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第1話 俺魔王になる資格を手にする

俺は、今魔物の集落で崇められている

時間は少し巻き戻る..


数時間前...


俺の名は、鈴木 平野

どこら辺にでもいる、ごくごく普通の高校生である

なんの取り柄もない俺は、のんびりと高校生を満喫していた

しかし、二学期になると、いじめに会い、気の弱い俺は、今

は不登校になっている

そんな事はどうでもいいとして、俺は、大のアニメオタクだ

実際には、オタク予備軍くらいだ

そんな俺はいつも、寝る前に異世界に行けることを祈りながら、寝ている

え、なんで満喫してるのに異世界行きたいかって?

簡単さ、人間関係がめんどくさいからだ


さて、今日も寝るかな

とここで記憶は途絶えてる...


そして俺は今、何故か、魔物の集落で崇められている


何故、魔物かわかるのか?

いや、今の時代こういうのは良くないが、見た目がいかにものゴブリンなのだ

緑色で、小柄な奴

そして、何故か、言語が理解出来る


ゴブリン)魔....王....様...

俺)魔王様?

ゴブリン)魔..王...様...

俺)...え

ゴブリン)魔王様バンザイ!!

ゴブリン集団)魔王様バンザイ!! 魔王様バンザイ!!

おいおい、何がどうなってやがる!!

てか、いきなり片言じゃなくなるやん

魔王様バンザイだと、ふざけんなよ、俺はな新世界の神になりたいと言ったことはあっても、魔王はないぞ!!


?).....スキルを獲得しました

?).....スキル新世界の魔王を獲得...条件未開放

え、おいおい、余計混乱させんなよー

てか、新世界の魔王ってなんだよ!!

?)新世界の魔王 効果 魔物崇拝 魔物使い 王の素質 肉体強化 精神強化 言語理解 魔法詠唱強化 無詠唱魔術 ...条件未開放

つまり、俺は、チートを手にしたということなのか

テンポが早すぎる!!

頭が痛くなってきた



徐々に、落ち着いてきた...

なるほど、俺は異世界に呼ばれ、チートを手にし、魔物の支配者になったのか

ふむ、ふざけんなよ

異世界なんて本気で行きたいわけないやろ、トイレはないし、スマホないし、テレビないし、ご飯不味いし、最悪だよ

許すまじ、呼んだやつ許さん!!


まぁ、とりあえず外でも見ようかな...

ドン!!ドン!!

なんだ、この音!

何かが近づいてくる音!


グォーーーーー!!


鼓膜が破れそうな程の叫びが突如聞こえた!!


そして、洞窟の入口に5mはありそうなケルベロスがいた!!


ゴブリン) 魔王様 あいつを倒してください

え、無理に決まってんだろ

足が、動かない...

怖い、、、、、

ドン!ドン!

くそ、どんどん近づいてくる..

すると、ゴブリン達が斧を持ち、棒立ちの俺の前に立ち、ケルベロスのしっぽにより、クレーターを壁に作り、吹き飛ばされて動かなくなっていた


俺)おい、しっかりしろよ、おい


ゴブリン)魔王....様...我らの希望...どうか、生き延びて...ください...


俺は、間違っていた


少なくとも、このゴブリンは、俺を庇い怪我をおい、俺を逃がそうとまでする


....


プチ...


何かが俺の中で切れた


?)スキル新世界の魔王の条件をクリアしました

よって、スキル新世界の魔王を使用することが出来ます


使用しますか? はい いいえ


こんなのはいに決まってんだろ!!


?)承認しました スキル新世界の魔王を発動!!


凄い、力が、魔力が、みなぎる!!


そして、頭の中に魔法の詠唱が出てきた!!


ドン!ドン!


ケルベロスがどんどん近づいてくる!!


しかし俺は、気にも止めず、詠唱を読み上げた


魔王の前に立ちふざかりし、愚か者に、万死を捧げよ!!


インフェルノボルト!!


この瞬間、俺の手から、小さな雷と大きな火炎が生まれ、まっすぐ直線に、光線のように、ケルベロスの図体を貫いた..






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― 新着の感想 ―
[良い点] どうもです。 Xより拝見しに来ました。 普通の高校生が異世界に行き、魔王と崇められる。 情景もイメージしやすく、滑り出しとしてはいいかと思います。 文量が少ないのでこれ以上は言えま…
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