学校対抗戦と前兆
街から帰って来てさてやろうと思ったら何だか皆そわそわしていた。
「皆どうしたんだ?」
そう呟いていると後から優斗が来た。
「体調は大丈夫なのか?」
俺は街に行く為仮病を使った。悪いと思ってるけど…。
「ああ、大丈夫。それより何でこんなにも皆そわそわしてるんだ?」
「そっか、ノアは休んでたもんな。実は1ヶ月後に学校対抗戦があるんだ」
「学校対抗戦...」
「魔法学校は東西南北って合わせて4つあるだろ。そこの学校代表魔法でが競い合うんだ」
「皆はそれに選ばれたいたから多分こんな感じになっているんだと思うけど」
そういう事か…。しかしこれは...。チャンスじゃないか!!その対抗戦を利用して2人に魔法を教えれば不自然じゃないし。
「優斗は出るのか?」
「ああ!勿論!ノアは?」
「俺は遠慮しとく」
「えっ?確かに自由参加だけどノアなら代表に慣れるんじゃないか?」
「そんな事はない。それに興味無いしな」
そう言うと優斗は落ち込んだ。
「参加はしないが練習には付き合う」
「マジ?嬉しい!」
あれ?康太は出るのか?
「康太も出るぞ。あいつこういうの結構好きだし」
よし、2人は出るのか。
「いつから始まるんだ?」
「今から1ヶ月後にトーナメント戦があるんだ。学年別じゃなくね。だいたい3年生が代表になる事が多いいし1年の参加者は少ないんだ」
「そうか、じゃ1ヶ月後に向けて練習するか」
「おう!康太も呼ぼうぜ!!」
それから魔法練習が始まった。
少し浮かれていたんだ。俺も皆も...。
まさかこの対抗戦でこんな事になるなんて誰も思っていなかった...。
◇◇◇◇
その日から練習は始まり最初よりも格段と力がついた。これくらいやれば大丈夫だと思う。元々魔力が多かった分魔法も使えるはばが広かった。
それからトーナメント戦があり2人は代表の5人の中に入る事が出来た。
「ノア!ありがとな!練習のお陰で魔法が上手く使えるようになったし代表にもなれた!」
「なっ!康太もだろ!」
「まぁ、確かにお前のお陰でなれた。ありがと」
うわー珍しい...。康太が感謝してる。
「本番、見に行くから頑張れよ」
「おうっ、頑張る!!」
◇◇◇◇
「やっぱりあいつらもこの時期に動くのか」
「はい、その通りです」
「僕らも動かないとな…」




