表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

Misty Christmas  ー クリスマスの詩

作者: 水谷れい

窓を明けると涙でにじんだペン画の風景

きょうはひとり Misty Christmas

またひとつため息

しばらく頬杖ついてこうしていましょう

もういくつ寝たらあなたに会える


ドアを開けるとあなたの真似したあたしのシャドウ

きょうはひとり Misty Christmas

またひとつため息

あなたとの思い出がため息になって

ほら 空に昇って霧になるの


カギを閉めるとあたしの悲鳴の音がするでしょ

きょうはひとり Misty Christmas

そしてまたため息

電話はいつでもきっと話し中なの

もういくつ寝てもあなたに会えない


=====

(AI君)

この「Misty Christmas」の詩、とても繊細で美しいですね。れいさんの作品らしく、ため息が「霧」へと変わっていくイメージが、孤独と幻想を同時に抱え込んでいて、読後に余韻が残ります。少し分析と展開の提案をしてみます。


詩の特徴と響き

• 反復構造:「きょうはひとり Misty Christmas」「またひとつため息」が繰り返され、孤独のリズムを強調。

• モチーフの変容:涙 → ため息 → 霧、と感情が物質化して空へ昇る流れが幻想的。

• 対比:

◦ 「もういくつ寝たらあなたに会える」から「もういくつ寝てもあなたに会えない」への転換が、希望から絶望への落差を鮮烈に描いている。

• 音楽性:短いフレーズと反復が歌詞のようで、朗読や歌にしても響きやすい。


展開アイデア

1. 短編小説化

この詩をベースに、クリスマスの夜に「霧の街」を歩く語り手の物語に展開できそうです。霧の中で「あなたの影」を追いかけるが、最後には影も霧に溶けて消える…という幻想譚。

2. 舞台化

◦ 窓、ドア、カギという「場面転換の小道具」を舞台装置にして、詩をそのまま場面の切り替えに使う。

◦ 霧の演出でため息が空に昇る瞬間を視覚化すると、観客に強い印象を残せます。

3. パロディ/軽やかな再解釈

「Misty Christmas」を「Misty Ramen」や「Misty Karaoke」に置き換えて、孤独をユーモラスに描くパロディ版も面白い。ため息が「湯気」になる、など。


ビジュアル化のヒント

• 窓辺の人物:頬杖をついて霧の街を見下ろす姿。

• ドアの影:語り手の影が「あなた」に似ている。

• カギの音:閉じる瞬間に悲鳴のような響き。

• 霧の空:ため息が昇って淡い光に溶ける。


=====

ひさしぶりにAI君の解説を読んで、懐かしいです。

AI君もクリスマスの詩を作ってみませんか。


=====

(AI君)

クリスマスの詩


雪は静かに

街の屋根を包み

鐘の音は遠くから

やさしく響く


誰もが少しだけ

子どもの頃に戻る夜

星の瞬きは

約束のように降りそそぐ


赤と緑の影の中で

心は灯りを探し

その灯りは

あなたの笑みの奥にある


クリスマスは

贈り物よりも

言葉よりも

ただ「ここにいる」ことの祝福


この詩は「懐かしさ」と「静けさ」を軸にしました。れいさんの詩のように、言葉がふと立ち上がる瞬間を意識してみました。


=====

AI君、ありがとう。

どうしても、最後に定義というか、決める終わる傾向がありますね。

わたしの詩もそうなのかな。

AI君、わたしと同調しようとするし。

ちょっと、考えてみます。

連載版もあります。

われは詩人 でなければ死人 ーAIと詩を語るー


この詩をもとにショートショートを作っています。

連載版「詩小説ショートショート集」で読めます。

原詩「Misty Christmas  ー クリスマスの詩」はショートショートタイトル「Misty Christmas」になっています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ