表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/35

剥離感とエルフの刺客

 三日後、川を辿って帝都へ向かっていく一行はついに川辺を離れ、帝都への公道に乗った。道の作りが良くなったおかげで揺れは緩くなり、より早く駆けることができた。知らないウチに窓外の地貌(ちぼう)が何種類も入れ替わっていき、まる四日のガタガタは遂に終わりを迎えて来た。


「旦那様、帝都への関が見えてきました。」


 アンナが指している方角に向くと、私は意外な光景に気を取られた。何故なら最初に見えてきたのは町ではなく、果てしなく広がる様な双子山脈。険しい山脈の間には、石製の平坦な一本道と城壁が築かれている。


こっちの文明はまだ天険てんけんを積極に利用している様だな、戦争の経験か、モンスターの脅威か、それとも両方か……孰れにせよ、今からその関門に入るんだな。


「もう少しあればせきでございますぅ!」


「承知しました!……では奥様、先に行って門を開かせてまいります。」


 御者の知らせに返事をし、アンナはクラリスの頷きを合図にワゴンを出て門のすぐ外で併走中のべロックスに乗り、そのあと客車の門を閉めた。


 どことなくカッコイイ…それに、スカートがAラインではなくスリットの理由もわかった気がする。騎乗のためだったのか…でも、侍女ってふつう 馬を乗るの?


「よーしっ、今年の社交季節開始まであと二日、今日は適当な宿屋で一晩休憩しよう!」


「久しぶりにを普通な家に泊まりたいのはわかるけど、今は我慢して。貴族の仕来りはともあれ、私たちに付き添っている人たちの立場はどうするの?」


「ん……そうだった。」


 見る見るしぼんで行ったぞ……でも、この人の気持ちはなんとなくわかる気がする——どんなに豪華な家でも長年住むのは飽きてしまう、逆もまた然り——価値がどうあれ、人はついつい自分の手にいない物を追い求めてしまうからな。


「帰るまでの辛抱だから、ねっ?」


「…ああ、わかった。」


しかし貴族も大変だな……権力と地位と引き換えに束縛と責任が掛かるよな……できれば平民になりたいけど、仮に家から抜け出して姿を隠し切れても、次は何処に身を置けばいいんだ?……いや、俺の居場所なんて何処にもいない……家族がいない世界なんて、もう家とは呼べない。


 幾度も思った、いっそもう一度命を捨てて、今度こそ虚しさと悔しさから解放しようと…しかしそれは喪子(そうし)の痛みを若い夫婦に押し付けることになる、楽になるために人を悲しみの渦に巻き込むなんて、そんなことしたらテロリスト同然……いや、それ以下だ。


 何より一つだけ生きる理由がある——この命は姉と妹の魂と想いの証。そう簡単に捨てるワケにはいかない。二人の意志を無駄にしない様、幸せが見つけられなくてもちゃんと生きていくんだ、たとえ、絶えない悲しみを背負うとしても…


 考えているに、ワゴンの列は関門の前まで着いた。先に着いたアンナはベロックスに乗ったまま隊長らしき人と挨拶を交わして、間も無く列を通らせた。


 開けた関門の向こう側にも道路が続いている、そして道路の先に凱旋門がいせんもんみたいな建築物が立っている。この時アンナも荷馬車内に戻り、俺を抱えて席に着いた。


 乗っている箱馬車が谷間から抜け出して左へ曲がり、そして私は窓を通して初めて帝都の景色を目にした。


 最初に湧いたのは帝都の広さと明るさへの驚き、山々に囲まれているのに、地面の傾きは思ったよりずっと緩やかで、特に中心当たりはまるで平原の様。地勢の起伏がが緩くて小川を挟んでいるし、湖まであってみどりも豊か、風光明媚ふうこうめいびだと言っても良い。


 平野に広がる畑は青々しく、家畜の群れも多く居て生気せいき溢れる絵図を共に構成している。更に、作物を守るカカシと盗み食いのチャンスを待つ飛鳥の姿で、ゆるっとした雰囲気がこの風景に加われた。


 畑の先に麓辺りで広がる街が見えてくる。ここにも建物のスタイルが統一していない現象があるけど、アインハイゼよりは一致している様に見える。少なくとも土台のある固定された建物で、屋根がツースロープやスリースロープになっている。


 街の輪郭から見るとそのレイアウトは井然しているし、交差点の配置も効率的でデザインは簡潔。その上道路が広くて桶狭間もいないし、遠くから見るとバーリンの様だ。何時いつ造られた物かは見分けないけど、これを設計した人はきっと有能人だろうな……


 客車が走っている下り坂の道は前より一段と広く、乗り心地も前のガタガタと比べ物にならないほど快適。走るのはブレーキが付いていない荷馬車だからか、坂道のスロープはかなり浅いし、ヘアピン・カーブも多い。麓に着くまで時間が掛かるけど、帝都の景色を眺める時間もその分多くなっている。


 風景画のような美景の中、俺の視線を留めた物は最も遠くに立っている。あれは城壁に囲まれた広い土地とその中に居るドイツ風の城とその辺りの建物たち。見たところその敷地の広さは多分紫禁城(しきんじょう)レベルだ。


 まあっ、そんなことは俺と関係ないけど…


「相変わらずいい眺めだ。これからどうなるのかが楽しみだな。」


「そうね、山々に囲まれてモンスターが入りにくくなっているし、雪山の溶け水にも恵まれている、本当にいい眺めをしているわ。」


「あの群れを見るからにはクレーギスとライファローの養殖は大成功の様だ。いやあ、良かった、これで肉食と乳製品の価格が下がりそうだ。」


「そうとは限らないわ。飼い慣らしに成功しても、あれらは肉食モンスターに好まれる獲物。帝都では被害は受けにくくても、他の場所ならこのやり方は通用しない。牧場の設立に克服すべき課題はまだたくさんあるわ。」


 そういえば、今世の親もかなりできる人だな……いや、できると言うより、ヤバい人だ。


 平民は伯爵になれないーー普通、どれほどのとみを有しても、どれほどの功績を挙げても、決っしてあり得ない。何故なら子爵以上は皇帝と公爵の直系血族の領域、彼等の血を引き継いでない者に、子爵以上の地位は決して与えられない。


 故にジークフリートは特例の中の特例、彼の様な者は多分二度と出ない。まあ、今はこんな無駄なことを考えるのをやめよう、まる四日ガタガタな旅だったから、もうクタクタだ…寝よう——そう考えながら、ベアトリスは目を閉じて眠りに落ちた。


「ぉっ……くふっ。」


「あらあらどうしたの?アンナちゃん、いきなり笑うなんて珍しいわね〜」


「いいえ、ほら見てください、お嬢様が…」


「なるほど、眠気が昇った様ね」


「旅でお疲れになっていたんでしょうね…」


「そう言えば、アンナもそろそろ疲れてきたんでしょう、リズは私が抱くから、今のうちに体を休ませなさい」


「いや、俺が抱こう、クラリスも今のうちに休んでくれ」


「ダーメっ、此処一番休息が必要な人は自分でしょう?ほらアンナちゃん、リズを渡して?」


「そう言うクラリスだって、いつも俺の代わりに領主の政務をこなしているんじゃないか」


『……』


「いっそ後構いなくみんな一緒に寝ようかしら。アングティグアと護衛がついているし、襲い掛かる輩は出てこないでしょう」


「まあ、そうだな、なら一緒に……」


。。。。。。


 んんっ、ん〜…っ、四日ぶりに良く寝た…って、この香りは…——目が覚めて羽を伸ばす間、微かな檀っぽい香りがベアトリスの注意を引いた。


皇后こうごう陛下、ご無沙汰しております。今日は何の用でしょうか。」


「硬い事はよいのじゃ。去年、わらわはジークフリートからヌシがみごもって、もうじき子を産むと聞いてな。今日は様子を見に来たのじゃが、元気そうで何よりじゃ」


「はい、おかげさまでこの通りです……あらっ、その子は……」


「この子?この子はクーゲル、もう少しで三歳じゃ。ヌシの子は男の子?女の子?」


「女の子です、今年の社交季節が終わったら二歳になります。」


 コウコウ?皇帝の正妃ってことかな、そうと来たら隣の子供は皇子だな…あっ…!——好奇心で俺は柵を通して話してる二人を覗いて見ようとしたが、まさか母がベッドのすぐとなりに居て、振り向いた先にあの広くて引き締まった御居処が直ぐ目の前だった。


 すごい、形もサイズも完璧…って何考えてんだ!相手は今世の母親だぞ?!なに人の尻見つめてんの、痴漢同然じゃないか!——人としての矜持を守るために、俺はいけない思いを描き始める前に脳裏で自らの失態を罵り、ふっと頭を背けて注意を逸らす様にこの子供用ベッドを観察し始めた。


「そうか、クーグルより一歳ひととせ若いか……名を教えてくれぬか?」


 にしても皇后様の声は本当に透き通っているな…口調はちゃんと高貴な人だけど、貫禄が感じないって言うか、親しみを感じさせるって言うか……


 そしてこのベッド、多分うちのよりもたかい——この上品で気を緩ませる香り、さぞ高級な木材を用いったんだろう。ベット全体にかどがないし柵は全部カーブで丸く仕上げてる、その上にパディングまで付いてる。布団とパディングの色もキラキラしてる銀白だし、金色の紋様まで付いている。本当に銀の糸と金の糸を編み込んだんじゃないのか……


「夫がベアトリスと名付け、普段はリズと略称しています。」


「なるほど、良い名じゃ。」


  外観、収集価値、技術価値、実用性共に高い水準、これを向こうの世界で売ったら、数百万円はくだらない逸品だ。客用の物でこのレベルなら、帝室専用は一体どうなっているんだ……?


「そう言えば、先ほどジークフリートから人手ひとでが欲しいと聞いのじゃが、ヌシが言いつけたのではないか?」


「ご明察です、しっかり人材を探してくれていると良いのですがね…」


「ふふっ…あいにく彼奴は旧友と盃を交わして、既に一足遅れている。だが心配は要らぬ、すでにできるだけの人手を回す様に、妾が手配を通しておる。ヌシらは何万人もの国民の命を救った、言わば英雄。そんなお方が助太刀を求めるのであれば、応じるのが当たり前じゃ」


「っ…さようでしたらお言葉に甘えて、この恩は他日必ずお返ししましょう」


「良い、上に立つ者としてこのくらいは当たり前なのじゃ、そういえば……」


「失礼、陛下、そろそろクオーターズの方々にご挨拶をかける時間でございます」


「うむ、下がってよいぞ」


 もう一人の声が入ったな……女官じょかんか?皇后が話してる時に口を挿むとか、相手の度量がちょっとでも狭かったら首刎ねられるぞ…ん、つまり皇后はこれくらいの事では怒ったりしない…のか


「ふぅ……まだいろいろ話したいのじゃが、時間はすぐ過ぎてしまうな……」


「でしたら、続きはオープニング後のパーティーに回しましょう、耳を洗ってお聴きしますので、今はこうの接見|せっけん)をっ」


「うむ、であれば。今日はこの辺にしよう。パーティー、楽しみにしておるぞ♪くふっ」


 言葉と共に服の摩擦音が聞こえてきて、そのあとドアを閉められる音が鳴った


「……ふぅ……あら、いつ起きてたの?お腹空いてなーい?そろそろディナーの時間だから、もうちょっと我慢しようね〜」


 いつの間にか振り返った母に顔を彼女に向けられ、そして薄々気づいた事があった。それは母の微笑みを見るたびに心が落ち着くこと……って、えっ、つまり昼から夕方まで大爆睡したのか? 気付いたら腹が減ってきたぁ……上手く動けたら自分で何か作って……いや違う違う、一歳児がだいどこに入れるワケないだろう、バカか俺は


「そうだっ、せっかく帝都に来たんだし、お城から見る景色を一緒に見よう?」


 話を聴きながら俺は抱き上げられて、バルコニーに連れ出された。高い場所にいるからか、近くに川と人工湖がたくさんあるからか、当てて来る風は強くて、冷たくて、水気も少し帯びている


 向こうに居た頃は、こんな心地いい風を浴びる機会少なかったな……


「綺麗でしょう?ここから見る景色っ」


 確かに素晴らしい景色だけど、なんだろう、こんなにも爽やかな大気に囲まれても、胸のどこかが塞がっていて、気が進めない……


「…あっ、ごめんねリズ、ここ寒いものね」


 え?いきなり抱き締められて部屋の中に連れ戻されたけど……っ、もしかして俺、震えてた?


「どうしたんだろう…ちゃんと厚めな服を着せたのに……リズ、リズ?」


 かなり心配しているようだけど……


「どこか具合が悪いの?ママに言ってくれる?」


 緊張で俺がまだ上手く話せない幼児だということを忘れてる様だな。別に悪い事じゃない、これもまた娘を大事にしている証拠だ、だけど……


 仮にもっと上手く言葉ができても言えるがわけない、精神的にも、物理的にもだ……俺はこの世界の人間じゃない——この人が愛しているのは「ベアトリス」だ、「恵」じゃない。


「体を壊したら、もっと辛くなっちゃうよ?」


 そんなこと言われたからって、教えてなんになるんだよ……家族全部亡くして、生き甲斐も失って、自分の命を終わらせて、記憶を持った儘転生されて、失ったばかりの家族に二度目の人生を送れと言われて……


 片方は家族と生き甲斐を失う苦痛、もう片方は亡くした家族の願い。本来の生活への未練、現代人として感じる剥離感……これだけの矛盾を背負って進まなきゃいけない俺の気持ちが、片言で言い切れるわけ……


「奥様、お嬢様はまだ片言しかできない幼児です、あまり促さないでください」


「あっ…アンナちゃん、トレーニングはもう終わり?」


「はい、寄り道で厨房にも覗いてみましたが、ディナーの準備はそろそろ終わりの様です。今から足を運べば、ちょうど出来上がる時にダイニングに着くはずでしょう」


「でもリズが…」


『グ………ッ』


「うーん……では行きましょうか、リズもお腹が減ってきた様ですし」


 腹が鳴ったのは助かった、考え込んでも意味ないし、今は幼児だし、とりあえず幼児のやるべき事をやろう


。。。。。。


 帝城にしてはなかなか倹約だな——部屋から連れ出され,ダイニングに着いた。其処のインテリアだが、案外シンプルで少しボーッとした。でも、設計に工夫を入れただけはわかる


 扉を通ってまず目に映すのは壁にあるルーバー、壁の形は弧状だが、数を増やす事でルーバーも全体的に弧状になっている。淡い黄色の壁紙と木の床(ゆか)は一片の汚れもなく綺麗に整えられて、部屋全体に暖かい雰囲気をもたらした。シンプル且つ美しい紋様を飾ったカーペットとテーブルクロスもあるし、簡単に言えば、ライトラグジュアリー風な家みたいな感じだ。


「それでは少々お待ちを、料理を出すように伝えてきます。」


「ええ、お願いね。」


 アンナが外に出た途端、クラリスは俺を抱えて何度も自分の顔と手を俺の顔に当てて、熱がないか確かめて来た、よほど心配してるみたい


「あれ?なんか、どんどん熱くなってない?…もしかしてさっき連れ出したから…顔も赤いし、医者を呼んだ方がいいかしら……」


 いや、そんな必要はない、なぜなら、これは単に緊張で顔が赤くなっているだけだ……だってこんな天女みたいな美人と二人っきりで相手が頻繁に顔を触ったり当てたりして来るんだ、いくら美人姉妹がったからって、こんなこと心臓に悪い。頼むからもうやめてくれー!


(ノックの音)


「何方ですか?」


 誰だか知らないけど助かった!もう少し遅れたら心臓病になるとこだったわ——クラリスの注意が扉の方に向けたおかげで、俺はなんとか一息つけられた。


「フラワル夫人、晩餐を差し上げに参りました。」


「そう?入っていいわよ。」


「それでは失礼します」


 門を開いて見えたのはカートを押してる一人の侍者。耳を見ればわかる、この人はエルフだ、でも何だか変な雰囲気がする。アンナはさっき厨房に声を掛けて行ったばかりなのに、送って来るのが早すぎる、それになんでアンナが居ないんだ?


「あの者をとらえなさい!」


 侍者が部屋に入る直前に、アンナのうたきと十数人分の重い足音がした。侍者の体も一瞬で固まって、その後カートを放って其の儘こっちに飛びかかっただ。その直後、ハイブリッドソードで武装した衛兵がモノすごい速さで入り口を駆け抜けて、あの人を地面に押さえつけた。


「思った通りっ、ですね。」


 え?、思った通り?なんか雰囲気がいつもと違うぞ……


「奥様、お怪我は?」


「ええ、この通りですよ。」


「っ……離せ!、ハナセ!」


「大人しくしろ!」


「ハナセ!ッ……ハナセ豚どもがぁ!」


 入って来たアンナの問いに、クラリスは普段通りの優しい口調で答えた。その後彼女はさっき飛び込んたエルフに顔を向き、彼に話しかけた。


「こんにちは…フォレストアイの刺客さん、残念でしたね。」


「黙れこの魔女!キサマが…キサマさえ居なければ!キサマさえ居なければぁあ!!!」


 ウワッ、眼球の血管が浮び出してめっちゃ怖い顔になってる…この人いったいどんな恨みを抱いてるんだ…それに、この様な顔は昔に見た気がする……あっ、テロリストだ!


「キサマが集めたモンスターの軍勢で俺の国が滅ばれたこと、忘れたと言わせんぞ!絶対に、親と同胞の恨みを味わせてやらぁあ〜!」


「また捨て駒ですか……いい、彼を牢にれよ、のちに陛下にも報告しなさい。」


「はぁっ!」


 衛兵たちの承諾の声と共に刺客は連れ出され、部屋は再び静かになった。


 え?又?……まさか、こんな事は毎年の様に起きているのか…マジで勘弁してくれ……!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ