11話 誕生祭(5才)後編
あれ?
なんでみんなシーンってなるの?
ほらがっついてるお前らメシ食ってていんだぞ
ほらあなた達、さっきまで楽しそうに話してたでしょ そのまま話してればいんですわよ
「あなたなかなか面白いわね!」
えっ? 何こいつそんなに有名人なの!?
ごめだぁ オラ最近本ばっかり読んるけー引き籠もりだべからさぁ村さの有名人分からねぇんべさ
「あなた様のお眼鏡に叶いまして、光栄の極みでございます」
こういう時はてきとーでいいべ
「いい!オズワルト!!あなたも私の従者ならこれぐらい出来なきゃ駄目なのよ!!」
うわー なんかすっごいキンキンうるさいですね
るーちゃんはこうならないで欲しいな
あ、るーちゃんって銀髪の妹のルノワールちゃんのことね
もう本当にるーちゃんとバルは可愛いんだ
きっと母様と父様の良いところを受け継いだんだろう
で話しは戻るがこのお嬢さんはどこの馬の骨かな
なんか2人の子を従者みたいに従えてるけど
「紹介が遅れましたわ!私の名前はソフィス・クーネルト クーネルト家の者よ!!」
はぁ さいですか………
「あのクーネルト家のご令嬢様でしたか、僕にはアウビィスの光の如くです」
光の女神アウビィス様のように眩しいですと少し大袈裟なリップサービスだ
「ふん!あなたよく分かってるじゃないの!!」
何故か好評だったようでパーティーが終わるまでずっとこんな感じのやり取りをしてた
疲れますわー