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第32話 最強のヒロイン

告白されて断ることって何回経験しても慣れないな。

裏切ったような。

騙したような。

罪悪感。

そんな気分になってしまう。

何人もの人間を誑かして騙しているような女がいい女なわけないのに

それでも素直に生きていたくて

偽りの自分を作りたくなくて

ありのままで生きてきた。

“天然な女なんているわけない”

“可愛い女なんて全員作り物”

世の中はみんなそういうけれど

私はそうは思わない

天然の女なんて山ほどいるし

性格も顔も可愛い子だってたくさんいる

女の子で腹黒い子だってもちろんいるけどそんな子は少ないように感じる

女の子は感情的で刹那的だから

考えて行動することが苦手だから

特に可愛い女の子は何もしなくても周りが助けてくれることが多いから

だから何も考えてない”可愛いだけの女”がたくさんいる

“可愛いだけの女”は世の中の女の子から嫌われてる

だから”可愛いだけの女”は困る

女の世界で生きていけなくなるから

だから自分を偽る

腹黒くなってみたり

サバサバ系女子になってみたり

“可愛いだけの女”ではない自分を目指す

でも本当にそれって必要なことなのかな

私は周りから好かれようが嫌われようが

“私”でありたい

世の中にはヒロインのような”可愛いだけの女”はたくさんいる

私は特別なんかじゃない

みんなが周りにあわせて変わってしまっただけ

世の中の”可愛いだけの最強のヒロイン”達に伝えたい

もっと自由に生きて欲しい

本当は腹黒くなんかないくせに

サバサバ物申すことなんて苦手なくせに

わざとボーイッシュな格好なんかしちゃって

本当は人に優しくありたいんでしょう?

本当は可愛い服を着たいんでしょう?

自分を偽らずに生きたらいい

誰に何を言われて嫌われたって関係ない

貴方は最強のヒロインになれるのだから

世の中は最強のヒロインがたくさんいる

私はそう信じてる








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