表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短編・詩 全般

憂鬱な朝

作者: 些稚 絃羽

あぁ、朝から憂鬱よ。



出したばかりのコンタクト、傷が入ってしまったの。

一度入れてみたけれど、やっぱり痛くて諦めた。



だから眼鏡を掛けて出掛けたの。

度のきつい、皆が掛けると卒倒するやつ。

いつもと違うから、運転もしにくくて。

15分の距離にちょっとドキドキした。



到着して仕事を始めるけど。

見え方が違いすぎてやりづらい。

周りのものが小さく見えて、距離も上手く掴めない。



いつも見かけるあの人が今日も来た。

あの人は私を見てなんていないけれど。

眼鏡姿を晒したくなくて、そっと隠れた。

なのに様子を伺えば、バッチリ目が合う始末。



新しいコンタクトを買わなくちゃ。

帰りに寄ろう、と思ったのに。

仕事は残業。終わりは夜で。

もう閉まっちゃったじゃない。



あぁ、明日も朝から憂鬱よ。

実際にコンタクトが破れた朝は、本当に悲しくなりました。

すべてが小さく見える、これは目が悪い人あるある。

私ほどの人は少ないでしょうが…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ