34/150
「名誉なんて要らないよ」/「ただ寂しかったんだ」
「名誉なんて要らないよ」
好きでやってる事に理由づけなんて要らない
汗だくになって頭痛を起こしてくらくら眩暈してまで
やらなきゃいけない事なんて無いよ
ただ大切な物一つ 写真でも 思い出でも 愛でも
何でもいいさ
僕らは鳥のように羽ばたける
それには名誉なんて邪魔なだけさ
自由気ままにやりたいのよ ただ
「ただ寂しかったんだ」
悲しい出来事からは目を塞いで
でも 耳欹てて 好奇の目線を送っていた
取り付かれたよ 君の素敵さに
愛をくれたただ一人の人 温もりをありがとう
君が全てだったら良かったんだけど
終りが怖くて ただ寂しかったんだ
ギュッと 抱き締めて欲しかった
終ぞ叶わず 僕は仮初めの心を玩んだ 言葉でね




