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美桜襲撃の後 わけのわからん女神

やぁみんな、俺はどうやら死んだみたいだ、目をつぶっていても白い光に包まれている、どうせ天国とかにいって「身内の守護霊になりなさい!」とか言われるんだろ?あぁ、面倒面倒、

まぁそれでも美桜は助かったしいいっか、昔からどんな時もいつも2人だったからな、

俺と美桜の出会いは幼稚園の年長の時だ。うちから徒歩3分でいける超近所だ。

坂下のお母さんが「引っ越して来ました。坂下と申します。娘と夫と私の3人です。よろしくお願いします。」お母さんの後ろに当時小ちゃかった美桜がいた。

「いえいえ!こちらこそよろしくお願いします!その子も小学校で同じだと思うから強と仲良くしてあげてね?」

「は、はい!!」

初めてにしては凄く元気のいい子だった。

そうして学校が始まり、いつも2人で登校していた、小3の頃に一緒に転んだりもしたがそんなの覚えてないだろうな。

そうして中学、高校と一緒になり、大学も同じとこに行く予定だった。




多分俺は美桜のことが好きだったらしい………


そんな昔話を思い浮かべていると、


「あのー強様?起きてください!!おーーい」

なんだか女性の声が聞こえる、20歳くらいか?目を開けてみると、、、、超爆乳の羽の生えた女性が正座で座っていた?!!


「あーやっと起きた、もうご主人は本当におっちょこちょいですね、」

「いや、えっと、全然状況が読めんのだが、」

「そりゃそうでしょうね。まぁ順々に話していきますね?まずは私の自己紹介から、私の名前は光の女神ワルキューレ、そしてあなたの奴隷です。」

は?いやいや、最後の一言が気になるんだが、

「も、もう一度頼む、よく聞こえなかった、」

「いや、だから光の女神ワルキューレです。」

「その次だ!」

「ひぇっ!あーあなたの奴隷です??」

「そうだ!!なんで女神が奴隷?わけわからんわ!ここにはそんな奴隷制度があるのか?そんな女神がポンポン奴隷になって行くのか?仮にも神だろ?」

「仮にもって何ですか!!て言うかそんなポンポン奴隷になるわけないじゃないですか!!もちろんあなたが初めてですよ。」

「いや、なんで俺なんだ?」

「あなたのような身体能力、学力、武術、全てにおいて完璧な人材を取り入れようと天界の間で計画を立て、魔界の王を潰す計画になったんです。でもその条件がその人が死んでからじゃないと天界に送り込めないという条件なんです。そしたら運良くあなたが死んでくれたわけです。」


なんかさっきから生意気だし、「死んでくれた」とかよく言えるな、俺の奴隷だろ?


「それで俺にどうしろと?」

「あなたにはこの下の異世界、『ラーマッシュ』に行って魔王を倒して来てもらいます。」

「却下」

「えぇーなんでですか!!!」

「だってお前偉そうだし、なんか面倒くさい、それよりも、もう日本に戻れないのか?」

「偉そうなのはまだ奴隷契約してなくて、奴隷じゃないからです!!!!それと、もう、日本には、」

凄く悲しそうな顔をしてるので気を使いながらも真実を伝えてくれたのだろう、そこらへんはいい奴だな、

「なるほどねぇー帰れないのか、まぁいいや、

そんじゃあ奴隷契約しちゃいましょう!!お前を早く黙らしてやる。」

「切り替えはや!!まぁいいでしょう、それでは私の額にあなたの額をこっつんこしてください。」

「なんか恥ずいなこれ、」

「私もなんですから!じゃあいきますよ、」


『安らかな心を __ 我が元に与え __新たなるせいをもたらせよ __』


そう言った瞬間、俺とワルキューレの額から指輪が生まれてきた(?)

「えっと、これは指輪だよな?」

「そうです、《奴隷の紋章》と言われる天界級アイテムです」

「まぁよくわからんがそれをお前につけるんだな?」

「話が早くて助かります。でははめてください。」

「おっけー ガチャッ!!えっ?ありえねぇ音したんだけど?」

「あー今のは私が死ぬか強様が死ぬまで取ることはできません、だから強く締められたのです。」

「あーなるほどね、じゃあ早速下の世界の『ラーマッシュ』とやらに行こうか!」

「まぁいいですね、下でスキルやステータス、下の貨幣、魔法の属性、もろもろ話してあげますので」

「おっけーじゃあ行くか!」


俺たち2人は地上3760兆kmから飛び立った。


次回は強のステータス解禁です!!!!

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