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「安らぎ」/「後悔」
「安らぎ」
俺の安らぎって何だろう?
黒歴史が思考を遮って悪へと誘う
クスリはやってない
そんなんじゃない 君の中で暴れたい
ただ手を繋いで
ただ強く抱き締めたい
安らぎ 求める歳になったかと
自嘲するしかない
もっと尖ってた筈だろ?
でも心と体がバラバラだ もう戻せない
この道を行くだけ そこに何も無くても
「後悔」
君は去って行った
僕は君への仕打ちを呪った
でもありふれた話さ
男として守るべきプライド
それを捨てたくは無かった
君を傷つけて それで満足だった
君が去って 僕は初めて気づいた
いつもそうだ 後悔ばかりの日々
こうしたら失敗するって分かっているのに
帰って来てくれないか?
呟いても君には届かない




