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プロローグ

なんか思いついたので適当に書いてみた

何もない虚無に一本の木が浮かんでいた。その木の枝や葉には様々な世界が存在した。世界の大きさはそれを支えている枝葉ができた時の力の量によって変わった。無数の世界に一つとして同じものはなくそこに存在するものも様々だった。科学が進んだ世界、魔導が進んだ世界、文明が低く原始的な世界。人間種がいない亜人種の世界。人がいず魔物が住み魔王が統べる世界。膨大な水に満たされた真球の世界。およそ考えられるすべての世界がその木には成っていた。世界間の移動は大変困難だったが近い世界はお互いに交流して発展している所もあった。しかし何もいない世界だけはなかった。それは木が世界に住む生き物が生む魔力を糧に成長ていたからだった。世界は生き物の放つ魔力を吸収し木にとどけた。魔力は新たな世界。そして木が成長する力となった。生き物が最も魔力を放出するのは戦う時そして死んだ時。木は自らが成長するために自らの世界の生き物をあらそわせた。

吸収しきれなかった魔力は世界の外へと漏れ出し光となって木をてらした。

木には枝葉だけではなく木の実もなっている。木の実には枝葉より多くの力が集まったためその世界は例外なく広大であった。その木の実の1つに他の世界にない都市が存在した。


ここはあるダンジョンの表層、そこの広場には戦闘訓練をしている一団がいた。人間が魔物に乗り訓練をしている。いきなりだが、これはおかしいことであった。魔物と人がともに切磋琢磨しているとこだ。魔物であれば排除駆除駆逐がこの世界的な常識であった。テイムされた魔物や人造系の魔物であればまだ理解できる。


この迷宮は他にない特徴がある。ここにはアンデットでも上位に位置するリッチがいた。それ自体は余り珍しくない、魔物としてのリッチは人間から基本人為的に発生する知能が高い魔物であり高位の魔術を数多く使いこなし、元が理性ある人間のためか拠点を持つものが多い。魔術師の工房のような隠れ家や大迷宮と呼んで差し支えのないダンジョンをよく作って引きこもっている。ただ強い理性があったとしても普通のリッチは魔物であり大なり小なり、その影響を受け大事件を引き起こし世界に知れ渡る。しかし、それらとこのダンジョンは違う。他と違うということを説明するにはまず成り立ちから話すのがいいだろう。


この迷宮の主であるリッチは偶然リッチ化した善良な人間であった。しかし、アンデットという魔物は基本的に討伐対象であり、特にリッチなどは己のモノ的のためには手段を選ばない魔導師がなることがおおいいため人に受け入れられることはけしてなかった。

またリッチの強さは生前の影響を多く受ける。そのため生前魔導師見習いであったがため、あまり強くないためリッチだった。しかし、他のリッチの邪悪さ強さなどによる影響によって、例にもれず高額賞金首に。弱い上に高額賞金がついてるため冒険者などに追われつづけた。不幸なことに偶然からの転生なため強い理性を持ってしまった。そのためひたすら逃げ続けた。

腐ってもリッチ、無事逃げ出したが有毒な霧やヘドロが溜まった広大な沼地などが有名な腐海へと追い込まれた。

そこは生きている生物であれば、竜種すら生きずらいほどの猛毒が漂う地であった。当然骨も腐食するほどであったが、魔力によって腐食を防ぎ命からがら比較的毒が弱いく毒の霧がはれている丘へとたどり着いた。

だがそこには何もなかった・・・・アンデットであるため何もしなくとも困らないが他に行くとこもなく住む場所が欲しかったし暇だっため日の光を遮るために穴を掘り始めた。やがて洞窟となり隠れ住むことにした。

さらに暇だったそのリッチは洞窟を改造し始めた。ある種逃避だったのだろう。地下深く地上のいかなる毒もとどかぬ地下に通路を魔術で堀り、広げて部屋を作り、腐海に転がる溶け残った死骸からアンデットを自身の魔力で作成した。さみしさをまぎらわすため生前少し聞きかじっていた召喚術の研鑽をしモンスターを呼び従えた。


そうして幾百年もの長い月日がたち洞窟はダンジョンへ、リッチは少し強くなったがまだ本質は善良な人間のままだった。人が全くこなく配下の魔物も全く意志の無くそれ所が人型ですらないアンデット。

召喚術の研鑽も一人では高が知れているため低知能で理性もなくペットにもならないモンスター達。当時さみしさのあまり精神的に少しおかしくなって冷静に判断できなくなっていた。

ストレスから高揚したリッチは立派な町を作れば人が集まってくるだろうと考えた。ここがどこの下にあるのかをすっかり忘れ・・・・。なぜそんなことを思いついたか?偶発的に生まれたため精神に問題があったためであり、それにきずき自力で修復するまで深いダンジョンの奥に町が完成しさらに拡大し続けた。

「ここは腐海。猛毒ですべてが腐ってる、誰もが怖がり近づくことのない死地。いくらまっても誰も来るわけないもんね。なんでそんなこと忘れてたんだろ。」

何年か落ち込んだあと

「腐海の外まで穴を掘ろう。この子達じゃ外出たらほとんどとけちゃうし。かなり広かったから横に掘ればいいかな?」

何百年と一緒にいたため愛着が湧いたのだろう。

それからリッチ達はダンジョンを一心不乱に掘り進めた。

しかし、地上に戻らずほとんど際限なく拡張を続けるダンジョンの最深部にいたためここが今どのくらい地下深くなの忘れていた・・・。


横穴は腐海に転がる骨より作られた大型なアンデットのために広く掘られ、地下深く硬い岩盤などそのアンデットの力で瞬く間に掘り進められた。土砂がすごくあまりの量に腐海にある入り口周辺は瞬く間に埋め立てられ丘になり、入口付近は盆地となり一切の毒素が届かぬほど高く積まれた。


疲れを知らぬアンデット達、町に住み暮らし増え、そして死してアンデットとなるモンスター達。ほとんど減らず、しかしその数はどんどん増えた。摩耗、水害、崩落、などのほかに圧力によってはじけ飛ぶ石等様々な理由によって減るものの、少しくらい壊れても平気なうえダンジョンと町が広大すぎて増える方が圧倒的に速かった。


長い年月が過ぎトンネルは完成まじかであった。非常に幸運なことに大きな地下水源や掘削が困難な硬い岩盤など障害等にはあまりならなかった。

地上が間違に迫った時、世界はその力を感じ取った。

数百年と時と膨大な数の死とアンデットの作成・眷属化。そして休まず使役し続けたことが圧倒的な力を与えていた。すでにリッチとは呼べない何かになるほどに。

ある占い師は、その属性や影響力から世界の危機だと。新たな魔王が誕生したと泣き喚いた。

ある巫女はそのものの善性と力をみて新たな善神が生まれたと感じだ。

そして、ある女は待ち続けた日々が終わったことに・・・・。

実際は・・・・

「世界よ青く透き通った空よ青々と茂る木々たちよ私は帰ってきた~~!」

頭のねじが閉まるまでしばらくお待ちください・・・・・・・

「さあごっはん♪ごっはん♫ごっはん♬。ウフフフフ、まず何食べよう!どこ行こう!何しよう!」

あれ?

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