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澱みを一掃するミニトマト

「先生、リズは一体どうなっているんでしょうか……」


『グゥ〜〜………』


 昨日、夕食を済ました後に私は眠気に負け、其の儘ベッドに寝込んだ、そのおかげで今日は元気いっぱいだ。ただ、空腹感がやたらと強いし頻繁になってる。朝食も昼食も腹一杯食べたのに、飽食のそばから眠気でちょっと昼寝しただけで、「グゥ〜〜」とお腹がすぐ訴えてくる。そのせいで母は私のことが心配になって、また医者を呼び出してきて診せてもらった。


「うん……『体が育っている歳なので、これくらいが普通』とは言いたかったのですが……さすがにお嬢様のケースは不自然です。恥ずかしながら、ここ二百年あまりで数えきれないほどの患者を診てきたのですが、お嬢様のような例を見たことがございません。経験がないので、どう対処すればいいのかは……」


 母と話しているのはアインハイゼ随一の医者、ターシアというタツビトの美しい女性だ。彼女はタツビトの中では一般的な黒髪青瞳を持っていて、竜のような角と尻尾が生えている。祖先が竜という伝承があって寿命も長く、低い生育力を持っているタツビト族の中では、彼女は竜の特徴が比較的少なめに入る部類だ。年齢は四百に近いと聞いたが、タツビトの寿命は平均で二千年と言われているから、まだまだ若い。人間で言えば、ちょうど十九から二十歳の間にある人だ。


「先生にもよくわからないんですね……推測でも、なにか回復に繋がれそうな方法は……」


「うん…そうですね……普段より食欲が良いこと、食後すぐ眠気がさすこと、空腹感が頻繁になること、落とし物の量が少ないこと、これらの症状は幼児の状態とよく似ています。これらをお嬢様の体が幼児のように養分を欲しがっている表現とするなら、食事と休息をきちんと取られば、症状は近いうちに治まっていくと思えます。あとは、食事の中の肉類の比例を適度に上がることで、今の症状を軽減するのもできるかと。」


「なるほど……」


 …これも最高スペックのせいか?もしかすると規格外だな……まあ、相手は医者歴二百年以上、乱世の幕開きの頃から種族問わず医療救助を行ってきた超一流医師、その上にちゃんと推測の根拠を述べられてるんだ、信用に値するだろう、なんせ、便べんまでチェックされたしな……、「医者の前では恥ずかしがるな」とは言うけど、相手は異性……でもないか、でもやっぱり恥ずかしいな……


「…よしっ、アンナ、ハンターギルドに行って、アグレックスのレバーとヒレ肉を買い取って来なさい、値段は気にしないで、絶対に手に入れるのよ。」


 ん?


「かしこまりま…」


 この時ノックの音が鳴って、その後ドアが開かれ、外から父が入って来て小声で話した。


「リズ?起きてる?……おぉ、クラリスも一緒か、ちょうどいい、いい話があるんだ」


「どうしたの?楽しそうじゃない。」


 母が疑問を口にしている間、父は私の隣まで足を運んで、頭を撫でて来た。話ってなんだろう……


「聞いて驚け〜実はさっき、ハンターギルドに寄って仕事を探そうとしたんだが、なんとしても受け取ってほしいと受付とハンター達に贈られたんだ…アグレックスの食べられる部分をな!」


「え?、本当?」


「ああ、もちろん本当さ、さっき厨房に寄って声をかけたから、夕食には間に合えるぞ〜」


「そうか〜それは楽しみね〜」


 …ええと……それってつまり……いや待って、あれって…食べられるの…?


「…昨日のこわいやつ…食べられるの?」


「そうよリズ、楽しみでしょう♪」


「ん……不安…です……噛まられたりしないかな……」


 自分でさえバカなことを言った気がする……肩を縮めて不安な様子を見せたけど、伝わるかな……頼むから伝わってくれ……あんなのを食べるとかさすがにエキゾチックすぎる……って、この世界に生まれてから恐竜っぽい動物を食べてきたのに何言ってるんだか……いやでもあれ牛や羊とは同じく家畜だ、ワニを食べるのとは違う…!


「くふ……大丈夫。すっごく美味しいから、リズもきっと好きになるよ♪」


 …えっ……それってつまり食べたことがある……むっ、もしかして……


「ああ〜、アグレックスは美味うまいぞ〜、うちの娘に食べさせないとな〜」


「お嬢様、初めては不安かも知れませんが、本当にすっごくおいしんですよ〜♪」


 …この世界の人間ヤベェ……


「そうだ、リズがモンスターへの研究に熱心と聞いたから、パパは療養地からモンスターの木像をいくつか買って来たんだ、このあと取りに行くんだか……」——ちょうどこの時ドアがノックされて、騎士の声が立った。


『お嬢様、騎士候補三名が見舞いに来たとのことがございます、如何いかに致しましょうか?』


 騎士候補は……ダンとクレアの話ね……でも、三名?三人目は誰だろう……まあいいか、直接見ればわかる。


「わかった、ここへ案内してあげなさい。」


『かしこまりました』


 さて、医師さんもずっと横に立っていたし、そろそろ引き取らせようか……


「それではターシア先生も、ご苦労様でした。」


「へ?あっ…いいいえいえいえ、苦労なんてとんでもございません!…むしろあまりお役に立てず、面目ないです……」


「そんなことないですよ。最初はだたの『親の不安』だと思っても、ターシアさんはちゃんと来てくれたし、診てくれた。そして、自分の手に余る患者だと気づいても不安や迷いを見せず、自分の持てる知識で最善を尽くしてくれた……ターシアさんは優しい人だと思いますよ。」


 ベアトリスの言葉にターシアは目を洗われた。自分が言ったことはあくまで推測、しかし相手はそれに不満を抱くどころか、逆に気遣いまでして来た。それだけなら別におかしいことではない、他人に気遣うのは他の患者にもできること、しかし相手は令嬢の上で七歳児に過ぎない、しかも彼女は誰しも反感する診察工程——糞便検査を体験したばかり、普通なら医者嫌いになってもおかしくない。


「…あっ…ありがとう……ございます……」


 礼を言うのと同時に、ターシアは思わず疑った——ヒト族の子供を何千人、何万人も診てきた彼女にはとても信じられない、しかしこの娘の噂は彼女にも聞き覚えがある——アジリスを一撃で怯ませたあとに追撃をせず ハンター候補たちに身の安全を最優先と語る件、訓練試合で達人クラスの技を披露し 世代最強とも言われるクーゲル皇子を完敗させた件、行方不明になった貴人を探しにウーノス火山に向かい 運悪く天災に出会してから無事帰還した件、そして馬車改良を始めに幾つか困難な仕事を工房フェリウスに任せているという噂。それらのもとがこんなふわふわで透き通るようなむすめとは、彼女はとても思えない。


「…先生も忙しいのでしょうし、これ以上時間を無駄にさせるのもなんですから、どうぞご自由に行かれてください。」


「そう……ですね、ではお言葉に甘えて失礼させていただきます……」


 ベアトリスに答えたあと、ターシアは立ち上がって、何かを考えているようにカバンの紐を握りしめて扉の方へ向かった。


「あっ、そうだ、先生、もう一つよろしいですか?」


「はい……」


 ターシアを呼び止めたと同時にノック音がまた鳴った。今日は本当によく鳴るな…この部屋のドア。


『お嬢様、騎士候補のみなさんをご案内して参りました。』


「ご苦労様、入らせていいよ〜」


 すると扉は開かれ、そこを通して入ってきたのはダン、クレアと……クルガ?


「お嬢〜果物持って来たスよ〜…って、ターシアさんじゃないすか〜お久しぶりっスゥ……ええと……すいません、大事な話してた?」


ターシアの方が先に見えたからか、領主夫婦も居たのを予想しなかったからか、ついさっき晴れやかな顔で声を張るダンは話の途中で声を低めて、ちょっと苦笑した、こんなダンは初見だな。なんか新鮮。


「…だからちゃんと周りを見なさいと言ってるのに……申し訳ありません領主様、うちのバカが重ね重ね失礼を……」


 クレアの方は相変わらず律儀だ……うちの親はそんなかたい人じゃないからもう少し肩の力を抜いて欲しいけど……機会があったら話を聞いてみようか…


「あははっ、構わないさ、そろそろ行くところだ。じゃ〜リズ、夕飯が終わったらプレゼントを連れて来るからな〜」


「はい、楽しみにして待ってます。」


 するとジークフリートは堂々と楽しそうな身振りで部屋から抜け出して行った。


 本当に立派な人だな…誰に対しても心が広くて、和やかで、正直で、明るくて、妻と娘のことが大好きな夫と父……そして、身に余る夢を背負って無茶してきたけど、その分の成果を確実に出している。理想を叶うために外を駆け回ってあまり家に帰ってこなかったけど、帰ってすぐ領主の仕事を引き受けて妻を休ませる。嫌いになれないおとこだ……


「…それではお嬢様、先ほどのお話はなんでしたのでしょうか。」


 おっとそうだった……よし、ちょっと不安だけど、アグレックスの肉が美味しいと両親とアンナにも言われたんだ、ワニを食べる時の気分で行こう……それに、美味しいものはみんなで分かち合わないとな。


「ええと…お礼と言ってもなんですけど、今から追加のアグレックス料理を作らせても遅くないと思いますし、よろしければ今日の夕食を招待させてください。もちろん、クレアさんたちの分もありますよ。」


「……はい?今っ、何を……」


「え?、夕食を招待させてくださいと……」


「いやいや、その前です!」


「え?今から追加のアグレックス料理を作らせてもらうのも遅くないって話のこと?」


「……痛ッ、…夢じゃない……」


 ターシアは自分の頬をつねた。それに、ベアトリスの言葉で自分の耳を疑ったのは彼女だけではない。彼女の他にダン、クレア、クルガ、アンナ——つまり、平民出身の者全員が自分の耳を疑っていて、それぞれ自分が正気なのかを確かめた。


「…おいおい姫様よ……冗談だろうそれ……」


 先ず声を出したのはクルガ、しかも顔からみると、彼は明らかに私の言葉が信じられないようだ。母の方も意味有り気に笑ってるし……


「アグレックスの討伐は極めて困難だから、その肉は希少価値が高く、帝室に於いても重要宴会に用いられると言うんだ…そんな物を人におごるのはミルクなんぞの比じゃ〜ねえ……アグレックス一頭分の肉ってんのは、競売すれば百五十万ルズは下らないんだぞ?」


 一頭で百五十万ルズも売れるって、一般旅館四十年分の宿泊代……値段がエグすぎて逆に味が気になってくるわ……元いた世界で言えば、野生のシロチョウザメから取ったキャビアや拳のサイズしてる野生トリュフとおんなじクラスか……でも、これはお金の問題じゃない。


「私がそんな事を気にするとでも?それに、一緒に食べたほうが賑やかだし、美味しいものなら更に美味しくなるに決まってるではありませんか。」


「……あっははは……、姫様がそう言うのなら、その言葉に甘えるか……ほら二人、いつまでボーッとしてるつもりなんだ?、姫様と夫人に失礼だろう」


 観念したような顔でそう言いながら、クルガは横でボンヤリになっているダンとクレアの背中を叩いて、呆然とした状態から起こした。


「あ いや……ちょっと気分が複雑で……本当にいいんでしょうか……」


「そもそも俺たち、昨日のお嬢の様子がちょっとおかしいと思って来ただけで……いきなりそんな高級すぎる物を奢られると、さすがに吹き飛ばされたッス…」


「ふっ……二人とも気にしないでちょうだい。リズの言う通り、美味しいものはたくさんの人で分かち合うほうが美味しいし、君たちが夕食を一緒に食べてくれるとリズが喜ぶし、ジークフリートもきっと喜ぶよ。あの人は賑やかなのが大好きなんだからねっ。」


「……奥様までそう言うのでしたら、お言葉に甘えて……それでは、父に報告してきますから、少し外してよろしいのでしょうか。」


「…それなら心配ないわ。」


 クレアの言葉への答えを私は少し考えて、答えた後に門衛を呼ぶためのハンドベルを鳴らして、騎士が入って用件を尋ねたら、騎士にこう言いつけた。


「ノヴァさん、鍛冶工房フェリウスに向かい、クレアとダンが伯爵邸に招待されたことをお伝えに行ってくれるかしら。」


「かしこまりました、ではすぐ向かって参ります。」


 ノヴァはあの騎士の下の名で、彼の種族はオニだ。統一戦争の間に両親が戦死したと聞いて、敵討ちしようと戦場に向かう途中でジークフリート一行に見つかれて、色々あって最後は説得されて敵討ちも罷めて、ジークフリートの下にづいて人命救助を行うことになったとの記録で、今年で三十歳になるという。


 ん?なんでそんなに詳しいかって?それは……前世でついたクセって言うか、一応社長を務めていたから、職員の面接に行けなくても履歴書には必ず目を通すという、ちょっとしたポリシー的なものだ。


 ちなみにクルガの履歴もすでに把握済み、ギルドの登録文書によれば彼は元賞金首、登録した名前は「ザンブレアのクルガ」、今年で四十歳、氏が持っていないらしい。ハンターになった理由は過去を忘れて二度目の人生を生きるためという。家畜を襲うアングホークスの撃退、数を増えすぎたアジリスの討伐、農作物を食い荒らすカジェルドンの誘導など、困難極める依頼を数多く完成させた実績を持って、ギルドからの信用が厚い、いわゆるエースだ。


「ありがとうございます、お嬢様、それで……私は何をすれば良いのでしょうか。」


 クレアも仕事以外の会話には慣れていないようだな…でも、友人同士で話すことは私にもよく分からないな……病気にかかった友人をお見舞いする時は何をやればいいのだろうか……まあ〜、適当に話でもして、有り余ったひまを潰そっか。


「まあまあ、そんなに畏まらないでくれ。できれば、家族のお話を聞かせてくれるかしら……例えば、お母様のお話とかは……」


「ッ……」


「ごめんなさい、気にさわる話でしたら……」


 家族の話なら、クレアも気楽に話せると思ったが、いきなり難しくなる顔をなったって事は……傷に触れてしまったって事だな。


「ん〜ん、気にしてないです、ただ少し辛い話になりますけど…聞いてくれるんでしょうか。」


「…うん、心して聞くわ。」


 周囲の注目の中で、クレアは目を閉じて深呼吸をいくつかして、ゆっくりと目を開け、語り始めた。


「…母は……私が六歳の頃に、生活用の水を取りに川に向かう時、近くに身を潜んでいた敗残兵集団に体と貞操を蹂躙され、嬲り殺された後その近くの野山に捨てられました……」


 ん……ある程度は覚悟していたとはいえ、想像以上に重い話だ……敗残兵…統一戦争の頃から残された毒か……戦争って、本当に忌々しいな……


「…母は明るくて、美しくて、温かい人でした……毎年冬になる前は毛皮のコートを作ってくれるし、母の作った食事は今になっても忘れられません、特に、あのソーセージは……甘味が好きだとわかって、苦労して採って来た蜂蜜なのに、いつも焼き上げたソーセージにかけてくれるんです……本当は、すごく贅沢な事だったのに…」


 亡き母のことを語るクレアからは、人が故人を語る時に特有の名残惜しげが感じられる。目つき、身振り、呼吸……母に会いたいと無声の乞いを上げているようだった。


「…母の死没は、こいつとクレイナさんと二人の母がうちに来るよりも前で、ジークフリート様が伯爵になる前の話でした。母を嬲り殺した敗残兵の集団はその後間も無く、噂を聞いて駆けつけたジークフリート様と軍隊の手によって討伐されました……ですが、あの頃の私はまだ幼くて、何も分かってない、だからジークフリート様と軍の方々に、すごく酷いことを言ってしまったんです…」


「そんなことが有ったんですね……」


「はい……血戦を経たジークフリート様と軍の方々に、私は『どうして早く来てくれなかった、ママを返して』と泣き喚いていました、そんな私にジークフリート様は……私の足元で土下座したんです。でも、あの時の私はただひたすら母を失う悲しみに溺れて、ジークフリート様の自責に全く気づきませんでした……あの方が絶えなく人命救助を行なっていた事を耳にしたのは、彼が軍を連れて去った後でした。謝りたかったんです……ずっと。しかし会う度に、私はあの時のことを思い出して、口に出せなくなるんです。」


 今のクレアから胸が塞がるような複雑な感情が感じられる…おそらくそれは、彼女が私たち一家に固く礼儀を守り、必要以上に敬意を払っている原因でもある。ならば解き放す為には……


「なら、今日の夕食はチャンスですね。この機を逃さず、これまで溜まって来た気持ちを全部伝えてしまいましょうか。」


「…はい……えッ?あれって私たちが持って来たミニトマト……」


「?……アッ…」


 いつの間にか、赤い果実が私の口元に運ばれ、口を開けるのを待っていた。こんなことをしたのは当然、アンナに他ならない。


「勝手なことをして失礼しましたが、どうぞお食べください。お嬢様はさっきからお腹を空かせていますし、お体を養う為には栄養が必要なのですから……」


「あっ…そうスね〜!他にもいろいろあるんだ、すぐ皮剥くからちょっと待っててくれ!ほらクレアもボーッとしてないで、こいつを任せたぞ!」


「ふわ!?ちょっと、どうしたのよいきな…ふわっ!……こら!ナイフ投げるんじゃないわよ!危ないでしょう!?」


「いいからいいから、お嬢の腹を空かせちゃだめだろう?、急いでやるぞ!」


「もー、あんたって人は……」


 アンナが差し上げて来るミニトマトをパクッと噛むと、シュッと水分が口の中を走り、トマトの酸味と甘味が口の中を広がっていく。いつも通りの明るい様子に戻った二人の様子を眺めながら果物を味わうと、重苦しかった空気が幻だったように、一瞬で振り払われた。


「…フッ…ハハハハ〜♪」


 一片の曇りもなく透き通るような笑い声に、その場に居る者全員が心を惹かれた——なんとも澄んだ声なのか……例えるならそれは、巫女みこが鳴らす神楽鈴のような、純粋で耳心地が良く、聞く者の心を清める音色。そしてこの瞬間、クラリスが抱いていた憂いも、ベアトリスの心からの笑い声によって晴らされていった……

 こんにちは、銀魚です。今週もお疲れ様でした、あと二日で日曜日、無理をせず、着実に残りのスケジュウルをこなしていきましょう。そして、ようやく笑えたな……ベアトリス……連載開始から九ヶ月、僕には長かったです。停滞したこともあったけど、頑張ってなんとか続けられました。さて、次はアグレックスの味を考える時間だな……では、またお会いしましょう。

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