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50話 水着になる

 九郎とつよし、部長は先に着替えて待っている。つよしが九郎に言う。

 「社本さんと水着買いに行ったのか。」「3人で買い物に行ったよ。」

 「と言うことは、社本さんと玉枝さんの水着姿見たんだな。」「お前もみこさんの水着見たんだろ。」

 「そうだが、うらやましいぞ。」「どうせ見られるんだからいいだろ。」

九郎とつよしが話していると部長が割って入る。

 「玉枝さんの水着姿はどうなんだ。」「危険です。」

 「競泳用水着なんだろ。」「とにかく危険です。」

 「そんなにすごいのか。」「はい。」

部長の呼吸が荒くなる。九郎は玉枝の水着姿を見たら死ぬのではないかと心配する。

 あやめと玉枝、美琴は更衣室で着替えている。美琴があやめと玉枝を見て言う。

 「出るところ出ているからいいなー」「みこもスレンダーだからいいじゃない。」

 「隠れ巨乳のあやめに言われたくないわ。」「私、そんなに大きくないわよ。」

あやめは玉枝を見て言う。美琴は玉枝を見てため息をつきながら言う。

 「歩く凶器ね。」

玉枝は競泳用水着を着ているがかえってスタイルの良さを強調している。

 あやめは白のハイネックビキニに黒に黄色い花柄のスカート付きショーツの水着である。

 水着はゆったりとした感じのデザインだが胸の大きさは隠しきれていない。

 美琴はベージュに花柄のワンピースで紺色のスカートが付いている。

 水着は小柄でスレンダーな美琴をかわいらしく見せている。

 3人が更衣室から出てくると注目を集める。九郎たちが待つ場所に行く前に3組のカップルが犠牲になる。

 男が3人に見とれて彼女の気分を害してしまったのである。部長は玉枝の水着姿に涙を流す。

 玉枝はそんな部長に苦笑いをする。九郎はあやめに言う。

 「水着似合っているよ。」「ありがとう。」

 「九郎と社本さんは、恋人同士みたいだな。」

つよしがからかう。美琴がつよしに抗議する。

 「2人をからかう前に言うことないの。」「みこ、かわいいよ。」

つよしは慌てて言う。美琴が提案する。

 「ウォータースライダーしない。」「みこ行こうか。」

つよしが賛成して6人はウォータースライダーに行く。つよしと美琴が最初に滑り、玉枝と部長が次に滑る。

 九郎とあやめは最後に滑る。九郎はあやめと2人きりになりたかったので

 「あやめ、流れるプールに行かない。」「みんなとはぐれるわよ。」

 「混んでいないから大丈夫だよ。」「いいわよ。」

2人は流れるプールに行く。つよしは美琴とはしゃぎ、部長は玉枝の横でとろけているので玉枝だけが九郎たちの行動に気づいていた。


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