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「現実が怖くて」/「認めて欲しい」
「現実が怖くて」
現実が怖くて
結末を知るのは小説だけで良くて
部屋の隅っこで体育座りでもしてりゃいいんだ
プルプル震えてりゃいいんだ
それでも人生って案外楽しいお遊戯会で
その中で劇の主役を演じる
あいつが死んだって聞いた時 怖かったよ
ただ悲しげに笑っているしか無かった
僕の無力さを呪う 誤魔化す
「認めて欲しい」
ちょっと疲れているのかもしれない
この季節の太陽は優しくて僕を眠りへと誘う
目覚めて 何となく損した気分になる
もっとやる事あったのになって
消え入りそうな声で
僕は偉い 僕は偉い 僕は偉い
唱えてみる
だって誰も僕を認めてくれないから
自慰の様な物かもしれない
そしてまた夢の中 逃げ込む




