表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
脳筋乙女の異世界花道(改訂版)  作者: 藤沢正文
第1章 命短し走れよ乙女 〜己の拳で切り開け〜
9/22

元就活生、異世界を楽しむ。



「そーれ、それそれー♪」


 エールと呼ばれるビールの親戚の様なお酒が入った木製のジョッキをダラムの頬にグリグリを押しつけながら、私はもっと飲めと彼を煽る。

 私達はダラム達に案内してもらった酒場で昼間から浴びるようにお酒を飲んでいた。もう既に店の外は暗い。


 え? 何? 未成年飲酒禁止法?


 この国は16歳くらいからお酒が飲めるらしい。と言うか明確にお酒を飲む年齢の決まりがないという事だ。

 なので私がお酒を飲んでいても問題なしッて事!


「姐さん。もう飲めないっすよー」

「何言ってんねん。だらしないなー」

「姐さんが強すぎるんですよ〜」


 最後まで私に付き合っていたダラムも、もう飲めないと遂にはテーブルに突っ伏した。ヤヌックに関して言えば、下戸なのか飲み始めてすぐに潰れていた。


「おねーさん! エールおかわりッ!」

「あ、姐さん……まだ、飲むつもり……すか」


 ダラムに勧めたジョッキを自ら空にして店員(おねさん)を呼ぶ私を見て、ダラムは青い顔をした後寝息を立て始めた。


「当たり前やんけ、今夜は飲むでーッ!」


 二人はもう飲めないようだが、私のテンションは下がる気配がない。寧ろ上がり続けている。

 ぐったりしてテーブルに突っ伏している彼らを他所に私は一人でエールを煽っていた。


「お嬢ちゃんイケる口だね、よかったら俺らと一緒に飲まねえか?」


 気がつけば、私達のテーブルのまわりに明らかに善良な市民ではないお兄さん達が集まって来ていた。



【注文履歴】


肉のグリル 銅貨2枚 ×4

炒った豆  銅貨1枚 ×3

エール   銅貨2枚 ×14


※薫7杯、ダラム6杯、ヤヌック1杯



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ