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エルフと結婚したら可愛い娘達にも囲まれ、最高のスローライフを送っている。  作者: ハズキ イツカ
10章 皆でお菓子作りをする生活
24/26

お菓子作りの準備

最終回は2話構成! 後半は明日投稿しますので、よろしくお願いします。


そしてブックマークに登録してくれた方、

評価を付けてくれた方、小説を読んでくれた方、

皆様に感謝です。ありがとうございました!!

『それじゃあ、村に行ってくる』

『お願いね、ロアン』

『ああ、任せろ』


今日は家族でパンケーキを作るので俺は材料を買いに行き、

その間にルーナ達はフルーツ狩りに出掛ける。


さて、嫁と娘達の為に頑張るか。

俺は村まで歩いて買い物に出掛けた。

往復二時間、うん、明日は筋肉痛だ。



『ルナリアー、フェルー。フルーツ狩りに出掛けましょう』

『はーい、ママー!』

『いっぱいフルーツ採る!』


私達はパンケーキの上に乗せるフルーツを求め、

三人で森の中へ出掛けました。


『あっ!ラズベリー発見!』

『こっちはブルーベリーを見つけた!』

『ふふっ、2人共凄いわねー』


ルナリアが持っているバスケットには大量のラズベリーが入っていて、

フェルも大量のブルーベリーがバスケットの中にありました。


私も2人と同じくらいの量を採りましたので、

これだけあれば明日も食べれそうですね。

ついでにフルーツ以外でキノコも生えていたので取って置きました。


フルーツ狩りが順調に進んで終わり、

帰り道は娘達と楽しく会話をしながら小屋に戻りました。


『パンケーキ楽しみ!早く食べたい!』

『お腹すいたよねー。あっそうだ、ブルーベリーたーべよ!』


ルナリアがブルーベリーをつまみ、フェルも真似をして食べていました。


暖かく見守っていたら次はラズベリーをつまみ、

交互に何粒を食べていましたので止めることにしました。


『こら、そんなに食べたら無くなるでしょう?』


優しく注意をしたら娘達は聞き分けが良く、

『はーい・・・』『ごめんなさい・・・』

と、つまむのを辞めました。


うん、さすが私の娘ね。良い子良い子。

そんな微笑ましい光景の矢先に、ある事が起きました。


フェルが気が付き、『わっ!おっきな蜂だ!』と大声を出して驚いていました。

目の前を見ると、人間と同じ程の大きさがある蜂が飛んでいました。


あれは蜂型のモンスターですね。

蜂も私達に気がつくと、敵と認識して私達に向かって飛んできました。


『きゃっあっ!!』


フェルが怖がっているのを見たルナリアは、

安心させる為に声を掛けてあげました。


『安心して、フェル。ママに任せたら大丈夫だから』

『え?』


うん、さすがフェルのお姉ちゃんね。

私は娘達を守る為、前に出て本気を出しました。


『吹雪よ!敵を凍らせよ!!』


右腕を前に突き出し、魔法で吹雪のような物を発生させました。


この魔法は前方にいる敵を凍らす技で、

吹雪に触れたものは一瞬にして氷付き、

身動きを取れなくさせます。

例え相手がドラゴンでも氷付けにさせる事が可能です。


『さて、それじゃあ行きましょうか』

『ね、大丈夫だったでしょー?』

『うん・・・凄い』


私はモンスターが氷漬けになっているのをほっとき、

娘達に何事も無かったかのように振る舞って小屋まで帰りました。


ふふっ、ママ。久し振りに本気を出しちゃったわ。

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