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帝国の終章は異世界で  作者: リュウジン
10/11

第九話 異界の姿

前回のあらすじ

杉原と主人公一行、暴力近衛隊長エルサと話し合い(?)の後連行される

安藤と西園寺コンビは謎の連中に捕まる

第九話 異界の姿



エルサに先導され、有沢達は丘を迂回するように続く獣道が少しマシになった程度の道を10分程歩くと周りを木々に囲まれているため分かりづらいが平たい山形の屋根が印象的なレンガ造りの館が見てきた。


館にはそこかしこに蔦や雑草がのびのびと生えており、館の前にある門も錆があるなど荒れ放題であり廃墟のようだと有沢は感じた。


位置的に偵察機が撮影した写真の建物の一つだがお世辞にも手入れが行き届いているとは言えず名のある人間が住んでるようには見えない。


「中尉殿あれがマイエル・イングヴェルなるお方が住む屋敷でありますか?」


有沢と同じ感想をもった高島上等兵がすぐ前を歩く有沢に話しかける。


高島の身長は170㎝後半と当時としてはかなりの高身長で10㎝以上低い平均身長の有沢は高島と話すには少し後ろを見上げる必要がある。


高島は東北地方出身で農家の次男生まれ、22歳の時に現役入隊とここまではよくある境遇の陸軍兵だがその優れた体格と銃剣道の有段者その上模範兵になったこともあるそうだ、まだ実戦経験がないながらも相談した班長達からすぐに名前が上がったので連れて行くことにした。


実際に話した時も陸軍では何かと不遇な目にあう東北出身でも境遇にへそを曲げずに実直で周りからも信頼される良い兵士だろうと有沢は感じた。


「他に建物がないようだからそうなるな」


高島は少し口を堅く閉じた後またゆっくりと喋り始める。


「失礼ながらかなりの期間にわたって人の手が入っていないと見えます。自分はこれは罠ではないかと考えます」


古今東西、相手に甘言を弄して何処かに誘い込んで袋叩きするなんて話は掃いて捨てるほどある。


だがたった一人しかいない部下に不安を与えても何ら良い事はないのでここはやんわりと否定する。


「どうだろうな、攻撃するつもりなら今まで何度も絶好の機会はあったはずだ。ここまでわざわざ案内するなら我々に何かしらの利用価値があるという事だろう、だが向こうに着いても備えは常にしておくように」


「はい、了解であります」


まだ釈然しないながらも背筋を伸ばして言う高島へ満足そうに頷くふりをして有沢は前に視線を戻す。


相手の都合も何もわかっていないのにここまで全て行き当たりばったりでやってきた、この後は何が起きてもただの中尉としてはせいぜい部下の不安をその場しのぎの楽観で押し流すくらいしか出来そうもなかった。


門の前に到着するとエルサは有沢達にに少し待つように言うと部下たちを置いて一人屋敷の中に入っていく。


あらためて有沢が門越しから館を見てみると蔦に隠れて見づらいが随所に凝った装飾が施されており、塀の外とは違い庭には背が高い雑草はほとんど生えておらず芝生のようだとは言えないが綺麗になっている。


有沢は建築に関しては門外漢だが新築だった頃はかなり立派な館だったなのではないかと感じた。


三人が館を眺めてから、しばらくした後エルサが戻ってくると館の中に招きいられるがエルサの副官を名のる兵士から小銃、軍刀、銃剣は預けるよう言われたので二人は大人しく渡す。


ただ有沢が腰の収容嚢に入れていたモーゼルC96拳銃について特に何も言われなかったのでそのまま持ち込めた。


拳銃だけとはいえ、いざという時の武器を持っているというう事実だけで精神を落ち着かせるお守り位にはなるからだ。


武器を預けると三人はエルサに連れられて館の最奥に位置する応接間の前へと案内される。


十数人エルサの部下たちは何処か別のところに詰所があるのかこちらに奇異の視線向けながらも館の中には入らず去っていた。


エルサが無造作に開けて中に入ったので三人もそのまま杉原を先頭にへと入ろうとしたが中で椅子に座っていた灰色の尾と耳を持つ若い獣人族の青年が立ち上がったのでひどく面食らう羽目になる。


「…部屋に入る前はちゃんとノックをしないとダメですよエルサさん、さすがに他人様の前ではお願いします」


大人しそうなながらも高貴な雰囲気漂わせる青年はエルサを困った様子でたしなめる。


「はいはいそれで王子、例の奴らのうち代表者込みで三人連れてきたよ」


王子ことマイエルはため息をつきながら、マイエル王子が居るのに入室の許可を取らず勝手に入ってしまったことに顔が青くなって固まっている三人に顔を向けなおす。


「あのよくあることなのでお互い無かったことにしてとりあえず席にお座りください」


こういう無礼は追及すると処罰がどうのという話になってしまうので無かった事にするのが一番だった。


「殿下のご配慮に深く感謝致します」


初対面でいきなり王族にとんでもない無礼を働いてしまい背中に大量の冷や汗をかいた杉原だったがとりあえず気落ちを持ち直し、部屋の窓の前に設置された応接用の蔦で作られたソファーに座った。


有沢と高島は目立たないように部屋の隅に移動して直立不動で待機する、元の世界なら武官は別室にて待機となるが、同じ武官という立場上で退室の案内をすると思っていたエルサは飲み物を準備している様子なのでとりあえず壁の飾りになるしかなかったが。


「武官の方達もここまでの道のりでお疲れでしょう、お飲み物を用意するのでご一緒にどうぞ」


とソファーに座っていたマイエルが杉原の座るソファーを手で指し示す。


杉原が座るソファーはまだ数名なら余裕で座れる大きさだったので有沢と高島も座れそうではあった。


「いえ我々は…」


しかし陸軍の人間が会談に同席していたとなると過去の様々な暴走(前科)の結果、政治との関わりに非常に神経質なっている陸軍上層部に怒られるでは済まなくなりかねない。


なので有沢が丁重に断ろうとする横でエルサが5人分のカップをテーブル置いてマイエルの隣に座って有沢達に「はよ座れ」と目線で語り、杉原もまた笑顔でマイエルに感謝を伝えると「あきらめてください」と目線で有沢に語る。


「…ありがとうございますマイエル殿下」


(報告書には杉原大使と口裏合わせて会談の場に陸軍の人間はいなかった事にしてもらわないと)


包囲され退路もふさがれた有沢達は素直に降伏して座るしか選択肢は残されていなった。



ぬるくて甘いお茶を飲みながらマイエルと杉原は改めて自分と付き人の紹介を行い、挨拶を交わす。


そして杉原はエルサにしたように自分達と日本のここに至るまでの経緯、状況と今回ここに来た目的を字話す、もちろん言わなくてもいい余計なことは省いた。


マイエルはそれを真剣な表情で聞き入りおわると困惑を隠しきれなてない表情になり、エルサの方を見る。


「今も確認したけど嘘ではないでしょうね」


「エルサさん、お客様の前ですからもう少し表現を…すみませんスギハラ大使」


「いえ疑われて当然の話をしているのはこちらも重々承知の上ですのでお気になさらず」


獣人族は元々人より優れた五感を有するがその中でエルサはずば抜けて高く、人間の微細な変化を知覚することが出来るため大抵の嘘なら見抜くことが出来る。


しかしエルサ曰く嘘をつきながら呼吸、目の動きを完全に制御しきってみせる化け物もいるので信じ切るのは危険だがどちらにせよ奇妙な来客の正体は元よりマイエルにとってあまり重要な話ではないのでここは信じる方向で話を進めた。


「しかし戦争終結直後に国ごと異世界に転移という苦難に同情いたします、こうしてお会いしたのも何かの導きでしょう私も可能な限りの協力を致します」


「マイエル殿下のご協力、大日本帝国臣民に代わりに深く感謝の意を述べます」


杉原は頭を下げながら、これでどの国にも知られていないという完全無欠の孤立状態から抜け出し外交が可能になる事に安堵する。


「それではまずこの世界について色々知りたいですよね?」


「はい、お願いします」


「そうですね…何も知らない方にどこからどうやって説明したら…」


「ここの場所とか今何年とか、ざっくりとした状況説明をしてあげたら」


考え込むマイエルにエルサは2杯目のお茶を飲みながら助言する。


「なるほど、ではここはディール大陸から南西に位置する、ルアト島で王家の私有地として使われていました。今の年はそうですねよく使われているもので大復古暦1605年となります」


「大復古?」


年代記にしては珍しい名前に杉原は首をかしげる。


「はい、この世界には今とは比べ物にならないくらい高度な魔法技術力を持っていた エクシプノスと呼ばれる種族が中心の文明が繁栄していましたが突如として現れた初代魔王とその魔王が率いる魔族との戦争で衰退、滅亡してしまい、初代魔王をエクシプノス族最後の生き残りである英雄カルディアと仲間の人族が倒した年から始まり、以前の高度な文明水準まで取り戻すということで使われているそうです」


「なるほど」


「カルディアとエクシプノス族が出てきたので教会…アウティス教会についても教えましょう、私達獣人族が置かれている状況を説明するためだけではなく、恐らく貴方たちにとって非常に重要な事でしょうから」


これから彼らの国に直面するであろう過酷な運命を伝えることにマイエルは少し躊躇するが教会に対する危機感を起こさせるためには仕方がないと覚悟を決め口を開く。


「アウティス教会は元々カルディアと共に初代魔王を倒した人族達が作った互助組織が始まりだと言われています。創設当時は発掘したエクシプノスの遺物を解析して得た魔法技術などを使って文明復興に貢献していましたが、時間が過ぎるにつれエクシプノス崇拝、人族至上主義、亜人と魔族排斥の考えを持つ宗教組織と変貌していきました。」


「…」


ここまでの話の流れから嫌な予感がしてきたが杉原達は今は黙ってマイエルの話を聞くしかなかった。


マイエルも重い空気の中、エルサの入れてくれたおいしいお茶を飲んで気持ちを落ち着けると話を再開する。


「長い間エクシプノスの魔法技術の発掘、再現に努めていたアウティス教会は強大な力を持つに至り、ついにはアウティス教国を建国します。建国後、人族の大国ペルグランデ共和国との間に戦争が勃発しますが、アウティス教国はこの戦争に勝利し、終戦後アウティス教国を盟主にペルグランデ共和国と同盟を結びました。この結果アウティス教会は一大宗教軍事同盟にまで成長します、その高い技術力と国力を使って周辺国への次々と”改宗”と併合を行い、その脅威はディール大陸西端に位置するフークリアス王国にまで及んできました。そのため10年ほど前に現国王である父上がフークリアスの東に存在していた大国アルケスと対等ではありませんが同盟を結び、きたる時に備えていました、しかし一年前にアルケスの隣国であるエンハンブ帝国で大きな政変が起きてしまいました。エンハンブ帝国はアルケスと長年に渡って国境問題で争いをしていましたが反アウティス教会という点ではアルケスと一致していており、いざとなったら共にアウティス教会に対抗する密約を交わしていた国だったのですが当時の帝王の次男がアウティス教会に寝返り、反乱を起こし政権を奪取、アルケスとフークリアスに戦争を仕掛けてきました。戦争の序盤は私達が優勢でしたがアウティス教会がエンハンブ帝国に本格的な支援が行われると一気に劣勢へと追い込まれ、父上はアルケスの王都に立て篭もり、私はこの島に逃げ込んでいる有様です。」


「「「…」」」


杉原はせっかく国交が結べそうな国と会えたのに滅亡寸前状態でしかも滅ぼそうとしている所は非常に付き合うのが難しい勢力ということにショックを受けた、もちろんマイエルの話したことが全て真実だったらの話だが少なくとも杉原はマイエルが嘘を語っていたようには見えなかったがどちらにせよ、この後に来るであろう”助太刀”の話が来てもマイエル殿下には深く同情はするが今は逃げの一手しかないと決める。


「杉原大使、あなたが今考えている懸念はわかりますが、もう一点あなた方に関係する大事な話があります」


「私たちにですか?」


「はい、まずは確認なのですが…エルサさん空の魔力結晶は持っていますか?」


「ん?持ってるわちょっと待って」


持っていたカップを降ろしエルサは腰のポーチの一つから小さな結晶を取り出すとマイエルに手渡す。


マイエルが渡された魔力結晶を手のひら上に置き杉原達に見せると小さな魔力結晶は無色透明で極わずかに光っていた。


「これは魔力結晶と呼ばれる物で、魔力が結晶化したものです。これを使って魔法の行使や魔力式の機器など動かしたりなど私たちの生活には欠かせない物になります。どうぞ持ってみて下さい」


「ありがとうございます」


電池みたい物かと杉原は解釈しながらマイエルから魔力結晶を受け取って見るが、マイエルの手の上にあった時の光がなくなりただの無色透明の結晶となっていた。


「すいません殿下、光が無くなってしまったようですが?」


「他の方も持ってみて下さい」


そう言われとりあえず有沢、高島の順で魔力結晶を持ってみるが光ることは無く、マイエルに魔力結晶が返却されるとまた光り始めた。


「魔力結晶は魔力が充填されている状態では淡いピンク色で強く光を発しますが、魔力を使い切ると光らないただの無色透明の結晶になりますが、極近くに魔力を持つ物があると光る特性があります。つまり魔力が少しでもある人が持つと光り、全く無い人が持つと光りません」


「我々にはその魔力を持っていないということですか?」


「はい、そうなります。そして大日本帝国にも魔法を行使できる人はいないのではありませんか?」


「それは…調査してみなければ確証はできませんがわが国には魔法なる技術はないと思います」


正直に言うべきか杉原は躊躇するが、高度な魔法技術を持っていたエクシプノスを崇拝するアウティス教会、魔法を使うのに必要な魔力を持っていない日本人、この二点から非常に嫌な予想が出来たので確認するためにも話すことにした。


「そうですか…この世界の人族は基本的に魔力を持っています、我々亜人も一部例外の種族を除いて人族を低いですが持っています。アウティス教会では高い魔力を持つ人族が唯一高度な魔法文明を持っていたエクシプノスを継承する事ができると教えられていますが極まれに魔力を全く持っていない人が生まれることがあります。その人は”悪魔付き”と呼ばれ差別の対象になることが多いですが、特にアウティス教会ではエクシプノスに生きていくことを否定された者、魔法を否定する魔族に魅入られた者、異端者と呼ばれ例外なく処刑されてしまいます。…もし大日本帝国は魔力を持っていない人族の国ならばアウティス教会の教義上、あなた方は問答無用で滅ぼさなければならない国となります。」


「…」


杉原は深く息を吐き椅子に身を沈めた。白人の支配する血も涙もない弱肉強食の世界で唯一の有色人種の列強として差別されながら必死に行き続けてきたがこの世界ではより悪化した状態で今後日本は生きなければならねばならないことになる。


「その上で無理を承知でお願いがあります。民を救うためになんとしてもディール大陸に戻りたいのですが帰る手段がありません、輸送手段を提供していただけないでしょうか?貴方達にとっても時間稼ぎにはなるでしょう」


確かに日本と敵対するアウティス教会が大陸の西に覇権を握ってしまえば今後ディール大陸に対する玄関口を失う恐れがある。ならばマイエル達を送り届け少しでもアウティス教会に抵抗してもらいその間に何かしらの対応策を講じるというのは杉原も理解できた、できたが


「…残念ながら私の権限では他国の戦争に介入するかを決めることは出来ませんが今まで教えて頂いた事を直ちに報告し、緊急性がある事案として国としての対応をすぐに決めるよう要請します。」


全権大使として杉原に認められた権限は接触した現地人との友好関係構築に資すると判断できた場合、約定を結ぶことができることであって戦争中の国の重要人物を送り届けるのは杉原の権限ではとても無理だった。


第二次世界大戦中に杉原がナチスから逃れてきたユダヤ人のために外務省からの指示を無視してまでビザを発行したのは自分の人として道理としてユダヤの人達を拒否することが出来なかったからである。


もしマイエルが帰れなければ残されたフークリアスの人達の多くが虐殺されてしまうかもしれない、だから杉原も例え全権大使を罷免されても助けてあげたいとは思うが、独断でマイエルを送り届けてそれが原因でアウティス教会といきなり戦争になる可能性もある。確かに話を聞く限り何をしようがアウティス教会とは非常に険悪な関係になるだろうが今の日本は資源の輸入すら目処が立っておらず軍も戦争の準備が出来ている状態ではない、ここですぐにアウティス教会と戦争状態になるかもしれない行動を独断でとるわけにもいかないことに杉原は苦悩する。


「それはどれほどの時間が掛かるのでしょうか?フークリアスにあまり時間は残されていません」


父がアルケスの王と共にフークリアス・アルケス連合軍の残存兵を率いてアルケスの王都に立て篭もって1週間が経過している。そう簡単にアルケスの王都が落ちると思えなかったがもし陥落すればフークリアスなど瞬く間に占領され民は”処分”されてしまうだろう。


「それは…」


杉原とマイエルの話し合いが平行線を辿り始めるとエルサは立ち上がり魔力式ポットにお茶を補充しながらそれとなく有沢と高島の様子を伺う、立ち振る舞いから二人ともよく訓練された兵士だとわかっていたが座っている状態で不意打ちなら素手でノックダウンできると判断した。


マイエルの穏便な手段ではもう埒があかないので杉原を人質にとって思うように埒をあけようとしたが、戦闘に備えて神経を研ぎ澄ませると扉の前にこっそりと近づく存在に気づき、エルサは窓際に立てかけてあった双剣の鞘を払う。


「!」


「エルサさんダメで…!!」


エルサの突然の抜剣に杉原は呆然としマイエルはエルサが強引な手段に訴えるつもりだと思い止めようとし、有沢は立ち上がりながら拳銃を抜こうとし、高島は少しでも時間を稼ごうと有沢と杉原の前に立とうしたが、四人それぞれの反応が終わる前に部屋の扉が破壊される音が響いた。

もう年単位で投稿していないとは…需要があるかはわかりませんがこれからも不定期ながらがんばって完結を目指したいと思います。

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