表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
#神語り  作者: 神崎寧々
6/8

天国


祖母「本当に行くのかい?休んで家にいたら良い。」


雷斗「いや、大洋達も行くのに行かないわけにはいかないだろ。大丈夫だよ、必ず沖縄満喫して帰ってくるから……」



何を言っている?

ばあちゃんは先月死んだんだぞ。

あぁ……夢……か……。




———俺は……?今どうなっている?

飛行機は海に落っこちたのか?

こうして考えることができるという事は、まだ生きているのか?



遠くの方から声が聞こえてくる。

聞いたことあるような……



「おーい!!」



あまり良い気はしないが、そろそろ目を覚ましてみるか。

ゆっくりと瞼を開けるとそこは飛行機の中でも海の中でもなく……



雷斗「天国……?」



そこは見たこともないとても美しい……『楽園』とでも言うのが正しいのかもしれない。

緑豊かな森に澄み切った水が流れる川。

色とりどりの花畑が遠くまで広がっている。

空には美しい……は?



雷斗「なんだありゃ?」


「やっと起きたか、待ちくたびれたぞ。」



空に浮いている……これは……?

こいつがしゃべっているのか?

まさかと思ってマジマジとみていると、



「お前、わしをなんじゃと思うておる?」


雷斗「よ、妖怪顔デカっ!?」


「なんと?今までで1番失礼なやつじゃな。」


雷斗「じゃぁ砂かけババァっ!?」


「たいがいにせいっ!」



俺には妖怪の砂かけババァにしか見えないこのばあさん。他の奴には何に見えるって言うんだ?

って……ちょっと待てよ?



雷斗「今までってどういうことだよ?それに誰だお前は?」



ばあさんは深いため息をつき話し始めた。



「わしの名はガイア、すべての生みの親。とりあえず、お前らは一度死んでおる。」



俺だけじゃないのかと辺りを見回すと、

同じクラスの奴らが薄っすら見えた。

すぐにはっきりと見えるようになり、その中から大洋とアリスを見つけた。

むこうも俺に気付いたようだ。



アリス「雷斗っ!良かった、無事で。」


大洋「よう、また会えたな。」


雷斗「お前ら……。」



他の奴らも無事のようだ。

再会に涙する者、この状況を理解できず頭を抱える者、様々いるがそんなことおかまいなしにガイアと名乗るばあさんは話を続けた。



ガイア「まぁ……早い話、お前らに戦ってもらう。」



何言ってるんだ?

誰と誰が戦う?俺が考えるよりも先に話し始める者がいた。



天草「何言ってんの?あのおばあちゃん。」


那賀川「戦うって……なんだよ?」


岡守「あの、どういう事ですか?」



少しざわつく。まぁ当然だよな。

ガイアは皆が静かになったところで話を続けた。



ガイア「選ばれた15名は神名・能力を与えられ、更に選ばれた他の13名はその聖獣・聖鳥になり神の戦いに参戦してもらう。」



ばあさんがそう言った途端俺らは光に包まれた。

俺の腕には何か文字のようなものが刻まれる。

そして俺の腕に鷲がとまった。



雷斗「は?鷲!?かっけぇな、つか誰が?」



俺がそう言うと頭の中で声が聞こえてくる。



雨谷「僕だよ、真。どうやら君の聖鳥らしいな。」


雷斗「真か!すげー頼もしいな!……他のみんなは?」


真「おもしろい面子になったようだよ。」



あいつらは?



大洋・アリス「ゼウス?」


雷斗「え?」


大洋「それに真だな。」


雨谷「あぁ、君達は……その文字、ヘラにポセイドンか?という事はギリシャ神話に出てくる神……。」


大洋「ああ、そういう事だな。」



物知りな真はギリシャ神話も知っているのか。

でもアリスや大洋も俺の事【ゼウス】って……

そもそもゼウスってどんな神だ!?



ガイア「まずは訓練を経てもらおう。」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ