3章 北高校というトコロ
1 (登場人物たち)
ここ北高校は 1年が、4クラスで
二年も、4クラス 3年も同じように
4クラスという クラス編成に、なっていた。
この物語では 主に2年生のことを
中心に 話しが進んでいくので
あった。
それぞれの登場人物は 高校生という
青春まっただ中に おかれている
青春ドラマみたいな 内容の
物語である。
主人公の黒田洋と 赤川洋子は
2年2組に、所属していた。
そして、草葉空子は
2年3組のクラスだった。
黒田洋と赤川洋子のクラスの 担任は
まだ、28才の若い
水野今日子という人物であった。
水野今日子という人は、誰にも人当たりが良く
優しく出来るが ひとつ芯が通った
女性でもあり生徒にとても人気のある
クラス担任だった。
どの生徒にも 平等であろうとする
精神の持ち主で 正義感も強く
薄化粧でも、とても人目を引く美人で
他のクラスの生徒にも 特に男子生徒に
絶大な 人気物であった。
凛としている 姿や立ち振舞いは
女子生徒には あまりなかった
大人の姿勢であったけれど
嫌味がない姿勢であったから
女子生徒たちにも 良き相談相手として
人気が あったのである。
そして
「黒田くん、前田くん、青山くん。
いくら仲が良くてもいいけど
ケンカだけは、しないでね。」
と、いつも黒田洋と その親友たちのことを
気にして、注意していた。
黒田洋は そう言われる度に
こういい返していた。
「前田は、こうオラオラ系でも
根は本当はいいやつなんですよ。
ユッキーは、先生も知っての通りの
多少おとなしいが しっかりしているから
心配しなくても 大丈夫ですよ。」
と、だいたい こういう言葉を
黒田洋が、言って
前田と、呼ばれた
前田亮という生徒は
「俺はこいつらとはケンカしないっすよ。」
と、いい放っていた。
そして 水野今日子に、青山くんと言われ
黒田洋たちに 「ユッキー」 と
ニックネームで 呼ばれている
生徒の 本名は、青山幸村と
いう 人物であった。
性格はおだやかで、おとなしく
誰に対しても ニコニコ笑顔でいられる
しゃべる時は、しゃべるが
しゃべらない時は、ずっと黙っている
人当たりはいいが
ちょっとだけ 変わったところがある
性格の持ち主であった。
黒田洋の 親友の1人である
前田こと、前田亮は
少し ケンカっぱやいが
仲間思いの 生徒で
いっつも 黒田たちに
「ケンカを売られたら 俺に言ってくれたらさ
俺がいつでも そのケンカを買ってやるよ。」
と、言うのであった。
そして黒田洋は
「前田は、いつも頼りになるな。
そういう時は、頼りにしてるぜ。」
と、言って
前田は
「おうっ」
と、威勢よく言うのであった。
こういう前田の性格であったから
女子生徒にも 頼られて
ある程度 人気があった。
だから前田は 今まで3人の女子生徒と付き合ったことがあったから
「黒田は なんで彼女
作らないんだ。
なんで そんな女子生徒に対して
つっけんどんなんだ。
もっと優しく出来るだろ。」
と、いつも
黒田洋に、言っていたのだった。
そういう会話を 言いあえる
仲間だったのである。