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1章 青春恋愛物語

自分が、はじめて書いた、自作小説です。

読んで下さい

男の主人公 黒田洋(くろだよう)

女の主人公 赤川洋子(あかがわようこ)


1、序章 黒のはじまり

「そんな」と、つい言ってしまった、あの時のがなつかしい。

 この俺、黒田洋はあの時のことを、どうしても忘れられない。 

今さらだけれども今、高校2年になった俺は

小学校のときの初恋での恋愛が

トラウマになってしまった

まあ、どこにでもいる

さえない男子高校生なんだ。

生きる目標を失ったあの時のから、表面的には

ちょっとクールな学校生活を、送ってきたんだ。


こんな俺に、いままで彼女ができるはずもなく

他の同級生なんて、いままで何回

付き合ったか、分からないくらいの

女性と、付き合ったなんてヤツも

ざらじゃなかったけど

そんなヤツらの、気持ちなんて

知れてるなんて、自分自身で

負け犬の遠吠えに、近いことを

何回も心の中で、思ったかしれない。 

俺なんて所詮

女性には、縁がない生き物だなんだって

あきらめてるし、そんなこと自分自身が

歯がゆくて仕方ないんだ。

だから、男友達だけで充分、女友達さえも

不必要って思うように強がってきたんだ。


ここまでが、黒田洋こと

俺の生きてきたこととかの、生きざまで

これからもなんのへんてつもない、堅苦しい学校生活を、送ってゆくんだなって思ってる。


あとひと月で、17 才の、誕生日だっていうのに、

全く、何が悲しくて、この北高校に

通っているだか分からない。



2、序章 (赤のはじまり)


わたしは、赤川洋子。


今のわたしは、北高校に通っている高校2年生の

16才。

身長も、体重もヒミツ。

だって恥ずかしいから。

 

私自身これからの夢も希望もあるけれど

一回も、彼氏ができなかったことが

悔やまれてならなかったんだ。

ファーストキスを

まだしたことないから、憧れてしまう。

だけど私自身には、大きな欠点があって

人の心の奥まで

すぐに、見透かしてしまうとこがあって

それは女子の友達とか、分かってくれる人には

分かってもらえるけど、どうしても男子には

煙たがられるというか

気持ち悪がられるから

ほとんどの男子とは口は、ききたくない。


だけど一人だけ、この高校に

入ってから、2年生になって

やっと気付いいたんだけど、黒田くんっていう表面的には女子のこと、苦手っぽくしている

男子がいるんだけど、私にはその黒田くんっていう男子が、本当は誰にたいしても優しくて

いい人なのに、過去に何か

あったんじないかなって

わたしは、思ってるんだけど

もっと、よくよく黒田くんとは

話せる機会があれば、チャレンジしたいんだ。

なんだか気になる男子は、一人だけかな

今のところは。


まあ、優しいだけじゃ他の男子と

違わないと思うけど

それはまあ、わたし、あせんない。

もっとよく知らないと、男子全員のことを

本気で嫌悪しちゃうから。


これが、赤川洋子こと、わたしという人間でした。


あと半月で、17才に、なっちゃうのに

ちょっとだけ悲しいけど

別にそれは、仕方ないわ。



 1 黒と赤の6月下旬

 (黒と赤のクロス)

キーンコーン カーンコーンと

学校のとある日常の放課後

よくある風景 

恋したい恋されたいと

願う生徒達。

勉強一途で、誰にも頼らず

やっていこうという生徒達。

その他もろもろの男子 女子 生徒達の中で

黒田洋と赤川洋子の

日常が始まった。

もう少しで、7月になる初夏

こぼれ日の夕日の下に、黒田洋はいた。


「俺はこれからどうなるんだろう」と

独り言を、言っては

なんか年をとった年寄りみたいだなと

思って、初夏の夕日の

太陽の下に出ていった。


「あ~あ このまま勉強づけの毎日かぁー。

やだなー。」


「もう少しで、夏休みじゃん。」


「そっか そうしたらいっぱい遊べるじゃん

やったー。」


そんな男子と女子生徒の声が

聞こえてきて


「くっそ ムカつくなー」と

黒田洋は相手に、聞こえないように

一人こぼした。

でも、これから先

女友達なんて作ろうにも

どう接していいかわからなくなった

俺には関係ないことか。


まあ仕方あるまい。

どうせろくに女子とは

口も利けないからな。


そんなことを、思いつつ帰ろうとした

黒田洋は

(でも なんか友達じゃないのに

妙に引っ掛かる女子いるんだけな。

確か 赤川 とか言ったな。

おかしいなこんなこと

この俺が思うなんて。

まあ いいや。)と


思って歩き出した時

遠くできれいな、澄んだ歌が

聞こえてきた。

あの声はまさかと、思ったとき

相手の女子もこっちに気づいて

お互い ドキッ としていた。


「あっ あっ く 黒田くん

 帰り道こっちなんだ。びっくりしちゃった。」と


赤川こと、赤川洋子は

どうしていいかわからずに

とっさに思ったことを、言った。

赤川洋子は、相手の目を見つめて

何かまずいこと言ってないか

内心 びくびく しながら、相手の

反応を待った。


黒田洋はとっさに

「えっ

 俺の、帰り道はそうだけど…」

それ以上、先の返答に詰まってしまった。

黒田洋は心の中で

まさか向こうから声をかけてくるなんて

まさかとしか思ってなくて…

それから先の言葉に、困ってしまった。


黒田洋は、あたりさわりのない

答えを思いついて言った。


「もしかしてあの声は、あの歌は

 赤川さんだった?

 聞いてしまって、ごめん。」


「なんで、黒田くんが

 あやまるの?

 私、一人のときとかに

 歌うのが好きだから

 歌いながら

 帰ろうとしてたんだよ。

 下手だったかな?」


黒田洋は、これ以上何を言って

いいかわからずに

自分の言ったことが

あたりさわりじゃないことだったのかと

思ってしまった。

頭の中が真っ白になって、

思わずこう言ってしまった。


「赤川さんの歌は、良かったけど。

 俺 感動した。」


赤川洋子は、一瞬

歌はなの?

わたしのことは

なんとも言ってくれないの?と

思ったから

黒田洋に向かって、思わず


「えっ 歌は、 なの?」と

すなおに、思ったことを言った。


黒田洋は

なんで友達にもなってないのに

こんなのまるで

付き合ってみたいじゃないかー。

俺はどうしたらいいんだと

究極に困ってしまった。


そして


「俺ってちょっと、変わってるから

 ごめん…」と

言った。


どうしてこんなに ドキドキ してるんだろう

おかしいなと、思った。

そしてちょっとはや歩きで

行ってしまおうと思って


「もう帰るからから

 ごめん。」と

言って、行ってしまった。


黒田洋は、いつも女子に対しては

こうなってしまうんだ。

どうしても、こうなってしまうんだって

後悔しつつ走りだした。


「くそっ」と

一言、言って後ろも振り返らずに

走り続けた。


赤川洋子は、ぼう然と

黒田洋の、後ろ姿を見送っていた。

後ろ姿を見ながら


「黒田くん…」と

一言、言って

絶句してしまった。


そしてまた、何かいらないことを

言ってしまったんだわ。

私っていっつも、こうなんだから。

どうして思ったことを

すぐに言ってしまうの。

いくら私の性格でも、この性格だけは

なおしたかったのに。

出したくなかったのに。

今度からは、気を付けようって

何回も思ってたのに。

私の悪い所だわと、悔いつつ

とぼとぼと、一人で

歩き出した。


 (黒の青春)


そんなことがあった次の日の朝

黒田洋は、心ここにあらずという

思いで登校していた。


「はあー、昨日は色々あったな。」と

一人つぶやいた。

昨日は帰ってから、自分自身が

ひどいことをしたと思って

がく然としてしまっていた。


いつも女子に対しては

あんなことになってしまうし

俺は、本当にどう接していいか

わからなかったんだ。

恋愛にトラウマがあるのがいけないんだ。

そう思わずには、いられないくらい

後悔し、なんてことだと

無念の思いに、かられてしまっていた。


やっと朝、起きたときは

多少気分は、落ち着いたとはいえ

昨日のことは

またトラウマの一つに

なりそうだと思って

ゾッ とした。

こんなんじゃ

トラウマのかたまりに

なってしまうんじゃないかって

思ったから、登校中は

「俺って一体」と

心の奥で、思わずにはいられなかった。

こんな俺なんかもういいって

思いながら、登校していった。


 (赤の青春)


赤川洋子は、登校中に昨日のことを

思いかえしては、暗い気持ちになっていた。

だがこう思うことにした。


「私っていったい。」と

言っていた自分自身に気づいて

それじゃいけないって思う

私自身もいたから

男子ってやっぱりむずかしいわ。

昨日のことは、私一人

悪いわけじゃないし

そんなことで後悔し続けても

今の世の中、渡っていけないと

思うから、がんばらなきゃ

未来に向かって

生きて明るくならなきゃと

思いなおしていた。


そう思い立ち上がるところは

さすが今の女子高生というべきか

それが健全な若い心の持ち主と、言って

良かったかもしれない。

そして登校中に、出会った

友達に向かって


「おはよー」と

元気よく

挨拶できるようになっていた。

出会った友達と一緒に


「今日はなにするー。」とか


「今日もあそこの店に行かない?」って


わきあいあいと

ガールズトークしながら

登校していけたのだった。


そして赤川洋子は

一番仲のいい友達に出会った。


空子(くうこ)ちゃーん、おはよう。」


空子と呼ばれた女の子は、振り返って


「なんだ洋子か、おはよう。」


そう、空子こと 草葉空子(くさばくうこ)

挨拶した。


「なんかやっぱり、いつも通りクールだね。」

「でも、そうゆうとこがあるからいいんだけどね。 空子ちゃんて」


赤川洋子は、やっぱり思ったことを

すなおに口に出して、言った。

そして空子の所に、かけよって行って

一緒に歩き出した。

「空子ちゃん 今日も一緒に

 お弁当食べよー。」


「あー、いいよ。 それじゃ

 そっちの教室に、行くから今日は。」


「空子ちゃんと、話してるとやっぱり楽しいよ。

 また一緒にどこかの店に

 デザート食べに行こうよ。」


「まったく洋子は。

 まあそういうの嫌いじゃないから

 行くけどね。

 店選びは、まかせるから。」


そういう二人で、赤川洋子と草葉空子が

いつものような

日常会話を、していったのだった。


 (緑の青春)


赤川洋子と草葉空子の二人は

中学校一年からの知り合いで、知り合って

すぐなぜか、意気投合して

仲良くなったのだった。


草葉空子は、さっぱりした性格で

さばさばしていて、とても面倒見のある

ちょっと大人びた、高校2年生だった。


そして赤川洋子と

同じく、ここ北高校に

進学したのだった。

高校1年生のときも、 2年になっても

同じクラスには、ならなかったけど

強い信頼関係と

熱い友情は、なくなることは

なかったのである。


6月2日で17才に

なっていた空子は

誕生日が、1ヶ月ちょっとしか

違わない、赤川洋子がとても

可愛くてしかたなかった。

人間として、性格が似てないけど

とっても相性が

合うなぁー、この子はと

常日頃から、思っていた。

いつも洋子に向かって


「男子のことなんて、もっと

 軽く考えなよー。

 洋子の性格は、知ってんだけどさ。

 ちょっと、びくびくし過ぎじゃない。

 女子に対しては、本当に

 明るいのに、もったいない。

 そういう性格

 男子にも向ければ

 絶対良くなるのに。

 もっと努力したらいいのに。」


そういった、おせっかいな

所も、持ち合わせていた。

きっと読んでもらって、良かったと、思うように頑張りました。

感想があれば、聞きたいです。

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