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This charming man

作者:観原光陽
三人はいつも一緒だった。
まだ歩けない時も、保育園も、小学校も
少し大人になった中学校では少し距離が空いたけど、
それでも結局離れることはなかった。

だから高校に行っても何も変わらない。
三人で夕陽の旧道を帰るんだって、
何の根拠もないのに。


少し目を離した隙に
時計の針はどんどん進んでいた。
私を置き去りにして。
1話
2011/09/26 23:52
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