表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我竜転生《がりょうてんせい》  作者: 作読双筆
転生物語の始まり
1/21

プロローグ 【灰色の竜】

ある晴れた春の日に温かい日差しの降り注ぐ空の下、とある学校の屋上で一人の少年が読書をしていた。


「ふぁ〜〜、ねみぃ。」


大きなあくびをかきながら、その目を本から逸らさない。


少年の名前は天野流河あまのりゅうが。彼はどこにでも居る読書好きの何事も普通な高校生だ。


今日も日課の読書をしようと昼休みに屋上へ行き、本を読みふけっていた。


(さて、そろそろキリのいい所だからっと。)


疲れた目をしょぼしょぼさせ、背伸びをしたその時・・・急に目の前が真っ暗になり、少年は意識を失った。


「・・・パリッ!」


何かが壊れるような音がする。ゆっくりと目を開け、あたりを見回してみる。周りは森のようだ。けれど、妙な違和感がある。


「木ってこんなに大きかったっけ?」


そう、なぜか周りの木が非常に大きく見える。まるで自分の体が小さくなってしまったかのようだ。


「・・・ったく、なんなんだよココは・・・痛っ!」


流河は考え事をするときはいつも頭をかく癖がある。頭をかくとなぜか頭に激痛が走る。


「・・・へっ!?」


自分の手を見て驚愕した。手は灰色の鱗に覆われ、爪は夜闇のように黒く、美しい弧を描いている。その手は、いつも見ている自分の手ではなく、まるで化け物のような手だった。


「なんなんだ・・・」


自分の身に起きた現実に戸惑い、混乱した流河は周りを見回した。すると、目の前に泉があるのを発見し顔を確認しようと覗き込んだ。そこに映っていた姿は、灰色の鱗を持ちトカゲのような口、鹿よりも太く鋭利な角、蛇のような鋭い眼光を帯びた瞳、そして流れるように長く美しい白銀の髪・・・それはまるで、物語の中に出てくる伝説の存在。


「ドラゴン・・・?」


そう、それはドラゴンになった自分の顔だった。

どうも初めまして、作読つくよみ 双筆そうひつと申します。


初めての作品でございます。

まだ作り始めで慣れていないので、文章の長さや文章力のなさが

目立つと思いますが、温かい目で読んでください。

アドバイス等がございましたら、お気軽にコメントしてください。


さて、この小説は異世界転生ものをテーマとして考えた作品です。

高校生の主人公が竜に転生してしまうという内容になっております。


今後もこの主人公が活躍していく小説を書きたいと思っているので、

応援よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ