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25話 ハイキング部員叫ぶ

 九郎とあやめは、講義後レポートを書くため図書館へ行く。つよしと美琴は、ハイキング部へ行く。

 2人は図書館の2階でレポートを書き始める。あやめは九郎に確認する。

 「変な霊はいないでしょうね。」「変なのはいないけど、2人いるよ。」

 「あやめちゃん大丈夫よ。私が付いているから。」

玉枝がフォローする。九郎とあやめは集中してレポートに取り組む。九郎はこんな風にあやめと過ごせるようになるとは夢にも思っていなかった。

 これも玉枝がいたからだと思うが感謝の気持ちは口に出せない。口にしたら玉枝は九郎をいじって来るに違いない。

 あやめはホッとしている。今日は一日中、男子にプロポーズされ続けてのだ。九郎に「あやめは僕のものだ」と言ってほしかった。

 しかし、友達と言っている以上、九郎にそれを望むのは筋違いだと考える。

 2人はレポートを書き上げると教授に提出しに行く。

 つよしと美琴は部室で九郎とあやめの関係について盛り上がっている。

 「2人はまだ友達なんですよね。」

男子部員が付け入る隙が無いか考え質問する

 「九郎は、社本さんのお父さんに好かれているようだよ。」「翼君、親からおとしにいったかー」

 「そんなー」「それに2人は2週連続でデートしているよ。」

 「それじゃ付き合っているのも同じじゃないか。」「九郎は奥手だからキスとかはまだだよなー」

 「き、きすー」「落ち着いて、俺から見て相思相愛だよなー」

 「そうか、社本さん、手の届かないところへ行ったか。」「あとは、まなみちゃんとみこちゃん、ゆきちゃんだけか。」

美琴が言う

 「私、つよしと付き合っているよ。」「そうなの」

 「俺たちは九郎と社本さんより深い仲だよ。」「深いって…」

 「体でもつながっているよ。」「つよし、言い方やらしいよー」

 「このリア充めー」「くっそー」

 「最近、まなみちゃんとゆきちゃんこないな。」

 「飢えたオオカミの群れには近づかないって。」「俺たちは紳士的だぞ。」

美琴は紳士の言葉の意味を変える必要があると考える。

 部長が発言する

 「君たちのキャンパスライフがばら色になるかは、女子の部員を増やすことにある。まだ4月だ遅くはないぞ。」

 「そうだな。」「まだ希望はあるぞ!」

男子部員は励まし合い部員確保に出ていく。つよしが部長に言う

 「部長、これ以上部員を増やしてどうするのですか。」

 「女子がいないとみんな部活に出なくなるからな。」

つよしは、皆、部長に踊らされていると思う。

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