージする必要がある。

 ただ、一度使ったフォースはそれきりではなく、次の自分のターンのドローフェイズ開始時に全て回復する。回復する場合は、カードを表状態にする。


【ダメージゲージ】

 ┗ガーディアンが負ったダメージの数値。【DG】と表記される。DGの値が増加すると、ガーディアンのLPはその分だけ減少する。また逆に、DGの値が減少すると、ガーディアンのLPは増加する。新しいガーディアンを召喚した時、そのガーディアンは前のガーディアンのDGを受け継ぎ、受け継いだ値だけLPが減少する。


【ライフポイント】

 ┗ガーディアンの体力を表した数値。【LP】と表記される。このLPが0になると、アタックガーディアンの場合はゲームに敗北となり、アシストガーディアンの場合はジャンクゾーンに送られる。LPが0となったアタックガーディアンはジャンクゾーンに送られず、そのままアタックゾーンに留まるので注意。


【スペルパワー】

 ┗スペルカードの強さを示す表示。スペルカードには【SP】と表示されている。相手が発動させたスペルカードによって発生したカウンターステップ時に相手のスペルカードの【SP】の数値以上の【SP】を持つスペルカードを自分の手札からジャンクゾーンに送ることでその効果を無効にできる。

【例】

 ┗相手がSP【1】のスペルカードの効果を発動させたことでカウンターステップが発生した場合、そのカウンターステップ時にSP【1】以上のSPのスペルカードを自分の手札からジャンクゾーンに送ることで無効にできる。



【サモン】

 ┗ガーディアンを召喚することを『サモン』と言う。



【ダイス・セット】

 ┗ゲームをスタートする際の開始の合図。『私は自分の運命を握るサイコロを戦場に置きました』という意味が籠められている。



【マテリアルカード】

 ┗アタックガーディアンの下に裏状態で置かれるカードの総称。コストとして消費することでバーストアビリティが発動される。召喚の際に次のガーディアンに引き継がれるが、LPが0になってジャンクゾーンに送られた場合はそれまで保有していたマテリアルカードはジャンクゾーンに送られる。


【アンダーカード】

 ┗アタックガーディアンの下に表状態で置かれるカードの総称。バーストアビリティのコストにはできない。マテリアルカードと違い、それまで保有していたガーディアンが場を離れた時点で自動的にジャンクゾーンに送られる。



【フィールド】

 ┗テキストに記載されている『フィールド』もしくは『場』は、『アタックゾーン』、『アシストゾーン』、『ドメインゾーン』の3ヶ所を総括した表現になります。それ以外の領域は『フィールド』または『場』とは呼称されない。



【弱体化】

 ┗ダイスステップの時、サイコロの出た目がアタックアビリティに該当せず、攻撃が不発に終わったアタックガーディアンは、カードの状態が縦向きから横向きになる。

 この状態を“弱体化”という。

 弱体化したアタックガーディアンは、次の相手ターンにて発生するダメージ量が2倍となる。



【マリガン】

 ┗手札交換の総称。

 手札の不要なカードをデッキに戻してシャッフルし、戻した枚数だけ手札に加える。

 このマリガンは一回しかできない。

 あらかじめ手元にキープしておいた1枚は、マリガンでデッキには戻せない。



【フォース】

 ┗チャージゾーンに置かれたカードの総称。



【カードマスター】

 ┗『カードの主』を意味している。バトル・ガーディアンズのプレイヤーは一般的にこう呼ばれている。



【バトルマスター】

 ┗ある一定以上の功績を残したカードマスターに贈られる称号。


【ガーディアンの効果】


【アタックアビリティ】


 全てのアタックガーディアンが持つ攻撃能力。

 自分が振ったサイコロの目の数に該当する効果がバトルフェイズに発動される。


【ポテンシャルアビリティ】


 一部のアタックガーディアンが持つ特殊能力のこと。

 ポテンシャルアビリティを持たないアタックガーディアンのことを【バニラ】と呼ぶことがある。



【アシストアビリティ】


 全てのアシストガーディアンが持っている支援能力。

 アシストアビリティはアタックガーディアンを補助する役割であるため、アシストゾーンでしか発動できない。また、アシストゾーンに召喚されることで初めてアシストガーディアンはアシストアビリティを得ることができる。


【カウンターアビリティ】


 一部のガーディアンが所有している能力。

 カウンターステップ時に発動できる能力である。



【トライブアビリティ】


 まずトライブとは、そのガーディアンの種族の事である。

 各種族にはそれぞれ独特のトライブアビリティを持ち、効果はそのトライブを象徴するような内容になっている。

 バトルにおいて、かなり重要なアビリティである。

 そのトライブに所属している全てのガーディアンが同じトライブアビリティを持っているわけではない。


【バーストアビリティ】


 マテリアルカードをコストとして消費する(ジャンクゾーンに送る)ことで発動される能力。マテリアルカードは使い捨てで再利用できないコストなので、総じて強力な効果が多い。


【プリベントアビリティ】


 一部のノーマルガーディアンが持つ能力。

 自身のLPの分だけアタックガーディアンのDGを減少させるリペア効果と、ダメージ効果を1つ無効にする効果の2タイプが存在する。

 この能力を持ったノーマルガーディアンは1つのメインデッキに6枚までしか投入できない。


【アンリミテッドアビリティ】

 ┗アンリミテッドガーディアンだけが持つ能力であり、ルール効果に干渉するという他に類を見ない強力な効果内容である。



【効果の種類】


 一言でカード効果と言っても、その種類はたくさん存在します。

 ここではいくつかのカード効果の説明を行います。


・【永続効果】

  ┗カードテキストには【永】と記載されています。手札・フィールド・デッキ問わずどこに存在していても常適用される効果です。小説本編ではキャラクターが「発動」と言っていますが、これは常時発動のことを指す言い方であり、「発動」ではなく正確には「適用」という言い方の方が正しいです。「適用」であるため、カード効果が「発動」した際に発生するカウンターステップは、永続効果では発生しません。


・【起動効果】

  ┗カードテキストには【起】と記載されています。発動のためのコストが設けられており、セットフェイズ中にコストを支払うことで発動できます。コストを支払える限り、何度でも発動できます。


・【自動効果】

  ┗カードテキストには【自】と記載されています。定められた発動条件さえ満たすことができれば、発動できます。また、起動効果と違って発動のためのコストは無く、1ターン中において二度目以降の効果発動も可能です。ただし、再び発動するためには再度発動条件を満たさなければいけません。


・【ダメージ効果】

  ┗カードテキストには『〜〜〜ダメージを与える』と記載されています。『〜〜〜』には数値が入ります。ガーディアンのDGを増加させる効果です。


・【ダウン効果】

  ┗カードテキストには『〜〜〜ダウンする』と記載されています。『〜〜〜』には数値が入ります。ガーディアンのLPを減少させる効果です。減少するのはLPのみであり、DGには何も影響を与えません。


・【リペア効果】

  ┗カードテキストには『〜〜〜リペアする』と記載されています。『〜〜〜』には数値が入ります。ガーディアンのDGを減少させる効果です。


・【アップ効果】

  ┗カードテキストには【〜〜〜アップする】と記載されています。『〜〜〜』には数値が入ります。ガーディアンのLPを増加する効果です。ダウン効果同様、DGには何も影響を与えません。


・【カウンター効果】

  ┗カウンターカードの効果やガーディアンのカウンターアビリティなどの総称です。



【効果発動の種類】


・【任意発動】

  ┗カードテキストの文末が【~~できる。】である場合、その効果の発動は任意発動に分類される。任意発動は、プレイヤーの意思によって発動するかしないかを選べる。


・【強制発動】

  ┗カードテキストの文末が【~~できる。】でない場合、その効果の発動は強制発動に分類される。強制発動は、プレイヤーの意思に関係なく発動可能ならば強制的に発動する。


・【常時発動】

  ┗カード効果の永続効果の効果発動は全て常時発動に分類される。基本的にフィールド・手札・山札など、どの領域においても発動している。条件を満たして初めて常時発動するのもある。

また、この常時発動は「適用」と同義である。



【アタックガーディアンの種類】


 一口でアタックガーディアンと言っても、その種類はたくさんある。

 アタックガーディアンは基本的にアタックゾーンにしか召喚できない。

 現在、以下のガーディアンをアタックガーディアンとして扱っている。


・ノーマルガーディアン(ただし、GTにアタックと記載されているものに限る)

・ライズガーディアン

・スピードガーディアン

・エクストラガーディアン

・レイジングガーディアン

・アンリミテッドガーディアン



【アシストガーディアンの種類】


 アタックガーディアン同様に、アシストガーディアンにもいくつか種類がある。

 アシストガーディアンは基本的にアシストゾーンにしか召喚できない。

 現在、以下のガーディアンをアシストガーディアンとして扱っている。


・ノーマルガーディアン(ただし、GTにアシストと記載されているものに限る)

・アームドガーディアン


【メインデッキ用のガーディアン】



【ノーマルガーディアン】

 ┗特殊な召喚方法を要求しないガーディアン。ただし、召喚制限がある。アタック用とアシスト用の二種類が存在する。手札から召喚する場合、アタック用のノーマルガーディアンはアタックゾーンに、アシスト用のノーマルガーディアンはアシストゾーンに、それぞれ召喚しなければならない。カードの枠の色は白色。



【アームドガーディアン】

 ┗素体となるガーディアンと装着転成(アームド・クロス)をすることで、手札からクロスガーディアンを召喚させるアームドアビリティを持っている。アシストゾーンにしか召喚できない。カードの枠の色は灰色。


【アンリミテッドガーディアン】

 ┗LPが∞であり、ルール効果に干渉するアンリミテッドアビリティを持った最強のガーディアン。このガーディアンの召喚は極限召喚(アンリミテッドサモン)と呼ばれている。カードの枠の色はノーマルガーディアンと同様に白色だが、縁が金色に輝いている。



【サイドデッキ用の特殊召喚方法を要求するガーディアン一覧】


【ライズガーディアン】

 ┗自分のアシストゾーンに何もカードが存在しない場合にのみ、裏状態で召喚する沈黙召喚(リバースサモン)を行い、フォースが一定数以上になった時に表状態にする覚醒降臨(ライズオープン)を行う。沈黙召喚中は、アシストゾーンは使用不可になる。また、沈黙召喚を行ったターン中に覚醒降臨はできない。カードの枠の色は青色。



【スピードガーディアン】

 ┗【相手がSF【X】以上のガーディアンを召喚した時、手札またはサイドデッキから召喚できる】という特徴的なテキストが書かれたガーディアン。このガーディアンの召喚は、神速召喚(スピードサモン)と呼ばれる。相手と同等のガーディアンをいち早く召喚でき、召喚にフォースを消費しないため、どちらかと言うと防御的なガーディアンである。しかし一方で、相手を弱体化させるなどの返しのターンにおける速効性も合わせ持っている。他のサイドデッキ用のガーディアンと比べると召喚しやすくかなり扱いやすい。カードの枠の色は黄色。



【クロスガーディアン】

 ┗召喚にアームドガーディアンと素体となるアタックガーディアンを要求するガーディアン。アームドガーディアンを素体となるアタックガーディアンのアンダーカードにした後、装着転成(アームド・クロス)をすることで召喚される。自分のエンドフェイズ時に表状態のフォースを全て裏状態にしなければならない。防御を捨てた攻撃的なガーディアンだ。カードの枠の色は銀色。



【エクストラガーディアン】

 ┗エクストラフェイズでのみ召喚可能なガーディアン。連続攻撃や能力付加など、相手を追い詰める決定的な一撃を与えるのが特徴。しかし能力の発動がエクストラフェイズなので、タイミングが出遅れ、さらに扱いにくいというのが難点。カードの枠の色は紫色。


【レイジングガーディアン】

 ┗自分のアタックゾーンにLPが【特定数値】以下の特定のアタックガーディアンが存在している場合にのみ、手札から召喚できるガーディアン。特定のアタックガーディアンはレイジングガーディアンのアンダーカードとなる。エンドフェイズ時にアンダーカード・手札・山札・ジャンクゾーンのいずれかに存在する特定のアタックガーディアンを召喚し、レイジングガーディアンはジャンクゾーンに送られずサイドデッキに戻る。カードの枠の色は赤色。



 以上が、基本的なルール事項です。

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