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「もう一人の僕」/「確率」
「もう一人の僕」
自分を殺す
痛み感じなくするために
だけどその傷跡は残ったままで
お別れを悲しんでいる暇など
与えられてはいなくて 動く歩道の様にAround
冷たい声で 聞こえる 彼女の罵声も
もう気にならない 愛されていなくても構わない
一人ぼっちじゃないから
僕の概念は色鮮やかな夢の中
もう一人の僕
「確率」
100%の道なんて
俺にはつまらなくて欠伸が出そうだ
人生は賭け事 そうじゃないか?
安心は誰一人として常時そうだと言う保障では無い
誰かの言っている事も 確率
自分で必ず行けると確信するのは
それだけの努力が裏にあるから
100%に限りなく近くには出来る
それで失敗したら運が無かったんだよ




