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部活を辞めた友達

作者:

親友のまきは部活を辞めた。

彼女は私に申し訳なさそうな顔でそのことを私に言った。私はまきと同じ部活じゃなかったし、そもそも部活すら入っていなかった。その時、とても驚いたのはもちろん、なんて言うのが正解なのか分からなかった。

「じゃあこれからは毎日一緒に帰れるね。」

そう呑気なことを言ってしまった。今振り返ってみると、もっと良い言葉があったんじゃないかと思うが、その時の私にとってそれが精一杯の励ましの言葉だった。

どうしてまきは部活をやめたんだろうか。私はすごく気になったが、直接聞くことはあれから1ヶ月経った今でもできていない。同じ部活の子にこっそり聞こうかと考えたが、そもそも部活自体の問題かもしれないと思い、それも聞けなかった。まきはすごく部活のことが大好きで、いつも帰り道は必ず部活の話を楽しそうにしていた。中1の時は、憧れの先輩が卒業した中3の時から今までは後輩が可愛いが口癖だった?実際後輩にはかなり好かれていた様子だった。

ある日、廊下に貼られたチラシのようなものをまきはボーっと見ていた。わたしは声をかけるとまきは泣きながら私に抱きついてきた。私はパニックになりながら見ていたチラシを確認するとそれはまきがやめた演劇部の公演のものだった。

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