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お披露目目前

前に切り取った内容の部分です。

 六年に近い時を渡り、少女は一つ気づいた、それはこの世界の人間はもと居た世界の人間より力強いこと。その中でも彼女の体は異常な怪力を宿している。


 前世は十八歳でやっと二十二キロダンベルで三セット出来たのに……五歳で刀身約百七十センチの分厚い両手剣を玩具のように振り回す筋力があるなんて……神様、折角頑張ったのに申し訳ないけど、これじゃあ加減が難しいわぁ


 前世では全長百五十センチの剣は既に巨剣の中でも最大級、しかしその重量はわずか四キロ辺り、それでも達人専用だと言われるほど扱いづらい武器。この剣の剣身の体積は明らかにあれらの十倍以上、常人は振り回すどころか、持ち上げられるかどうか……


 姿形は普通の幼子と大差ないのに、何だろうこのパワー……とにかく、無闇に人に触れるのはやめよう、アンナを骨折させた経験があるからな、でもこの世界には強大なモンスターがあるし、これも不幸中の幸いだ。いざとなった時に役立つかもしれないし、このくらいの不便は受け入れよう……


。。。。


「招待状は皆のところへ送った様だな、イヤ〜子供は育つもんだ」


 時が過ぎ晩夏となり、もうじきベアトリスの六歳の誕生日である。この世界では、貴族の子は六歳まで公衆の前に出ず、その後お披露目会を開いて世間に公開する習慣がある。


「リズのお披露目会、きっと楽しいわよ〜♪」


「はい、お母様、とても楽しみです」


「しっかし、幼い頃のクラリスにそっくりだ。目が紫じゃなかったら、妹が増えたかと思っちまう。それに……相変わらず、いい笑顔だ」


「フッフッ、お褒めに預かり光栄です♪ おじ様」


 叔父の名は「ブレイン・ハルベルト」、ハルベルト家現当主にして、クラリスの兄。形式上ジークフリートの部下で、十六年前からの旧友の一人でもある。妹とは違い、栗色の髪を持つが、瞳は同じターコイズ色、妹と同様な凛々しいくて俊美な顔をしているが武人性格で、体もムッキムキ


「しかしよくもまぁ、五歳で『お褒めに預かり光栄です』なんて言葉を使えるな……一体どんな教育を施してるんだ?」


「普通に読み書きと算数を教えただけだけど…ジークフリートも娘を甘やかしまくるだけだし、一体誰に似たのかしら…」


「早く大人になって、お父様とお母様のお役に立ちたいから、本を読んでいました。」


「え〜?、ベアトリスのいけずぅ〜ママと一緒に読むって約束したのにぃ」——私の答えを聞いたら、母は涙をにじんでに抱き付け、顔を当てて来た。


「ごめんなさいお母様、わたし、我慢できなくて…」——そう、第一人称は『私』


「どうしてなのぉ?」


「早く仕事を熟るだけの学識を手に入れて、お母様とお父様のお役に立ちたいなと…」——六年間の女の子としての生活、新しい人生での新しい見聞、そして両親との無数の触れ合い。これらが有ったから、最初の様に毎日悲しむ事はもうなくなったし、この世界との繋がりも培えた。


「…っこいつは驚いたなぁ、まさか五歳児の口からそんな言葉が聞こえるなんて…本当に厳しくしてないのか?」


「してないわよぉ…リズはそんな年じゃないから、まだまだ甘えていいのに…」


 『これより、二から四人一組の実戦試験を行う!各自、チームを組み、速やかに待機所にて集合!』


「っ…始まるね、今年のアジリスの試練」——司会席の巨大なメガホンからの宣告で、母は顔を私の顔から離れ、真面目になった。


「年に一度、約三百名の璞玉が捕獲したモンスターに挑ませる形式の免許試験。まぁっ、始まってからまだ三年目だけど成果は悪くない。若者達が俺らを超えられるかなぁ〜」


「彼らは厳しい選抜の中でも、特に努力を積み重ねてきた猛者達。将来はとても有望です、きっと大丈夫です。」


 よくわからないけど、とにかくビッグイベントね、狩人の訓練生がモンスターと戦うことになるのか、見てみたいけど背が低すぎる、見えない…


「オオ〜リズも見たいか?よしっ、パパが肩車してあげよう!」


「ありがと お父様」


「何を言う、リズのお願いなら、なんでも叶ってやるさ」


「こらジークフリート、できない事はちゃんとできないって言いなさいな」


「なぁに、リズのためなら、世界でも取ろう!この『ジークフリート・フォン・フラワル』の名にかけてな!アハァハァハァゴホッホッ……」


「まったく…」


 娘のためなら世界征服もやってみせるってか?無鉄砲にも程があるわ、体調がああなのに……自分の戦力も計りたいし、ここで申し込んでみよう…!ーー父の愛情が改めて知らされたベアトリスは頭の中で言葉を編んで行く。


「お父様、この後私もアジリスに挑んでみたいです」


「っ!…そうかそうか、良かろう!お父さんも付き合ってあげよう!」


「…っえっ?今だけど……いいの?」


「アア、リズのお願いだろう?」


「……はい。」


「ジークフリート!?何考えてるの!?」


「クラリス、俺がいる、それでも不安なら、ブレインも加勢したらどうだ?」


「問題はそこではありません!もう……ジークフリート、リズはまだ五歳です。いくら保護下とは言え、この年でアジリスに挑むなんて前代未聞よ?」


「いいじゃないか、このジークフリートの娘だ、『モンスターに挑みたい』って言い出すのも、俺に似ていたのだろう!ハッハッハッハッハッ…それより始まるぞ。さぁあ〜リズ、よく見るんだぞ〜」


 場内には四人のチーム、見れば緊張してるとわかるけど、相手はそんなに強いのか?——その答えを得るのに、長くかからなかった。なぜならなんとあの四人チームは一回もモンスターに攻撃を当たらず、受動的にモンスターの攻撃を捌く事しかできない。


 あのアジリスというモンスター、すごい脚力の上、智能も高い。機動力を活かし、確実に相手を弱まってから仕留める戦法。本能でアジリティーを活かしたラン・ガン戦法を使い熟してる、これがモンスター……考えを巡らせる間、場内の四人は次々と体力を使い果たし、やがて全員倒れてしまった。


『そこまで!』——審査官らしき声がメガホンを通して立てた途端、闘技場の周りから三、四人分の大きさの蒼い狼型モンスターが現れ、アジリスを受験生たちの傍から追い払った。受験生の回収は狼型のモンスターが一人ずつ咥えて、待機所に連れ戻ることになっている、襲われない所以は狼型モンスターたちがアジリスより遥かに強いかららしい。


「うむ、まだ青いが良き璞玉だった、昔は一撃で気絶した者もあるからな、新人としてここまで戦ったのは賞賛に値する」


 確かにあの速さからの爪攻撃に、後足の大鉤爪、本当に面倒な相手を選んじゃったな…でも生き物であれば弱点は必ずある…!——心の中で父の言葉に同意すると共に、私はアジリスの弱点を見出すために気合を引き締めて見澄まして行った


 ちなみにこの後のチームの九割もアジリスに敵わず、横になって競技場から出た。ただし、残りの一割の捌き方はとても勉強になった——


。。。。。。


「リズ、お父さんと叔父さんも守ってあげるから、怖かったら二人を頼ってよね?」——闘技場の選手用入口で、母は私を抱きしめて注意を聞かせた。


「分かりました、お母様。では行って来ます。」


 母から一時離れ、ベアトリスは父と叔父と共に、準備を取り組みに行く。途中、ジークフリートが離れて、訓練生達がいる待機所へ向かい、教官から時間をかした。


 それに了承した教官は、改善点を受験生に述べた後再び声を出した。


「…では改めて、よく健闘した。休息に移る前に、ジークフリート様から一言!」


 ジークフリートは、受験生達の前に立ち、威厳に溢れた声をあげた。


「…皆、良く戦った!君達の将来は大いに期待しているぞ!」


『オオオ…!』


「そして!我が愛娘が、皆と同じ試練に挑みたいと申し込んだ。私とハルベルト卿もこれに付き合う予定だ!」


「伯爵様の娘さんが!?」


 今、「いくら英雄の子でも無謀だ。」「なぜフラワル伯がそんなことを許す?」「そもそも娘は戦えるのか。」と言った考えがこの場の空気に漂っている。


 ベアトリスの存在は、お披露目会の宣告で最近おおやけになったばかり。つまり、現時点では、彼女は『六歳を迎える伯爵令嬢』だとしか認識されていない。しかし、ジークフリートには知っている、ベアトリスに秘められた才能の片鱗を…


「戦いはあっという間に終わる、目に焼き付けて己の糧とするのだ!」


 『はいっ!』


 一方、倉庫で武器を選らんでいるベアトリス達……


「ブレイン叔父様、お父様は大剣をお使いになるのですか?」


「オッ、リズは父の武器を使ってみたいか?」


「してみたいのですが…今の私では大剣を振り回すのにまだ体格が足りません。その代わり、体勢を保ちやすい、防御を固めて確実に反撃を狙える武器が良いでしょ…それからあの爪、牙、尻尾の間合いも考慮して…」


 フッフッ……妹よ、心配無用のようだ。ベアトリスは紛れも無く天才だ!——戦士の様に敵を分析するベアトリスを見て、ブレインはそう思った。


「よし!決まりました!」


。。。。。。


「オイオイオイオイオイ!マジかよ!ランスと盾!?」


 少女は驚愕な視線を浴び、父と叔父の前を歩き入場した。


「なんで涼しい顔でいられるんだよ、嘘だろう?!」


『これよりっ、アジリスを場内に放つ!構えよ!』


 教官さん、ご親切にどうも、こっちはいつでもいけるけどね。——そう思いながら、ベアトリスは武器を構えた……ランスの鋒を出さずに。


「なんだ?あの子、ランスの先を出してないぞ、まさか使え方もわからないのか」


「やはり危ない、伯爵様は一体何を考えておられる…!」


 ゴングの音と共に放たれたアジリスは、ジークフリート達の力量を本能的に察知しているように、近つけようとしない。


 これは困ったね…、まさかお父様達の威圧がこれ程とは…しょうがないっ、防御反撃に徹したかったが、こちらからお伺いに行きましょうか。


「え?お嬢さま、なぜ自分から間合いを…?」——ベアトリスの行動を見て、アンナは思わず呟いた。


 場内では、アジリスも同じく当惑した。なぜあの物は安全な場所から離れて、自分の方へ向かうのか——しかし捕食者として、獲物から自ら近づいてくる機会は滅多にない、故ベアトリスが完全に強者達から離れ、自分の方に入った瞬間、アジリスは動いた。


 アジリスは陸生モンスターの中でも屈指なスピードを誇る、しかも首から尻尾までに排熱用の薄膜がある。加えて小柄で身軽、排熱面積と体積の比率が大きいゆえ、耐久力も素晴らしい。


 ただそれと引き換えに、パワーは決して強くない。故に、素早さを生かすように、側面から攻撃を入れ、体当たりや引っ掻きで獲物の体力をじりじりと奪い弱め、相手が抗えなくなったら後足の大爪で止めを刺す——本能に刻まれたこの戦法は獲物を仕留めるのに十分。ただし今回、やつの相手は獲物ではなく、ベアトリスだ。


『カァーーーン』『!?』


 金属と爪の激突音と共に、アジリスが退きながら鳥の様な甲高い悲鳴を上げた。


『えっ、今、何が起こったんだ?』


 訓練生たちは見た、ベアトリスがアジリスの引っ掻きを盾でパリーした。しかしベアトリスは反撃に移らなかったことにも関わらず、アジリスの前足のうち一本は骨折したかの様にブラブラしている。


 百戦錬磨のジークフリートとブレインでさえも一瞬動揺した、何故ならベアトリスが見せた技は本来、戦場を長年出入りする者しかできない。


「自分の力を上乗せして弾き返し、相手を自滅させた?、まるでクルトだな……」


「やれやれ、訓練生よりいい動きするのは予想したが、まさかここまでやるとは…武芸の道を歩んだら、あと十年くらいで最強の名はこの子の物で間違いないな、ジークフリート」


「あ?っああ、そうだな、まあ武道を歩むかどうかはあの子次第だが……」


 そして今、当事者であるベアトリスは予想外の事態で動揺している。


 ヤバイ…抑えたつもりなのに。初撃でそんな大怪我を負うわせたら、確実に警戒される。追い詰めると死を覚悟して反撃してくるし……っ——次手を考えている間、鉄柵が打つかれる音はベアトリスの気を脳裏から引き戻した。


「見ろ!アジリスが入り口の門にぶつけているぞ!」


 あんなに必死…逃げようとしているな。窮地に陥ったらいくらウサギでも必死に反抗する、相手が肉食の獣なら尚更…近づくのはリスクがあるなら、弓で仕留めたほうがいいか


「怪我はないか?」——観客席に居る訓練生達が騒ぐ中、いつの間にブレインとジークフリートも武器を手にベアトリスに近寄った。


「はいお父様。っあっ、叔父様に頼みがありますけど…」


「んん?なんだい?」


「弓をお借りしてもよろしいですか?」——それなりの自信はあるけど安全はいつでも最優先、姉妹に貰った体が怪我したら心が痛いし、今の親も心配する


「構わないけど、どうして?」


「あのアジリスを見てください。」


「うん、それで?」


「あれは怯えています、野外ならもう逃げて行ったのでしょう。追い詰めたら、死に物狂いで襲いかかるかも知れません。任務を完成できるか否かの前に、まず安全を優先するのが常識でしょう?」


「「ッ!…フフッ…ハァハッハッハッハッ〜…」」


「その……可笑しいことを言ったのでしょうか。」


「…いやいや、気にするな、それより……」


 ジークフリートはベオトリスの言葉から何かを悟ったように、次は訓練生達に向き、こう叫んだ、


「訓練生達よ!聞け!これは我が娘からの言葉だ!」


『 はい!』


「安全は常に最優先事項、討伐も捕獲もその後!無事街に帰る者こそ、ハンター足り得る!それだけはゆめゆめ忘れるな!」


『はい!ご指導ありがとうございました!お嬢様!』


 えっ、そんなの別に…ああ、ものすっごい視線、暑苦しい…——別に訓練生たちにその事を教えるつもりはなかったが、父の勘違いのせいでそういう事になり、訓練生たちからの尊敬を受け入れざるおえないのであった。



 「リズ!!カッコ良かったわよ!お母さん嬉しいわ〜リズが自分の安全を優先にして、ちゃんと考えたのね〜偉いっ、すごく偉いわ〜リズ〜♪」——観客席に戻った途端、ベアトリスは感動で昂る母に抱き付けられ頭を撫でられた。


「ご心配をお掛けました、お母様。」


「はっはっ、これでお披露目会は更に盛り上がりそうだな!」


「え〜♪」


 ワクワクする母と侍女の間に『お披露目会か……』と、ベアトリスは心の中でため息を放つのであった……


。。。。。。


 「ベアトリス、明日の主役はあなたなんだから、いっぱい楽しんでやろうね♪」


あれからベアトリスのお披露目会の日が近づき、その前日になった。母は期待で溢れる顔で彼女のワクワクを語った。


 そんなこと言われても、身内以外の人と普通に会話をするのはもう十二年ぶりだし、しかも今は女の身、緊張しかないんだけど……


「……はい……ところでお母様、お父様はどこですか?」


「お父さんなら、家で到着してる客に挨拶をかけてるよ〜」



 一方、ジークフリートは屋敷の入り口で旧友達を迎えている。


「久しぶりだなジークフリート!なんだそのザマは、また痩せたのか?」


「オオ!ヘルドマン、クルト、来てくれたか!」


「ハハッ、旧友の娘のお披露目会だ、来なきゃ話にならんだろう?」


「そうそう、こんな大イベント見過ごすわけにはいかないだろう〜」


「言うね!(さそ)った結婚式には来なかったくせに〜」


『アハッハッハッ……』——彼自身を含め、ジークフリートの言葉で男たちは一瞬沈黙して真面目な顔で睨み合ったが、その次の瞬間、三人とも一斉に笑い出した。


「まあいい!、結婚した時のことは後でじっくり話す、逃げるんじゃねえぞぉ?」


『オオ!、じゃあまた後でなっ』


 この後数時間、招かれた者達は次々と到着、その中家族で来た者も多い、皆いろんな理由でベアトリスのお披露目を期待している。


「英雄の娘か……どんな子なのか楽しみだ、な?」


「先日、アジリスを一撃で仕留めたと言う噂があるんだ。ゾクゾクするね〜」


「マァ〜ッ、それはすごいことですわね〜」


「ハァ?アジリスって、あの子今六歳だろう?」


「それが町中で噂になってるんだよ、来る途中聞かなかったのか。」


「小耳に挟んだ気がするけど、あれ冗談じゃないんだ……ところで、あの子、母そっくりだって聞いたか?」


「うん、母はあんな美人だし、これは期待が高まるぞ!」


「英雄の親戚になれると良いな〜」


「あらっ、先日社交場で聞いたけど、娘ができた以来、あのジークフリートがすっかり親バカになったと言う噂ですわ、殺されても文句は言えないわよ?」


『ハァハァハァ……』



 もう一方、洋服店で。


「どのドレスがいいかしら……このターコイズ色のお洋服も可愛いけど、ピンクも捨てがたいし……姫袖もいいよね……ね、リズはどれが良いの?」——色んな種類の洋服を出揃った店の中で、クラリスとアンナはベアトリスのお披露目会での装いの問題で頭を抱えている。


「あの……お母様、お披露目会では、普段の姿を見せればよいのでは……」


「ダァメッ、一生一度切りのお披露目会だよ?適当にしようなんて、ママが許さないんだからっ。」


「しかし困りました、子供の装いの事に関してはさっぱり……」——かわいく仕上げたい気持ちは感じるけど、昔からクラリスのドレスを担当していたためアンナが選んだ服はどれも地味の方で、クラリスには受け入れられない。


「どうすればリズの可愛らしさを最大限アピールできるかしら…」


「ン……アッ、奥様、こちらのお洋服などいかがでしょうか?」


「どれどれ?…なんか…かわいいけど微妙ね……」


「うっ…申し訳ありません……」


 ハァ……これいつまで続くの……?

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