72/150
「守ってあげたい」/「夢の中で」
「守ってあげたい」
他でも無い君の事だから
また強がっているんだろ?
君の涙も笑顔も僕の大切な宝物だった
最後の告白をどうか聞いて欲しい
僕の側に居て下さい
必ず守るから 立派な剣で身を固めた
騎士の様に 強く強く強く
抱き締めたかったんだ
君にまた出会える時を待っているよ
いつまでも
守ってあげたいから
「夢の中で」
泣いていました 夢の中で
そのストーリーでは孤独ではないのだけど
不意に訪れる寂寥感は眠っていても癒されはしない
泣いていました 夢の中で
僕は棺桶の中でした
みんな嬉しそうでそれが悔しくて許せなかった
だから泣いていた 夢と現実は繋がっている
僕の心が泣いている時 きっと癒しは無いのです