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(赤の決心)

2

赤川洋子は、午後の授業が

終わるのを、ひたすら待っていた。


そうして、今日の最後の授業が

終わった時、何も持たずに

草葉空子のいる、教室へ

向かっていることに

気付いた。

洋子は、そう気付いても

足を、止めなかった。

草葉空子に黒田洋のことを、どうしても

教えて、もらいたかった

からである。


私が、こんなに気になるなんて

不思議だわと、思ったり

話しを、聞いて

私の思ってる人と

違う心の、人だったら

私は、男子には

永遠に、接することがないんだわ。

と思って、後悔するんだわきっと。

それでも聞かなくちゃ。

黒田くんのことを。

空子ちゃんが、どこまで知ってて

どこまで話してくれるか

わからない。

でも、それでも

聞かなくちゃ。

聞くって、私が

決心したことだもの。

と、草葉空子の教室に着いたので

入っていったのだった。



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