設定資料−地名
◆王都
国の中心地。三重構造の城郭都市。
全長10キロと大きいが、ほとんどが第三層の酪農地区。
周りは高い城壁に囲まれ、魔物の脅威から人々を守っている。
しかし、王城の地下深くに封印されしモノがいることは、誰も記憶していない。
◆ガラクシアース伯爵領
国の東側に位置し東側には高い山がそびえ立ち、北側には迷いの森が存在する。迷いの森の主はフェンリル。
13のダンジョンが存在し、番号で管理されている。
高くそびえ立つ山、13あるダンジョン。これらは全てガラクシアース当主が監視•管理すべきもの。そして、その地に住まう知ある魔獣は、盟約の元に存在する。そう、魔物ではない。
◆ネフリティス侯爵領
国の東側に位置し、領土全体が妖精国と被っている。
妖精国の入口は一つと言われているが、入口は領土内であるならどこでも開く。
領民は妖精国の恩恵を受けているものの、対価を搾取し続けられている。
妖精女王の薔薇は基本的には領土外に持ち出し不可。これもまた盟約により決められているが、一部持ち出し可能な事柄があり。
妖精女王は世界樹の管理と世界の調和を行っている。
そして、妖精女王の加護を得ているネフリティスには国の調和と制裁が役目と定められている。
◆泉のダンジョン
ダンジョンとは名ばかりの一本道が地下に向かっているのみ。場所は一般的には知られてはいないが、どうやら王城の地下深くにあるようだ。
その上にはサリエラ離宮があり、人を近づかせないためか、中のモノを出さないためか、周りは猛毒の毒花に囲まれている。
◆死の森
全てを狂わせれる森である。
方向感覚も時間感覚も視覚も嗅覚も全てが、森から発せられる濃厚な魔力によって狂わせられる。その森から脱出する条件は自分の魔力で自分自身を守り、森からの干渉を防ぐことのみ。
シア曰く、死の森の由来は“食べ物が美味しすぎて、この森で一生暮らし、ここで死を迎えたい”ということらしい……?
真実はエルディオンがどこからか引きずり出してきた不死王となった狂った魔術師が原因だった。
◆植物園
元リアンバール公爵家の別邸。
第三層の北地区にあり。
区画外の泉から妖精の住処に行くことができる。そこはアクアイエロからの想いが詰まった場所である。
(本編未登場)
●グラナード辺境領
西の国境に隣接している。
アヴェネキア帝国と小競り合いを繰り返している。その防衛には辺境伯爵自ら戦場に赴いていることで、国を守っているが、影の尽力者としてウィオラ・マンドスフリカ商会が大いに貢献している。
●ヴァランガ辺境領
北の国境に隣接。
背後には高い山々が連なっている。冬は雪に埋もれ、王都との行き来は困難となる。毎年凍死者と餓死者が出るため、その改善を辺境伯爵は求められている。
●リーヴァコスタ辺境領
南の国境というより海に面している。
主に海上の流通を担っている。帝国領を通らない流通ルートだが、帝国の妨害が日常的に起こっている。しかし、これもまたウィオラ・マンドスフリカ商会の流通路を確保という名目で、ウィオラ・マンドスフリカ商会が力を貸している。
●シエロノーヴァ伯爵領アスティル
王都の南方に位置している。
森の中に作られた町。近くには湖があり、その湖を見下ろす丘がある。『星降る大地』と言われる場所は、流れ星に願いを言うと叶うと言われているが……
以降追加する可能性あり




