弱気な彼氏の寝かしつけ シチュエーションボイス台本
「まだそんなことしてたの。もうこんな時間だよ。今日は僕と一緒に寝るんでしょ約束、忘れちゃった?」
「忘れてないなら一緒に寝よ。ほーら、こっち」
(女を引き寄せる)
「よしよし、いいこいいこ。最近睡眠うまく取れてないんだろ?こうして抱きしめられてるのは、安心する?……うん、ならよかった」
(女の頭を撫でながら)
「なんで今、君はここにいるんだろうね……いや、変な話じゃなくてね、たまにこう、不思議に思うんだ。ずーっと片思いしてた君が、こうして腕の中にいる。奇跡なんだから喜ぶべきなんだろうけど、生憎僕はネガティブでね、そう素直には喜べないんだよ」
「君はさ、僕のどこを好きになったのかな?……あはは、ごめんね、そんなこと聞かれても困るよね。僕だって、どうしてこうも君に惹かれるのか、わからないんだから。ごめんね、こんな話やめようか」
「ネガティブとは言ったけどさ、僕にも少しだけ自信があることがあってね。前、君が言ってたでしょ、僕の声聞いてると落ち着くって。それを聞いたとき本当に嬉しかったんだ……ああ、僕にも出来ることがあるんだって」
「こんな声でも、君の役に立つなら、いくらでも話すよ。あんまり得意ではないけどね」
「さあゆっくり目を閉じて。僕の声だけ聴いて。明日の話でもしようか」
「明日は休日だ。どこかに行くのもいいし、お家でのんびりするのもいいね。僕としては二人きりの時間が欲しいけど、君が楽しいほうを選んでほしいな。……そっか、じゃあ、そうしようか」
「だいぶまどろんできたね。いい子いい子。このままなら、悪い夢も見ることなくぐっすり寝れるよ。大丈夫。僕はここにいるから」
「大丈夫。大丈夫だよ。明日もきっといい日になるから。不安にならないで、ゆっくりお休み」
「……寝たかな。うん寝息が聞こえる。よかった。最近寝れてないっていうから心配だったんだ。まあ、少しはドキドキなりなんなりしてくれてもいいんじゃないとか思ったけど、それはまた今度。僕も寝るか」
「愛してるよ。また明日ね」