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歴史知識不要! 転生ヲタク光秀、引きニート希望中:おまいら放せっ!俺は絶対に本能寺しないからな!勝手に陰謀めぐらすな!  作者: 天のまにまに
単身赴任で甲賀を調略しよう!

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電撃少女も欲しいぞ



「黒古さま! 和田様のお城から使いが! 大至急、来てくれと。お隣の蒲生様のお城で急病人が!」


 突然、飛び込んできた村人らしき人が黒古に叫ぶ。


「わかりましたわ。直ぐ準備いたしますの」

「ついて行ってもいいか?」

「あなた、ここであの子の看病をするよりも大事な仕事を抱えているようね。きっと信長様に仕事しないと首刎ねられるのね」


 よくお分かりで。




 あいにくと、テレポーテーションは出来ないようだ。

 蒲生家の城門を潜れるチャンスがこんな形で回って来るとは思いもみなかったよ。

 アゲハの看病は村のおばちゃんに任せた。

 心配だが待っていろ。こいつの腕は確かとみた。


 どうせ俺がここにいても無駄。

 だったらお前が目を覚ました時に「もう、仕事終わっちゃったよ~ん」と言って笑わせてやる。いつものアゲハスマイルを見せてくれな。


 黒古をお姫様抱っこして蒲生の日野城へ向かう。

 背負うつもりだったが、抱っこをリクエストしてきやがったよ。

 どうもこいつは苦手。


 光秀、苦手が出来ちゃいました。



 ◇ ◇ ◇ ◇



「いかがでござる。白川殿。息子は助かるであろうか?」


 和田の殿さまをすっ飛ばして蒲生さんちの南近江(滋賀県南部)日野城に来ています。この娘、どうやらこの辺りで薬草摘みながら医者をしているらしい。

 蒲生賢秀という結構しぶとい有能な武将がオロオロする姿、頂きました~


 アゲハの危機に、オロオロした俺も人のことは言えないけどね。


「大丈夫なのですわ。この私の針にかかればどのような病・傷も完治しますのよ。息があればですけど。あたし失敗しないので♪」


 テンプレのセリフを言いつつ、普通の鍼灸師の使うような針ではない、太っとい針をそこら中に刺していく。アゲハの時よりもましだけど気色悪いです。



 ◇ ◇ ◇ ◇



「もう大丈夫ですの。10日もすれば歩けるはずですわ。川魚はきちんと火を通して食べるものですわよ」


 どうやらこの少年。

 遊びで魚を生で食べて食あたりを起こし、更に階段から落ちて頭を打って足の骨折って、ついでに鼻血で出血多量、急患となったらしい。おバカですねぇ。


「何とお礼を言ってよいやら。この鶴千代、齢12と幼いが武勇知略ともに目を見張る才能があるとみております。蒲生の家にはなくてはならぬ跡取り」


 蒲生の跡取り?

 誰だっけ?


 !

 もしかしてSSR武将の。

 が・も・う・う・じ・さ・と?


 SSRの命救いました~、って、俺じゃないけどね。


「あたしだけでは無理でしたの。ここまで高速機動……げふん。早く到着できたのはこの方のお蔭。遅れれば命はなかったわね」


 蒲生賢秀さん。

 俺の方を向き、改めて礼を取って来たよ。


「何方《どなた》かは存ぜぬが、あなた様はこの蒲生家の恩人。何かあればすぐに頼って下され。出来る事なら何でも致そう」


 え?

 いいの?

 言質、取った感じ?

 では!


「それは今、お願いしてもよろしいか?」

「なんなりと」


「某、織田上総介信長が家臣。明智十兵衛光秀と申す。是非とも、蒲生殿のお力を借りたく参上仕りました」


 頭を下げると同時に、黒古の顔を横目で見て、GJというアイサインを送る。


 黒古はウインクしながら、小さくサムズアップ。



 とりあえず蒲生へのアプローチは出来た。


 なんか変な奴にもアプローチしてしまったけど。

 その内、御坂とかいうSSR武将を紹介してくれないかな。大歓迎で家臣、いやお友達にならせてほしい。

 きっと素晴らしい電撃戦を見せてくれるだろうね。期待しているよ。





 これ笑える!

 とか思われたら迷わず★つけてくだせぇまし。


「アゲハ、かみなりも焼きそばパンも嫌い。でも★すきです。にぱ~♪」



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