魔力測定
皆、指定の運動着に着替えて校舎の隣にあるグランドに出た。
「やっぱりでかいな…」
「それでは魔力測定を始めます。1人ずつ呼ぶのでそれ以外の人は危ないので下がってください」
魔力測定が始まった。魔法学校に通えるのは魔法を使える人のみ。人間の中にも魔力を持ってない人はいる。しかも、魔族や吸血鬼より使えない人数は多いい。なので、皆高度な魔法を使える人が魔法学校は多いい。魔法には色々な種類があるが1番元になっているのが【火水風土】この4つが基本となる。これはどの種族にも関連する。その4つの魔法から枝分かれしていきまた新たな魔法が生れる。基本この4つを使う人間は多いい。
あっ、次は優斗の番だ。優斗は魔石の近くに達手を魔石に向けた。
その瞬間バチッという音が聞こえた。その音がどんどんと大きくなり黄色い電光が起きた。雷魔法。それが魔石に打ち付けられた。その後、魔石に数値が浮かび上がった。それを見た時驚いた【680】。平均を軽々超えていた。周りの生徒達も先生でさえもが驚いていた。人間で500も超える人は少ないからだ。
「凄い、魔力だな…」
唖然としていたら。次に呼ばれたのが康太だった。康太は前に立ち手を添えて大きく息を吸った。一気に竜巻起きた。これは風魔法。その竜巻が大きく魔石に衝撃を与えた。数値は【750】と出た。又もや生徒達が驚いた顔をしていた。確かに700何て魔族や吸血鬼と同等の力くらいある。
「次、Aクラスノア」
「次はノアか!頑張よ!」
「まぁ、頑張れよ。ちんちくりん」
一言余計なんだよな。
「ああ、頑張ってくる」
魔力測定なんて久しぶりだな。俺の魔法は水魔法。主に水を使った攻撃が得意で上手くいけば凍らす事も出来る。手に魔力を集中させる。水を生み出し魔石に衝撃を与える!!ドンッ!
数値は【485】うわー、500いってなかったな。
それはそうだよな…。武器無しじゃ…。
まぁ、平均を越しているからいい方だけど。
しかし勇者達は武器を使わなくてあの魔力だとすると恐ろしくなるな。
その後は勇者の話で持ち切りになった。