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加勢/召喚

これまでの登場人物


有村麒一郎 地図屋。記憶喪失

神代真理  地図屋見習い。麒一郎の弟子

雫石巴菜  放浪の医師。志知の弟子

碓氷夢路  冒険者。麒一郎に仲間を傷つけられた

国定侑磨  フォーマルハウト基地の主

乙川制司  魔界開発業者。巨漢

剣持亘理  冒険者

武東美咲  冒険者。剣持の相棒だったが戦死

虎伏獅狼  傭兵。玉垣の師匠

志知逢魔  傭兵。雫石の師匠

玉垣透   傭兵。虎伏の弟子






 玉垣の登場の仕方には僕も度肝を抜かれてしまったが、嬉しさのほうが優った。しかし同時に真理に「弱い」と評されていた玉垣が加勢してくれたところで、状況が変わるのかという懸念があった。もちろんそんなこと、戦力外の僕が言えた義理ではないことは確かなのだが。

 玉垣は砦が魔物の攻撃を受けて揺れていることに気づくと、ふーむと腕組みをした。


「砦のバリアが旧式もいいところですね。バリア出力器ってどこにあるか分かりますか」

「出力器?」


 玉垣は頷く。


「ええ。おれのスキルで調整すれば、バリアの出力を上げられるかもしれません。……っていうか、有村さん、それって」


 玉垣が黒い巾着袋を指差す。僕がかつてセットしていた貴石がそこには入っている。僕は中から何個か貴石を取り出した。


「……まだ聞いてなかったんだね。傷害事件を起こして、貴石を取り上げられたんだ。今は非常時ということで一旦返却されたけど」

「マジっすか。でも何のスキルも装備していない状態は危険過ぎます。さっさと装備しましょう」

「いや、でも……、スキルをセットしても、体に馴染むのに数日かかるって……」

「普通はそうですが、安心してください。俺は貴石着脱スキルをSまで上げています。タイムラグなしでスキルを使えるようになりますよ」

「……そうなんだ」


 しかし僕は躊躇した。確かに非常時だが、貴石を取り上げられたのは、僕の悪行が原因である。勝手にスキルをセットしては、砦のメンバーの協議決定をないがしろにすることに繋がる。

 いや。そうじゃない。今の僕は、命を張って戦う彼らの後ろに隠れていたいだけだ。戦うのが怖いだけ。事が片付いたら自主的に貴石を外せばそれで済む話だ。躊躇している場合ではない。


「……玉垣くん、お願いできるかな」

「ええ。もちろん」


 玉垣がひょいと貴石を持ち上げる。それを僕の右腕にそっと当てた。貴石がずぶりと僕の体内に埋まっていく。何の痛みもなかったのでまるで現実味がなかった。僕はその光景が不気味だと感じていた。

 全部で16個あった貴石が、僕の体内に収まった。体の変化は感じられなかった。さっきまで気分が悪かったのが、多少マシになっているが、スキルが関係しているのか分からない。

 僕は貴石が埋め込まれた右腕をさすった。玉垣は首を傾げている。


「……噂に聞いていた感じとは、違いますね」

「僕のこと?」

「はい。もっと粗暴で、自分勝手な人だと聞いていました」

「らしいね。僕は記憶喪失になってしまったんだ」


 玉垣の目が見開かれる。真理が虎伏と連絡を取り合っているらしいが、玉垣にはその情報が渡っていなかったと見える。


「記憶喪失……、そうですか……」

「だから戦い方も分からない。役に立てるかどうか……」

「大丈夫ですよ。噂でしかあなたのことは知りませんが、あなたは地図屋にあるまじき強さを誇り、周囲の人間から恐れられていたと聞きますから。記憶がなくとも、十分に戦えるはずです」


 そうは言っても……。しかしこうしてスキルを取り戻した今、砦の奥でじっとしていて良い道理はなくなった。僕は部屋を出て行こうとした。


「色々ありがとう。僕は行くよ。申し訳ないけど、バリア出力器とやらの場所は分からないから、他の人に――」


 玉垣は首を振った。


「どうせ気休め程度の効果しかありませんし、もういいです。おれもあなたたちと一緒に戦いますよ」


 僕は頷いた。そして走り出す。すぐにスキルの効果を実感した。体が恐ろしいほど軽い。ちょっと力を入れて跳んだら、あっさり天井に頭突きをかませるだろう。さっきまでの僕の身体能力だったらそんなことは絶対にできなかったはずだ。


「凄い……、体が軽い」

「俊敏強化スキル、それから筋力強化スキル、更には空中歩行スキルまで装備しましたからね。地図屋は逃げ足が大事って聞きますし、その辺重視していたんでしょう」

「なるほど」


 僕は通路を駆けていった。玉垣も難なくついてくる。僕は砦の全貌をまだ分かっていなかったが南の監視塔方面にはさっき行ったばかりなので最短経路は分かる。玉垣は僕の少し後方を走りながら、話しかけてくる。


「記憶喪失って、どのレベルなんです。戦い方が分からない、と言ってましたけど」

「まるっきり魔界とかスキルとか魔法のことを忘れていたんだ。日本にいた頃のことは覚えているんだけど」

「有村さんがデビューしたのはいつですか。普通は15歳くらいですけど……、そもそも今何歳でしたっけ」

「ん、分からないな。あー、ええと」

「おれが小学生のときにはもう、有村さんの地図の精度がとんでもないって話を聞いたことがあったんで、少なくとも6年くらいは活動していますよね。中学の頃の記憶はありますか」

「……ある。でも、中学を卒業した記憶がないから……、でも大人になって運転免許を取りに教習所に通った記憶はあって……。飛び飛びなんだよね」


 僕はそれが不思議だった。魔界に関する記憶だけすっぽり消えている。大人になってからの記憶が全て失われたわけではない。成人式には出席しなかったが同じ日に行われた中学の同窓会には出席し、昔の友人たちからからかわれたり激励されたりした。そういう記憶はあるのに、じゃあ具体的にどんな風にからかわれたか、どういう理由で激励されたかは覚えていない。恐らく魔界に関わる話題で盛り上がったのだろう。それらを根こそぎ忘れている。

 玉垣は走りながら首をひねった。


「なんだか、話を聞いていると、頭に強い衝撃を受けて記憶を失った外傷性のものではなく、魔法干渉による記憶操作で記憶を消去させられたように感じますけど」

「記憶操作?」

「確証はないですけどねー。魔界ポータルには優秀な医師がいるんで、ちゃんと診てもらったほうがいいですよ」

「雫石さんも医師らしいけど、彼女はそんなこと……。そもそも僕を倒したのは雫石さんだったし」

「雫石さん? あの人武闘派というか、現場主義というか。医師というより軍医、それも誰よりも前に出て敵味方関係なく治癒するような人だから……。精確な診断は不得手な気がしますけどね」


 僕は雫石のことを全面的に信頼しつつあったから、玉垣のその言葉が不愉快だった。しかし考えてみれば僕は雫石が魔界の医師の中で相対的に優秀なのかどうか分からないわけだ。僕は頷く。


「記憶については後でじっくり調べてみることにするよ。ありがとう。今は魔物を何とかしなくちゃならないんだよね」

「そうですね。守り重視でいけば、あとは虎伏さんたちが何とかしてくれますよ」


 僕にはいまいちぴんときていなかった。砦の人間が7人がかりでもかなわない魔物の軍勢相手に、たかだか二人加勢したところで形勢が逆転するものなのか。ただ、雫石も真理も玉垣も、当然のように虎伏たちのことを信頼しているので、僕もそれに倣うしかなかった。

 やがて僕たちは通路を駆け抜け、防壁への階段に辿り着いた。一瞬監視塔の石壁が見えたが一部が剥落していた。魔物の攻撃を受けて壁を欠いたのか。

 そもそも魔物はどんな見た目をしているのだろう。どんな攻撃をしてくるのか。僕たちは砦の防壁の上によじ登った。そこから見られる景色は、一言で言えば地獄だった。

 様々なカタチをした異形の怪物が、防壁に爪を立て、砦の中に侵入しようと雄たけびをあげている。毒液を飛ばしてきたり、ガスや炎を吐く化け物もいる。翼をもった魔物も何匹かいて、砦内への侵入を試みるものもいるのだが、砦のメンバーが優先的にそういった敵を排除していた。

 しかし。魔物一体を倒すのにどれだけ苦労することか。翼を広げると5メートルは超す白い体毛の怪鳥が、炎を吐きながら滑空してくる。真理が魔法なのか知らないが雷光を拳に宿してそれを飛ばす。だが一発や二発当たったところで怪鳥はびくともしなかった。怪鳥の細い足が真理を蹴飛ばそうと伸びるが、彼女はふわりと空中を浮いて躱し、至近距離から雷を叩き込んだ。今度はダメージがあったらしく、怪鳥が甲高い声で鳴きながら防壁の外へと落ちていった。その怪鳥を踏んづけて次なる魔物が襲ってくる。

 何度も砦が揺れていた。壁を殴るひときわ巨大なオーガが見える。防壁の一部が剥落し、あのオーガを放置すると中に侵入されてしまいそうだった。


「あいつは私が対処する。ここは任せたわよ」


 碓氷が声をかけながら防壁の上を駆けていく。他のメンバーは返事をする余裕もないようだった。防壁をよじ登ろうとする魔物の上に魔法を叩き込み、空飛ぶ魔物を寄せ付けないように細心の注意を払っている。

 僕は加勢するつもりだったが、どう攻撃すればいいのか分からなかった。肉弾戦ならともかく、全員魔法を使って攻撃し、極力魔物と接近しないようにしている。魔法ってどう使えばいいのか分からない。

 真理が僕の存在に気づいた。顔をこれでもかと顰める。


「何をしに来たんですか! 自殺? 妨害? それとも野次馬!?」

「加勢だよ」


 僕は答えたが、情けないことにしばらく状況を見守ることしかできそうになかった。玉垣が防壁のふちに足をかけ、火球を下方にばらまいていく。魔物たちがそれをうっとうしそうに払いのけた。

 真理が玉垣を睨む。


「玉垣さん……。一人だけ先に来たんですか」

「神代さん、久しぶり。相変わらず冴えた魔法だ」

「そういうあなたはしょぼい魔法ですね。多少はマシになったんですか」

「マシになったと思うよ。……それにしても、当たりが強いな。機嫌悪い? 前はもう少しフレンドリーだったような」

「こんなときですから!」


 真理は防壁を駆けのぼってきた狼のような魔物を蹴り飛ばし、雷弾を叩き込んだ。狼は発火して他の魔物を巻き込みながら落ちていった。玉垣は感心したようにうなずく。


「さすがだよ。虎伏さんがスカウトした理由が分かる。やっぱり神代さんは魔法戦闘の天才だ」

「そんなお世辞を言うためにここに来たんですか。虎伏さんに一年間しごかれた成果、見せてください」

「了解、了解。……真っ先に防壁まで駆けつけて正解だったみたいだ。とっくにバリアは破られて、魔物が防壁を直接叩いているんだもの」


 玉垣が更に魔法攻撃を仕掛けようと手をかざしたが、一瞬彼の動きが止まった。そしてゆっくりと振り返る。


「……まずいな……。南方向だけじゃなく、北方面からも敵が押し寄せている。それも百体以上はいる」

「――えっ」


 真理が絶句している。僕は二人の顔を交互に見比べる。


「逆方向からも魔物が来ているってこと――? 挟み撃ち?」


 玉垣は頷いた。戦いながら説明してくれる。


「砦には一方面にのみ魔物を引き付けて、防衛を有利に進めるための設備が揃っているんです。魔物は千差万別、多様な種類が確認されているんですが、そのほとんどが単純な『正の走魔性』を持っていることが分かっていて、つまり魔法の反応源に愚直に向かって行くんです。砦には魔物の習性を利用して、魔物が砦を襲ってきたとき、砦の四方から同時に襲ってこないように工夫が施されています」


 正の走魔性。夜間、虫が光に引き寄せられる走行性、蚊が二酸化炭素に引き寄せられる走化性などと同じように、走性の一種だろうという理解はすぐに完了した。しかしそんな単純な習性があるのなら、砦から離れた場所に魔法反応を施してやれば砦に向かってこないのでは……。いや、魔物がたかってきたらその装置なり魔法なりはすぐに破壊されてしまうか? 破壊されるたびに魔法反応を設置し直すことは可能だろうか? コストがかかりそうだという点、それから魔法反応を設置する人間はかなり危険だろうな、という想像がすぐについた。

 玉垣が戦闘魔法を発動しながら説明を続ける。


「二方向から攻撃を受けるとなると、戦力を分けないといけません。おれを含めても10人足らずでこれだけの数を相手するのは厳しいですね」


 真理は雷を魔物の群れに叩き込みながら苦笑する。


「かと言って、逆方向から魔物が押し寄せてきたってことは、砦を放棄して逃げていたら魔物の大群と荒野の真ん中で対峙していたってことですよね。籠城は結果的に最善策だったわけです」


 真理の言葉に、オーガと交戦していた碓氷が吹っ切れたように笑う。


「気張るしかないようね! いいわ、北方面は私と箕輪が引き受ける。南は任せたわよ。加勢が欲しいときは通信で呼ぶから」


 碓氷が巨大な風の刃を作り出し、オーガの太い首を刎ねた。その巨体が倒れ込み他の魔物を薙ぎ倒した。それを見届けると、箕輪と呼ばれた中年男性と共に走り出す。


「了解! 北方面は二人に任せた」


 国定が答える。碓氷と箕輪が防壁の上を跳び、砦の屋根部分を器用に伝いながら北方面の防衛に向かった。まるでそれを見計らったかのように、南方面の魔物の攻勢が激烈になった。一斉に四体の怪鳥が飛来し、真理に向かっていった。さっきから魔物たちは真理に攻撃を集中している気がする。魔法反応に魔物が向かって行くという話だったが、ひときわ真理の魔法が巨大で強力だということなのかもしれない。


「……ちっ!」


 真理が怪鳥の攻撃を回避しきれず、怪鳥の羽搏はばたきに巻き込まれて転んだ。危うく防壁の上から転げ落ちそうになり何とかふちにしがみついて難を逃れたが、別の怪鳥が鉤爪を剥き出しにして襲ってくる。他の戦士は自分たちに精いっぱいで真理を助けることができそうにない。


「……わんさか現れて……! もううんざり――!」


 真理が攻撃魔法を使おうと手をかざしている。だが怪鳥の攻撃のほうが早い。仮に間に合ったとしてもその巨体の勢いを殺せるとは思えない。


「――だあぁっ!」


 僕は何かを考える前に飛び出していた。怪鳥と真理の間に立つ。真理が驚きのあまり身じろぎした。


「なっ……、何をやっているんですか! どいて! 死にますよ!」

「スキルは返してもらった!」


 僕は叫び、怪鳥の鉤爪を腕で受け止めた。凄まじい衝撃だったがスキルによる強化があったおかげか吹き飛ぶことはなかった。しかし皮膚が容易く破れ、肉が抉れる。力任せにはねのけると、結果的に怪鳥が防壁に叩きつけられる格好になった。もちろん怪鳥にはダメージはほとんどなく、すぐに空に飛びあがった。

 僕の両腕には深い傷が刻まれることになった。しかし大きな傷にも関わらず血があまり出ない。これもスキルの効果か。

 真理が起き上がって僕の隣に立つ。


「スキルを――!? どうして、そんな」

「玉垣くんにやってもらった。貴石着脱Sとか言ってたかな」

「ええ――? そんな無駄スキルをセットしているなんて」


 玉垣は苦笑した。別の怪鳥を炎弾で威嚇しながら、


「無駄スキルとは心外だな。実際、役立ってるわけだし」

「だってDとかCならともかく、Sって。容量を11も消費するんですよ? 普通の人だったらそれだけで容量をほとんど使ってしまいます」


 玉垣は肩を竦めた。


「おれは普通じゃないから。枠が余っているんだよ。それにこれは虎伏さんの方針なんだ」


 真理は呆れたようにため息をついた。そして僕を睨む。


「――大体事情は分かりました。そういうことなら、有村さん」

「はい」

「以前の有村さんが得意としていた戦法を簡単にレクチャーします。有村さんの戦法は、弓で相手を牽制しつつ、高い俊敏性で一気に間合いを詰め、魔剣で仕留める感じでした。防御は自動的に発動する護符任せ」

「ええと……」

「今の有村さんにはややテクニカルな方法なので、まずは護符による防御。そして接近した魔物を魔剣で攻撃。これだけお願いします」

「わ、分かった。でも魔剣に護符……? いったいどこに」

「念じてください。武器習熟系スキルをC以上セットしていれば、念じるだけで該当する武器や道具を手元に召喚することができます」


 僕は緊張した。念じるだけで――? にわかには信じられなかったがやるしかない。僕は魔剣と護符よ来いと強く念じた。一瞬、何の手ごたえもなく焦ったが、遅れて右手と首に重みを感じた。

 右手に黒い刀身の細い剣。首には青い宝石があしわられた護符がネックレスのようにかけられている。


「それさえあれば、生身で私をガードするなんてバカみたいなこと、しなくて済むと思います」


 真理が言う。僕は頷いた。


「分かった。ありがとう、教えてくれて」


 僕の言葉に、真理は一瞬顔を顰めた。そして唇を震わせながら、


「――ど、どうしてあなたが礼を言うんですか。こ、こちらこそ、ありがとうございます。助けてくれて、ちょっとだけ、嬉しかったです」


 最後のほうは声がか細くなって聞き取りにくかったが、僕はにっこりと笑んだ。まだまだ足手纏いかもしれないが、一緒に戦える、その事実が僕を奮い立たせた。もう部屋の中でうずくまっているだけじゃない。じんじんと痛む腕の傷も今は気にならなかった。








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