Episode 3 The sky and the ground
Episode 1から約五時間後の話と違う場所に居る人物の始動。
琥珀は同室の人物と共にアメリカ合衆国を飛び出し、日本へと向かった。
飛行機に乗り、空の旅を楽しむ琥珀。
だがそれを他所に周りは騒がしかった。
「琥珀、状況がおかしい。鞄を取って後ろに行こう。」
「どうして?何か感じたの?千鶴」
「血のにおいを察知した。ここは危ない。」
「分かったわ。」
千鶴。
本名は『荒川 千鶴』。
琥珀と一緒の部屋に居た人物はこの人だったのだ。
「でもどうして?」
「私が何か忘れたの?私ヴァンパイアよ?」
「あぁ忘れてたわ…あなたヴァンパイアだったわね…。」
急いで後ろへ向かう琥珀と千鶴は扉を開けて、空へと飛んだ。
風圧で身体が持って行かれそうで辛そうな表情をしてる琥珀を守る様に千鶴は抱きしめた。
そのまま落ちて行く…。
――――――その頃
ロシアにて――――
一人の人物が走っている。
ゾンビに追われてる様だ。
「ちっ、邪魔ばかりしやがって!!!」
ゾンビに怒りを隠せないそいつは銃をゾンビに向けて発砲した。
三体のゾンビが一瞬で倒れ、そいつはデパートへ入ったのであった。
少し表現がおかしいですが、Episode3で御座います。
本話は結構考えました。
まぁやっぱり表現ですね私に必要なのは。
タイトルは日本語訳で『空と地面』です。