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1 愛しい人だから



幼い頃の記憶を 手放せなくて

貴方をずっと 想い続けている


この想いが 報われることなど

ないというのに


貴方の周りは 煌びやかで華やかで

その瞳に 私が移ることなどないわけで


たまに見かける 貴方の隣には

いつも素敵な 女性がいて


締め付けられるような 胸の痛みも


昔のように その柔らかな光で

そっと 解かしてくれたらいいのに



愛しい人だから

貴方への想いを消そうとしても

子供の私が追い縋る


もういいよ もうやめよう

大人の私は 子供の私を抱きしめる


逃げようかな


そうだそうしよう


さよなら初恋


私の愛しい人





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