表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
129/175

129話 お祓いの前

 朝、九郎が起きると玉枝が朝食を作っている。九郎は顔を洗うと「いただきます」をして朝食を食べ始める。

 ご飯にサワラの塩焼き、秋ナスのみそ汁である。九郎はおいしそうに食べる。

 彼は食べ終わると着替え始める。玉枝はネグリジェ姿から服を変える。

 彼女は朝から巫女姿になる。九郎が玉枝に言う。

 「朝から巫女姿にならなくてもいいと思うよ。」「今日はこれで行くわよ。」

九郎と玉枝が話していると玄関のインターフォンが鳴る。九郎がドアを開けるとつよしがいる。つよしは玉枝の巫女姿を見て言う。

 「玉枝さん、似合ってますよ。」「ありがとう。」

九郎はつよしの煩悩まみれの発言に首を振る。後ろからつよしに声がかかる。

 「つよし、何興奮しているの。」「みこ、玉枝さんの巫女姿だよ。」

 「見たい、わあ、玉枝さんかっこいいわ。」「似合っているかしら。」

 「はい、似合ってます。」

みこも玉枝の巫女姿にテンションが上がる。あやめは落ち着いていて九郎に挨拶する。

 「おはよう、九郎。」「あやめ、おはよう。」

4人がアパートを出ると玉枝は気配を小さくして見えなくなる。4人は歩いて大学へ行く。

 教室に入るとつよしが九郎に言う。

 「僕もお祓いを見てもいいか。」「だめだよ、危険な場合があるから見に来てはだめだよ。」

 「玉枝さんの活躍を見たいのにな。」「つよし、玉枝さんの巫女姿を見たいだけでしょ。いやらしい。」

 「九郎、玉枝さんの巫女姿を見てもやらしくないよな。」「いや、姉さんの巫女姿はエロいと思う。」

 「裏切り者ー」「姉さんは色気が強すぎるんだ。」

九郎は玉枝が何を着てもあふれる色香は隠せないと思っている。あやめも思う所があるのかうなづいている。

 4人は講義が終わるとまっすぐあやめの家に行く。久沓神明社に着くと玉枝は坂の上の鳥居まで先行しする。

 そして、気配を強くして見えるようになると九郎たち4人を迎える。5人になり、あやめが玄関の引き戸を開けると一久が出てくる。

 「玉枝さん、気合入っているね。」「任せてください。」

 「みんな、入ってくれ。お祓いがあるから早めの夕食にするよ。」「おじゃまします。」

5人が居間に行くとあやめと玉枝が夕食の手伝いをする。一久が九郎に言う。

 「夜7時に依頼人が来ることになっている。」「どんな依頼人ですか。」

 「30代の女性で視線を常に感じるそうだ。」「いつもの手順でいいですね。」

 「ああ、お願いするよ。」

夕食が終わると一久はお祓いの準備に入る。つよしが一久に申し出る。

 「お祓いを見学していいですか。」「危ないからダメだよ。」

一久はお祓いの見学を断る。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ