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まだ寝ています

30分くらい経つだろうか?娘達は未だに気持ち良さそうに寝ている。


『そろそろ起こした方が良いかな? 夜眠れなくなりそう・・・』


そう言って娘達を起きさせようとしたら、ルーナに止められた。


『待ってロアン。もう少し寝かせてあげましょう・・・』


んー・・・まぁいいか。

ところで、ルナリアとフェルは本当に何の夢を見ているのだろうか?



私達はとうとう悪いドラゴンがいる火山まで辿り着き、

旅の終わりを迎えようとしてました。


『フハハハッ! 小娘が我に勝てるとでも? 笑わせるな!!』


荒れている地面の周りにはマグマが流れ、

その真ん中に悪いドラゴンがいた。

見た目は本当に悪者っぽく黒い色をしていて、

羽が無駄に大きかったり爪が尖っていたり身体を強調する部分が尖っています。


まぁ、別にそれはどうでもいいのだけど一言いいます。暑いです。

この場にいるだけでも汗が流れて来ます。

これは対策をしないといけないと思い、

私はドラゴンに立ち向かいました。


『笑っていられるのも今のうちよ! あんたみたいな悪者にはこうしてやるわ!!』


私はママが教えてくれた氷の最強魔法を唱えました。


『氷よ! 私に力を貸して! 周辺を凍らせよ!!』


魔法を唱えると私の足元に複雑な青い六芒星が出現され、

マグマが流れている場所を一瞬で凍らせました。


しかしこれで終わりではありません。

凍らせた場所から大きな氷の壁に覆われるように出現させました。


この魔法は何かと説明をすると、どんな環境でも辺りを氷で埋め尽くし、

氷魔法の威力が何倍にも膨れ上がる結界なんです。


これでドラゴンを一瞬で凍らせる事が出来そう。


『これでよし! フェル行くよ!!』

『うん! 私達でドラゴンを倒そう!』


フェルと一緒にドラゴンに立ち向かうとすると、

真っ黒で厳ついドラゴンが震えて寒がっていました。


『寒い寒い寒いまじで寒い。

我は暑い所が好きだからこんなに寒い所は無理じゃ・・・あ、もう無理』


そう言ってバタンと倒れてしまいました。


んー何だか可哀想?

取り敢えずフェルが思いっきりドラゴンの顔をぶん殴って吹っ飛ばしました。


その後にもう悪い事をしないかを尋ねると、

『本当にすいません、悪い事はもうしません。

だからお願い氷の魔法を解いてくれ本当に寒くて死んじゃうから』


そう言って猛反省しているので氷魔法を解いてあげ、元に戻してあげました。


最後は何だか拍子抜けしちゃったけど、終わり良ければ全て良しかな?


こうして私達の活躍により、世界が救われました。



『ルナリアー、フェルー。そろそろ起きなさいー』

『そんなに寝たら夜眠れなくなるぞ』


ママとパパの声が耳に入り、まぶたをゆっくり開けたらママとパパが笑っていました。


『んー・・・ん?』


私の眼が覚めると同時にフェルも起きました。


『あれ? いつの間に寝ていた・・・』


私達は眼をこすりながら起き始めてると、パパが話し掛けてきました。


『一体何の夢を観ていたんだ?』


・・・観た夢を思い出して口を開くと、フェルと言葉が重なった。


『『ドラゴンを退治する夢』』


私達が驚いてお互いの顔を見るのと同時に、

ママとパパが笑っていました。


『ふふっ、やっぱり二人共同じ夢を観ていたのね』

『良かったらその話を聞かせてくれないか。何だか面白そうだ』


ママとパパが聴きたがっているので、私達は思い出しながら夢の話をしました。

アホ可愛い回になったと思います。

ルナリアが主人公の話を描きたく、

夢の中で大活躍させることにしました。


ですがチート系の小説ではないので本編にするか迷いましたが、

マンネリ化を防ぐ為にテイストを変えて投稿する事に決めました。


次回もお楽しみに!!

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