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新世紀の殉教者

AMAZING MONSTERS

作者: keisei1
掲載日:2016/09/27

 この世界が破綻した先

 砂漠の渇いた喉もとに

 突き刺すナイフ 止められない

 誰も構いやしない



 エゴイストの戯れ言と

 聞き流してもいいんだよ

 夢の行き止まりの壁を

 壊しても そこは廃墟


 君の見える その現実だけが

 心が痛む 真理なら

 投げ捨て 唾棄して

 蔑んで 地の深くに 沈めよう 


 

 君が欲しがる すべての 欲望 満たされた挙句が

 瓦礫の上を彷徨う魂 誰も見向きはしないはず

 それならいっそ「本当のこと」に身をゆだねてみないか

 誰も彼も 僕らのことは気にしちゃいないから 飛び込んで



 ショーケースに飾られた報奨品に

 どれも関心持てないからか

 首吊り自殺のカードがちらつく半面

 生への渇望 たぎっていく


 生きて 這いずり 地底を巡る

 絶望の淵の 夜間旅行

 一人きり 孤独に 打たれても

 僕は君を離さない


 枯れて 掠れた 死に際の声

 君の名前を 呼んでる

 死に体で のたうつ 体の奥は

 綺麗ごとじゃ すまされない



 聞こえのいいだけの 言葉に飽いて

 求めたのは 野蛮な獣

 行き詰まり 明日も 捨てたくなる

 野放図な獣を


 欲情 激しく 燃えたぎって

 行く末は 生者せいじゃの墓場

 精神 心も病んだ果てが

 君への愛なら それでいい



 壊れた体と体を重ねて

 棺に横になる僕ら

 許されるならば

 生死の境=イカレテ=荒れたあの場所へ


 

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