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「村の外でレベル上げをしていろか……」


 色々と詳しいコーチ役のレイナを失い俺は呆然と立ち尽くしていた。


 まるでゲームのチュートリアルが突然終わってしまい操作法が解らず村の中に放り出されたプレイヤーの様に……。


 村の中を見ていると冒険者同士でパーティーを組んだり、楽し気に雑談をしている人が殆どだ。


 一声掛けてあのパーティーや雑談の輪の中に参加したらどんなに楽しいんだろうなと思いつつも、右も左も解らない状態なので気後れしてそれが言い出せない。


 仕方なく「レベル上げしておいて」と言ったレイナの言葉通り、村の外に行き一人でレベル上げをする事にした。


 村の外に行くとそれなりに人は居たが大混雑と言った感じでは無い。


 村のすぐ外で狩りをしているのは殆どソロのプレイヤーばかり。


 ここでレベル上げをしているのは俺みたいパーティーに入りたいと言い出せなかった奴と、冒険者ギルドの存在さえ知らない超初心者なんだろうな。


 パーティーで狩りをしている人が殆ど居なかった事から察するに、パーティーを組める人たちはこんな村のすぐ外でレベル上げなんてせずに冒険者ギルドで受けた美味しい報酬と経験値を貰えるクエストをしてるんじゃないかなと容易たやすく想像が出来る。

 

 周りは新規で始めたキャラばかりで、ホームレスでも着ないようなみそぼらしい穴だらけの麻のボロボロの服やら、そこら辺の林から拾ってきたんじゃないかと思う様な木の棒みたいな武器を手に戦っているプレイヤーが殆どだった。


 そんな中で皮の装備一式と銅の剣を持っている俺はかなり目立った存在で、周りのプレイヤーたちの注目の視線を浴び少し鼻が高い。


 ではこの注目の視線に恥じぬ様な華麗なるレベル上げを周りの奴らに見せつけてやろう!


 俺は辺りを見回すと一匹の敵に目星をつけた。


 バレーボールほどの大きさに丸まったダンゴムシだ。


「初期村周辺の敵だからどれも弱いだろうし、これでいいか」


 俺は剣を振りかぶって殴りかかってみた。


 キュルン!


 ──レイジのミス!

 

 情けない効果音を出して俺の攻撃が空振りした。


 おい!


 なんでこんなに近いのに空振りするんだよ!


 有りえないだろ。

 

 ボコン!


 ──オカダンゴムシの攻撃! クリティカル! レイジは7のダメージ!

 

 効果音と共に、視界が一瞬で赤くなる。


 ダンゴムシが丸まり俺めがけて体当たりで飛び込んできてその攻撃が腹に綺麗に決まった。


 激痛でその場にうずくまる俺。

 

 痛て~!!


 マジ痛て~!!


 画面端に表示されてるHPゲージを見ると15有ったHPが半分の7になってる。

 

 やばい!


 死ぬ!


 こいつ強すぎる!


 無理!


 絶対ムリ!

 

 『強い者とは自分より強い者には戦いを挑まない』

 

 即興で作り上げた格言風の言葉に従って俺は戦略的撤退を行った。


 簡単に言うと敵に背を向けて逃げたって事さ。


 俺はダンゴムシの執拗しつような追跡に追われながら必死に村に逃げ帰った。


 村に戻って座り込んで呼吸を整えていると、ローブを被った男が村の門に寄り掛かったまま俺を見て笑っている。


 失礼な奴だ!


 その男は俺とほぼ同じぐらいの背丈で、剣を持って頭からすっぽりかぶるローブを着てるからたぶんジョブは魔法戦士だろう。


 体型はヒョロヒョロで乙女ゲーに出てくるようないかにもリアルじゃモテそうな優男って感じの嫌な奴だ。


 その男が俺に声を掛けてきた。

 

「おまえ、ずいぶん無茶するな~。本気で笑わせてもらったよ」

 

 少しムカついた。


 お前って……いきなり初対面の相手に使う言葉じゃないだろ?

 

「無茶? 無茶も何も普通に剣振り回して戦ってただけですが!?」


「ははん。なるほどね……全くの素人さんか。装備一式揃ってるからβテスト経験者かと思ってたら違うのか。どうりで戦士レベル1なのにレベル7のモンスターに突っ込んで行く筈だ」


「レベル7? どうしてそんなことが解るんだ?」


「敵をよく見るだけなんだけどな~。もしかして見ないで戦ってたのか?」


「見なきゃ戦えないだろ? 目をつぶって戦える訳ないだろ? なに言ってるんだよ?」


「いやそう言う事じゃない。敵のステータスを見ないで戦ってたのかって聞いている」


「ステータスって何だよ?」


 それを聞いてまた笑われた。


「ステータスも知らないのか。そりゃー死にそうになるな。面倒だからチュートリアルとか読まずにすっ飛ばした口だろ?」


 ケラケラと馬鹿にしたように笑う魔法戦士。


「いや、チュートリアルなんて無かったよ」


 俺はムカついたので言い訳をした。


 チュートリアルが無かったのは事実だ。


「ああバグか。そりゃー大変だな。最近はサーバーの調子が悪いみたいなんだよな」


「そうなのか?」


「ゲームを始めたら普通は初心者の剣や初心者の杖に冒険者の服と言った最低限の装備を持った状態で始まるんだけど、昨日の夕方なんて下着だけででオロオロする男と女の冒険者を何人か見たぞ。ほらあそこで木の棒を振り回して戦っている奴いるだろ? あいつらだよ」


「下着だけって……それはかなりハードモードで嫌だな」


「俺、β版プレイしてたんで基本的なことぐらいは知ってるから良かったら基本的な事を教えてやろうか?」


「おお、頼む!」


「そんじゃ、その死にかけのHPを宿屋で回復したら行くぞ」


「おう!」


 俺は魔法戦士を誘いパーティーリーダーとなった。


「レベル上げ中の宿屋って宿泊の方が得って知ってたか?」


「いや、知らない」


「休憩だと一回の値段は安いけど一回部屋を使っただけでお終いなんだ。宿泊で部屋を取れば少し高いけど次の日の朝まで何度でも泊まれるんだぜ」


「マジか? それはいいこと聞いた」


 俺は宿屋で魔法戦士の勧める通り、宿泊で部屋を取った。


 パーティーリーダーなので魔法戦士の分まで二部屋分宿泊代を払わされたのであんまりお得感は無かったが……。


 部屋に入って五分ほどベッドでゴロゴロしてたらHPが全回復した。


 さすが!


 ゲームの宿屋はスゲー!


 病院さえお断りするような半死半生の死にかけの状態で泊まっても翌朝には全回復なんだろうな。


 部屋を出ると魔法戦士が待ちくたびれた感じで俺を待っていた。


「回復できたか?」


「ああ、バッチリだ!」


「よし! じゃあ狩りに行くぞ!」


 俺たちは村の外に戻った。


「よし、チュートリアル始めるぞ! いいか? お前ら!」


 軍隊の教官調の口調でノリノリの魔法戦士。


 ちなみにお前らと魔法戦士が言ってるが生徒は俺一人しかいない。


 俺もノリノリでネタに乗ってやる。


「はい教官殿!」


「まずは敵の強さを見ることだ。これが出来るだけで生存率が大幅に上がる。敵を見つめると三角のターゲットマークが付く。まずはそこまでやってみてくれ」


 敵を注視すると敵の頭の上に三角のマークが付いた。


「マークが出たぞ」


「じゃあその三角を軽くタップする」


「タップ?」


「指でつつくって事さ」


 言われるようにやってみると、視界の左上に敵のステータス情報が現れた。


「お! 出た出た」


「色々とデーターが書いて有るけどこのレベルで重要なのは一つだけだ。敵の名前のすぐ下に強さが出てるだろ?」


「この『つよさ:かなり弱い』か?」


「そうだ。ソロの場合、その敵の強さが『かなり弱い』『弱い』だったら戦っていい。もし『同格』や『強い』だったら絶対に手を出すな」


「強いなら手を出さないのは納得出来るんだけど、同格も手を出したらダメなのか?」


「同じ強さだったらどっちが死ぬか解らないだろ? レベル上げでそんなのに手を出していたら命がいくつ有っても足りなくなるぞ」


「なるほど。そう言われてみると確かにそうだな」


「楽に倒せる『かなり弱い』と『弱い』相手で連戦するのがソロでのレベルアップの一番の近道だ」


「じゃあさっそく戦ってみる」


 俺が敵に向かって突っ込もうとするとそれを制止する魔法剣士。


「まあ待て。話はまだまだ続く」


「まだあるのか?」


「今のはまだ序章、次は位置取りと回避だ。ソロの場合敵と戦う場合は正面から戦う事になるだろう」


「そうだな。後ろから行っても一発目の攻撃で敵が俺の方に向き直おるから正面になるな」


「だがそれは危険だ。さっき見てたがお前ダンゴムシの体当たりを思いっきり喰らってたろう?」


「なんで見てたんだよ! そんなとこまで」


「あれには大笑いさせてもらった」


「うるせーな!」


「敵にも依るが大抵の敵の攻撃は正面に放たれるもの、扇状に横に放たれるもの、敵を中心とした円形の範囲で放たれるものの三つだ。じゃあ敵の攻撃を避けるためにはどうすればいいと思う?」


「敵が攻撃の素振りを見せたら逃げる……かな?」


「そうだな。満点じゃないが正解としよう。なんで満点じゃないかと言うと、どう逃げるかを説明してなかったからだ」


「逃げるのに説明も糞も無いだろ」


「いや、回避と言う観点から見れば一口に逃げると言ってもその方法は色々と変わる。正面に攻撃してくる敵ならば横に少しだけ避けるだけでいい。扇状に攻撃してくる敵は敵の後ろ側に回り込めばいいし、範囲攻撃なら距離を取って避ければいい。ゲームなんだから必ず楽に勝てる様にAIのアルゴリズムにワザと穴を開けてるものなんだ」


「なるほど」


 さすがこの男はベータプレイヤーだけあって詳しい。


 男は得意気に話を続ける。


「回避の方法が決まれば自然と立ち位置も決まってくる。正面攻撃や範囲攻撃を使ってくる敵ならば攻撃から避けやすい離れた位置に立つのが正解となるし、扇状に攻撃してくる敵ならば敵の後ろに回り込みやすい敵の近くに立つのが正解になる。じゃあクイズを出すぞ。ダンゴムシの場合はどこに立つのが正解となる?」


「正面攻撃だから離れた場所か」


「そう。それが正解だ。ただこちらの攻撃の届かない場所に立つのでは意味が無いのでその辺りも考えて立てれば満点だ」


「わかりました、教官!」


「じゃあ弱そうなダンゴムシを探して、ここまでの復習だ。あ、あそこにいるのが弱そうだな。あれと戦ってみろ」


 魔法戦士が指さしたダンゴムシはレベル2のオカダンゴムシ、強さは弱い相手だ。


 俺はは剣を構え切りかかる!


 さっきのレベル7のダンゴムシの時と違って普通に攻撃が当たるし攻撃されてもそれ程痛くない。


 戦っていると魔法戦士からボクシングのセコンドの様にアドバイスが掛かる。


「そろそろ体当たり攻撃が来るはずだ。いつもと違う素振りが見えたら避ける準備だ! 忘れるなよ」


「おうよ!」


 その言葉どおり、いままで伸びていた芋虫が丸まった。


 この後一気に伸びて飛び込んでくる。


 明らかに体当たり攻撃が来る前兆だ!


 俺は今までより距離を取り身構える。


 するとダンゴムシは弾ける様に伸び数秒前まで俺の居た地点目掛けてジャンプしてきた。


 体当たり攻撃だ!


 俺は咄嗟に右側に数歩移動した。


 ダンゴムシの攻撃は俺がさっきでいた場所に着弾し不発に終わる。

 

「よし! 避けれたな。だがボーっとしてる暇はない。今がチャンスだ! 敵をよく見てみろ」


 ダンゴムシは体当たりの目標を失い、自らの身体を地面に叩き付け仰向けになって10本以上有る足をバタつかせていた。


「今がチャンスだ!」


 俺は剣を柔らかそうなダンゴムシの腹に滑り込ませる。


 するとダンゴムシは一撃で絶命し、霧が晴れる様に消えていった。


「倒したぞ!」


「初戦闘にしてはなかなかよかったぞ」


「ありがとう」


 HPを見てみると2しか減っていなかった。


 弱い敵と連戦しろって言ってたのはこういう事なのか。


 これなら楽に連戦出来そうだ。


 その後、俺は魔法戦士に一通りの戦闘方法を教わった。


 回避、受け流し、弾き返し、キャンセル、アイテムの使いかた、パーティメンバーとの連携方法、強い敵から逃げる方法等。


 魔法戦士は2時間程かけて明らかにチュートリアルの内容を超えた技術を惜しげもなく教えてくれた。


 こいつ案外いい奴なのかもしれない。


「とりあえず、今のキミに教えられる事はこのぐらいかな?」


「ありがとう! 助かったぜ」


「良かったら一緒にレベル上げしないか?」


「もちろんだ! よろしくな!」


「よろしくな!」


 俺たち2人はそのままレベル上げをする事になった。


 敵を狩り続けた。


 狩って狩って、狩りまくった。


 レベルもかなり上がった。


 気が付くと日は既に暮れかけて、俺はレベル5になっている。


 最初に殺されそうになったLV7のダンゴ虫も、たぶん余裕で倒せる強さになっていた。


「よーし、卒業試験だ。あのレベル7のダンゴムシをソロで倒してみろ!」


 魔法戦士は最初の教官調の口調に戻り腕試しをしてみろと告げる。


 俺はパーティーを抜けてソロでオカダンゴムシに挑む。


 オカダンゴムシの強さを調べる。


 ──楽な相手だ。


 俺は敵に攻撃を叩きこむ。


 二連撃のウエポンスキルだ。


 ──レイジの二連撃! オカダンゴムシは10のダメージ!


 ──レイジは攻撃をキャンセルした。


 俺は二撃目でウエポンスキルをキャンセルして、二連撃に反応して攻撃してきたオカダンゴムシの攻撃を盾のパリィではじき返す。


 ──オカダンゴムシの攻撃! レイジのパリィ! オカダンゴムシは防御が崩れた。


 そして再び二連撃。


 ──レイジの二連撃! オカダンゴムシは15のダメージ!


 ──レイジの二連撃! オカダンゴムシは9のダメージ!


 ──オカダンゴムシは倒れた。


 ──レイジは50の経験値と7ゴルダを手に入れた。


 俺はあれほど手こずった敵をノーダメージで倒せた。


 どうよ? この成長っぷり。


「よし! 合格だ!」


 魔法戦士は俺を無骨な言葉で褒め称えた。


「ありがとうございます」


 すごくうれしかった。


 朝から始めた戦闘は既に夕闇迫る時刻まで続いていた。


 俺たちは草むらに腰かけて遠くの山々に沈みゆく夕陽を眺めながら休憩している。


「日も暮れそうだし、そろそろ切り上げるか」と魔法戦士。


「レベル5まで上がったな。助かったよ。ありがとうな!」


「俺もこんなに上がるとは思ってもなかった」


「明日はレベル10に到達かな?」と笑いながら俺。


 心地よい疲労感が全身を支配する。


「さすがにそれは無いだろう。レベルが上がるほど次のレベルまで上がりにくくなるしな」


「俺、早くレベル上げたいんだ」


「俺も早くレベルを上げたいな」


 俺の言葉に魔法戦士も同意する。


「淡く光る白い鎧って知ってるか? 妹がそれを着てるんだけど、あれ着れるレベルになりたいんだ」


 淡く光る白い鎧とは、もちろんレイナの鎧の事だ。


「それって神聖騎士のアーティファクトじゃないか?」


「アーティファクト?」


「レベル50からの連続クエを受けて取得する神聖騎士専用の装備。製品版から実装されたらしくてメーカーのサイトで見たことあるぞ」


 レイナは神聖騎士なのか……。


「神聖騎士はジョブを取るのが大変らしいぞ」


「そうなのか?」


「なんでも上級職だから僧侶と戦士をレベル30まで上げないと取れない。たぶんジョブを取るだけで100時間ぐらいかかる」


「嘘だろ? 俺と妹のログイン時間差はリアル時間での10分しか違わないんだぜ?」


「リアルで10分のログイン時間の違いって、こっちの世界だと10倍加速だから100分だぜ。さすがに100分で神聖騎士は無いから装備の見間違いじゃないかな?」


「装備の見間違いか。じゃあ、あの装備は一体何だったんだろうな」


「妹に聞いてみればいいだろ」


「その手が有ったか!」


「ところで、お前の名前は?」


「俺はレイジ。高校2年生」


「俺はカオル。同じく高校2年生だ」


「よろしくな!」


「おお! よろしく」


 同じ高校2年生と言うだけで意気投合してしまった。


 俺たちはフレンドとなり握手を交わす。


「久しぶりに本気で遊んで疲れたよ」


「俺も初めての戦闘でヘトヘトさ」


 そう言えばレイナはすぐ戻って来るって言ってたけど結局戻ってこなかったな。


 用事で呼び出されてたみたいだし、忙しいのかもしれない。


 もしかすると俺がパーティーを組んで遊んでたから気を利かせて先にログアウトしてるのかもしれないな。


 そんな事を考えていると、魔法剣士が名残惜しそうに言った。


「リアル時間で2時過ぎぐらいからゲームを始めてこっちで30時間だからリアルで三時間過ぎてるのか……向こうはそろそろ夕方かな? そろそろ一旦落ちないとダメな時間だな」


「俺も妹の事が気になるので一旦落ちたいな」


 座ってたカオルが立ち上がりローブの尻に付いていた泥を振り払う。


「じゃあまた遊ぼうな。楽しかった!」


「ああ。もちろん! 俺も楽しかったよ!」


「今度ログインしたら声掛けるからまた遊ぼうな」


「おうよ!」


 俺たちは再度握手をして、共にその場で落ちることにした。


 俺は『ログアウトボタン』を押した。


 …………。


 反応が無い。


 メニューの『ログアウトボタン』が効かずログアウトが出来なかった。

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