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神無き世界  作者: ヤング丸
序章 始まる物語
12/21

幕間 剣の少女


 桜のように雪が舞い落ちるそんな日。


「かつて五つの大陸、それぞれに神様が居ました。」


 私はベッドの上で御伽噺を読み聞かせて貰っていた。


「人の神 天の神 竜の神 海の神 魔の神 彼ら神々は我ら人に知恵を、力を、そして魔法を授けました」

「魔法だ!!ばーん!!どーん!!ぼーん!!」


 当時の私は兄様達の魔法を見て、そのカッコよさと美しさに心を奪われていた。


「フフッ。どんな魔法が欲しい?」

「それはもうカッコいいやつ!!」

「女の子なのに?」

「うん!!」


 どちらかと言えば箱入り娘だった私は、同年代の女の子と接していなかったのもあって兄様達の魔法に憧れていたっけ。


「あなたまで私みたいにならなくていいのに」


 私の頭を撫でながらそんなことを言ってくれた。


「えー無理!!だってママみたいな魔法を使えるようになりたいもん!!」

「あら。私の魔法はすっごーく大変よ。お爺ちゃんとの稽古中に何回怒られたか。それに剣術も大変よ?」

「それでもいいの!!剣も魔法も使えるように頑張る!!」


 母上のような魔法と剣に憧れて、目指すと決めた日。

 その重みと責任なんて考えずに私は走り出した。

 母上はそんな私をこれ以上止めるようなことはしなかったけど、その目はどこか悲しさを纏っていた。


「なら頑張らないとね!!」

「うん!!」




『…さん。お……さん。お客さーん』

「ん…すみません…そろそろですか?」

「そうだよ。こんな辺鄙な森に何の用があんのかね」


 私は今キャラクタル大陸西部、とある辺境の村に向かっていた。


「本当にここでいいのかい?」

「はい。大丈夫です。ありがとうございました」


 目的地に着いた私は馬車から降りた。


 この辺りは生い茂る木々と山々囲まれいる


「空気が美味しい」


 木々からは零れ日が差し込み、自然の温もりを感じさせる。

 この辺りの森には動物や虫、モンスターだって住む未だ人類が未開拓の土地。

 私は幼い頃から都市部に居たせいでこのような自然には正直疎い。


 冒険者資格(ライセンス)を取得して早一年。

 こういった場所にも行くようになったが未だに新鮮だ。


「とはいえモンスターは注意しないと」


 お師匠にも慣れた時こそ気を付けろって言われたし。

 この周辺に高ランクモンスターは出現しないとはいえ、慣れない土地では何があるか分からない。


 すると茂みの方から僅かに音が聞こえた。


「誰か居る?」


 小川のせせらぎが耳をなぞり、微弱だが気配を感じる。

 しかしその直後、異変を感じ取った。


「っ!!急がないと」


 自身の魔力封じを解除し、走ること数秒。

 川の淵には小さな女の子が居た。


「こ、来ないで!!」


 そして二匹のコボルト。

 コボルトは酷く気が立っており、いつ女の子に襲い掛かってもおかしくない。


「危ない!!」


 私は魔力を高め、詩を紡ぐ。

 狙うのは二匹のコボルト。

 その頭上。


『ブレイブ』


「きゃあああああああ!!!」


 コボルトの絶爪が少女に届こうとしたその瞬間。

 言葉通り一瞬でコボルトは消え去った。


 女の子はうずくまりながら顔を両手で隠していたが、いつまでもモンスターが攻撃してこない事に気づき、きょろきょろと周りを見回している。


「もう大丈夫だよ」

「わっ!!」

「驚かせちゃってごめんなさい」


 急に声を掛けられた女の子は驚き尻もちを着いた。


 モンスターに私の接近を悟らせない為とはいえやってしまった。


「お姉ちゃんが助けてくれたの?」

「うん。この近くの村にすこし用事があって向かっていたら君を見つけて…って…どうしたの?」


 女の子は私の手を掴み起き上がると「わぁぁ」と目を輝かせ私の腰、正確には一本の剣に目を奪われていた。


「もしかして冒険者!?」

「えっと…そうだよ」

「やっぱり!!」


 興味津々といったところだ。


 どうしても冒険者は男性の方が多いのもあって、女の子がこういった剣や冒険者という職業に目を輝かせるのは珍しい。

 まぁ私もそっち側だったけど。


「それにしてもこんなところで一人?周りに大人とかは居ないの?」

「うん。水を注ぎに来てたの」


 えらいでしょ!!と胸を張っているがかなり危険だ。

 現にモンスターが現れ、襲われている。


「ここは危ないから次からは来ないようにね」

「えー。でも村の井戸からは水が出なくなってお母さんも今は…」


 村の井戸か。

 それに良くないことを思い出させてしまったのだろう。

 女の子は自分の服を強く握り俯いた。


「ねぇお姉ちゃん!!ついてきて!!」


 女の子は気持ちを切り替えるように私の手を握った。


「私の名前ミネア!!村に案内する!!」


 ミネア。

 神話の時代に出てくる妖精と同じ名前だ。


 私は少し躊躇いながら自分も名乗った。


「私は…アリシア。よろしくね」


 ミネアは満面の笑みを浮かべ足を進めた。

 向かう先は目的地だった村。


 恐らくモンスターは私に近寄らないが、万が一に備え道中は警戒しなければならない。


 空間の魔素の動きに注意して、周りを警戒する。

 それを村に着くまで繰り返し行うこと約20分程度。


 私達は村へ着いた。


 村は自然豊かな山々に囲まれ、その谷間の部分にポツンと存在していた。


「ハクア村へようこそ!!」


 約100人ほどが居住するハクア村。


「ありがとう。もう一つお願いしてもいいかな?」

「いいよ!!なんでも任せて!!」

「村長さんがどこに居るか分かる?」


 私がここに来た目的。

 私の情報と照らし合わせるには、村長に話を聞くのが一番だ。


「ミネアとお客人、いや冒険者殿。案内は不要です」


 その時、私達に誰かが近づいてきた。

 一人は杖を突いた老人と若い女性


「お母さん!!村長!!」


 この人が村長。

 そして一緒に居たのがミネアのお母さん。


 ミネアが川まで行っているということで、ある程度察していたが顔色は良くなく何か病気を患っているようだった。


「まずは大広間の近くにある私の家へ案内しましょう。よろしいですかな?」

「はい。よろしくお願いします」


 村長に付いていく形で私は村へ入った。

 とても静かで人の気配も少ない。

 それにどんよりと空気が重い。


「なにか持て成せるものがあればよかったのですが」

「いえ。気にしないでください」


 村に異変を感じずにはいられない。


「冒険者様。ミネアの母親ルミアと申します。娘をから話を聞きました。助けていただきありがとうございます」

「大丈夫ですよ。当り前のことをしただけですから」


 道すがら身体を重そうに動かすルミアさんは私に、深々と頭を下げてきた。

 しかし子供一人であの川に生かせるのはやはり危険だ。


「次からは一人で行くのは危険なので、そこだけ気を付けてもらえたら」

「そうですね。ありがとうございます」


 どこか歯切れの悪い返事だ。


「冒険者殿。ここです」


 そうこうしている内に着いた。

 大広間に面しており村の中心に佇んでいる。


「ルミアとミネアは家へ帰りなさい。これ以上の無理は良くない」

「しかし私も何かお礼を…!!」


 娘を助けてくれた方だからと無理を承知で村長に頼み込んでいる。


「気にしないでください。私はミネアちゃんと一緒に居てもらえれば満足ですから」

「そう…ですか」


 私の言葉にやっと落ち着きを見せた。

 少しでも安静にした方がいいことは目に見えて分かっている。


「ミネア。お願いできる?」

「わかった!!お姉ちゃん」


 二人はこの場を後にした。

 見送る際も何度もお辞儀をするルミアとミネアを見送り姿を消した頃。


「この村で起こっていることをお聞かせいたします。そして申し訳ございませんが一刻も早く離れた方がいい」


 迷惑をかけてしまうからと。

 ここに居ては巻き込まれてしまうと。


 村長は緊張した面持ちで語りだした。


────────────────────────────────────


 時刻はすっかり深夜。

 私は村長の家に泊まらせてもらっていた。

 ほとんどの人が寝沈み、一日の疲れを癒そうとしている時。


 村の大広間にゴオオオオオン!!という轟音が轟く。


「魔法…!!」


 昼に話しを聞き警戒態勢を取っていたアリシアは、剣を手に取り部屋を出た。


「冒険者殿…!!あなたに迷惑をかける訳にはいかない。どうか隠れていてくれ」

「村長!!見過ごせません…!!」

「悔しいがわし等には何もできない上に正直この村が更に酷いことに成りかねない。だから頼む」

「ッ!!」


 私が介入すればこの村にどんな影響を及ぼすか分からない。

 そういう事だった。

 村長は私にそう言い残し、扉にある袋を持ち外へ出ていった。


 外には十数名の男達。

 彼らは山賊。

 昼間に聞いた話では数か月前に現れ、それからずっと村の食料や金品を徴収しに来ているらしい


「どうかこれでお引き取りを」


 差し出したのはこの村で取れた作物と金品。

 今月に取れたほぼ全てだった。


「おいおーい!!村長さんよ~。足りねーなー」


 彼らのリーダーらしき人物が前に出て袋を受け取ったが納得いかなかったのだろう。

 彼は村長へ詰め寄っていた。


「それだけなんじゃ。頼む今日のところは…!!」

「はっ。どうしよっかなーどうするかなー」


 リーダーらしき人物は鉈のような武装を宙に投げ、まるで楽しむように高らかに笑った。


「この通りじゃ…!!!」

「何やってんだよ。島国由来の土下座ってやつか!?笑えるな!!そうだろ!!」


『ギャハハハハ!!!』


 村長は地面に頭を擦り付け、頼み込む。

 何も抵抗できない村長の土下座。


 それをあざ笑い見下す山賊に吐き気を催す。


「っ!!」


 私はなんとか身体を押しとどめた。


 私ならどうにかできる。

 そんな確信はあった。


 しかしそれはあくまでこの場ではという事。

 彼ら以外のメンバーが居れば追い返したとして更に村への圧力が高まる。

 組織の全体が見えないようでは動けない。


 そうやって自分を抑えていると。


「あーなら。持っていくわ」

「な、なにを…?」


 恐る恐る尋ねる村長は、直ぐに状況を理解した。


「あいつらを」

「なっ!!!!」


 山賊は家に勝手に入り、それを連れ出していた。


「ママああああ!!」

「お願いです!!やめてください!!」


 泣き叫ぶ子供とその親。


 目的は子供だった。


「やめさせてください!!お願いです!!差し出せる者なら何でも差し出しますッ!!だからッ!!」


 村長はリーダーの足に縋りつき全力で頼み込む。

 村を包む阿鼻叫喚の叫び声。


 まるで地獄だ。


「なー村長さんよー。この村で一番価値のあるのはガキなんだよ」


 どこまでもゲスだ。

 彼らは笑っている。楽しんでいる。


「奴隷にして売り飛ばせば儲かる。男女関係なくなぁ!!だからよぉ」

「頼む!!」

「持ってくわ!!」

「くッ!!おおおおおおおおお」


 我慢の限界が来たのだろう。

 ずっと下手に出ていた村長が殴り掛かった。


 しかし普段から杖が必須な身体では、山賊相手に無意味。


 拳は躱され体制を崩した結果、大きく転んだ。


「なるほどな。手を出すか。なら!!」

「ぐっ!!!!」

「野郎ども!!自由にしろ!!」


 山賊の蹴りが村長を大きく吹き飛ばす。

 そして自由に動くようになった手下は、家屋に放火や住人への暴力など。

 どんどんエスカレートしていった。


「ミネア!!」

「あああああ!!おかあさああん!!」


 その中にはミネアとルミアも。








「お兄様…」

「なんだ」

「何で母上は」


 数年前に起こったとある事件。


 キャラクタル大陸の都市に大きな被害が出たその日。

 私は兄様と歩いていた。


「アリシア。その話はやめろ」


「アリシア様。ここでそのようなお話はお辞めください」


「思い出したくもない」


 兄様も勉学を教えていた先生も、周りの大人たちまで口々にそう言った。

 

 たった一人を、父上を除いて。


「自分の正義という剣を持ちなさい。ブレないような一本の剣を」


 私の持つ剣は母上から譲り受けた物。

 それを託された時に父上は言っていた。


「母さんはそれを持っていた。だからその道を行くなら刻め」






「そうだよね。父さん」

「あん?なんだ?」


 村にいた山賊、村人、皆が注目した。

 村長の家から出てきた存在を。


「冒険者殿!!何故っ!?」


 ボロボロになった身体で叫ぶ村長に目線だけ合わせた。

 もう大丈夫。


 私が助けるから。


「冒険者ぁあ?まさか傭兵か?」

「何故このようなことをする」

「そんな問答に答えるかよ!!」


 山賊が返してきたのは答えではなく攻撃だった。


「そうか」


 ドン


 音の直後。

 下っ端の山賊は身体が大きく吹き飛んでいた。


「あいつ…!!柄で…!?」


 吹き飛んだ山賊は一撃で意識を失っている


「なにもんだ!?」


 ついさっきまでの余裕は消え去りリーダーが出てきた。


「アリシア。それだけで十分」

「あん?フルネームだで答えろや」

「貴様らに。言いたくもない。穢れる。だがこれを見れば分かるか」


 私は身に着けていたポンチョを取り外した。


 中からは青の純白で出来た戦闘礼装(バトルドレス)


 その肩には剣と泉の紋章が記されていた。


「あれって…」

「え…?何で…!?」


 この国で知らないものは居ない。

 山賊も村人も隔てなく。


「ペンドラム家!?」

「何で王族が!?」


 山賊は大きな動揺を見せていた。


 理由は王族がいるから。


 魔力が高く、皆が歴史に名を残す天才達。


「それに純白の髪に毛先が金色の剣士…!!まさか…!?」

「今世代の勇者…最優先候補…!!」


 五大陸全てにおいて彼女は名を轟かせ、同年代では世界最強と断言してもいい。

 彼女の剣は素早く、重く、絶えることがない。


 魔法、スキル、戦闘技術。

 全てが一級品。


 そんな彼女に付いた二つ名は


 【煌剣】


 輝きは絶えることがなくいつまでも続く。

 世間では【勇者姫】とも呼ばれている。


「っ!!やれええええ!!!」


 やられる前にやる。

 対人において最も重要な項目。


 しかし。


『ぐわあああああッッッ!!!!』


 一斉に切りかかった下っ端の山賊5名は、一瞬で切り刻まれ意識を刈り取られる。


「くっ!!」

「命は奪っていない。だが相応の罰は受けてもらう!!」


 誰よりも早く逃げたのは彼らのリーダーだった。


 しかし判断は正しい。

 何人居ても勝つことは不可能。

 それに離れれば魔法などを使いたくても住人に魔力酔いによる被害が出る。


 そう思っていた。


「な…んで…!?」


『剣の源泉 始祖たる輝き』


 アリシアは魔力封じを解除し詠唱を紡ぐ。


 それは住民の被害を無視したと言ってもいい。

 しかし誰一人として住人は魔力酔いを起していない。


 魔力酔いになっているのは山賊達。

 その光景にリーダーは背筋が凍った。


『勇者とは最後まで抗う者』


『ブレイブ』


 詠唱は完了した。


 彼女の絶えることのない斬撃。

 その由来となった魔法。


 彼女の支配できる範囲の魔素を操作し、剣を作成。

 その全てを自由に扱うことができる。

 それは剣だけで飛翔させ、対象を攻撃することも可能である。


 言わば全距離対応(オールレンジ)攻撃。


「舞え」

「グアアッッ!!!!」


 剣で道を塞ぎ、背後から峰打ちで意識を刈り取った。


 時間にして二分。

 アリシアはほとんど動かず敵を壊滅させた。


「村長。すみません。介入してしまいました」

「あ、謝らないでください!!アリシア様のおかげで助かりました!!」

「しかしこうなるならもう少し早く動けばよかった」


 山賊は蹴散らしたとはいえ村に被害が出た。

 これなら最初から。


「気にしないでください!!アリシア様が居なければ私達の村は壊滅、死者すら出ていたかもしれません」

「そうです!!アリシア様のおかげでございます!!」

「おかげで息子が助かりました!!」


「お姉ちゃん」


 私の元に歩いてきたのはミネアだった。


「コラ!!ミネア!!この方は…!!」


 私が王族だと気づいて、不遜な真似をさせまいとミネアを止めるルミアさん。

 しかし私はそんなルミアさんを止めた。

 私は上下関係など気にしないし、ミネアにとって私はただのアリシアであって欲しい。


「ありがとう!!」


 ミネアはすっかり涙が引っ込んでおり満面の笑みを見せた。

 そしてお礼とばかりに綺麗な一輪の花も。


「どういたしまして」


 これで終わり、ではないだろう。

 山賊があれだけとは限らない。


 昼間に聞いた話だと毎回メンバーが変わり人数が分からないらしい。

 何か守る方法は…


 するとその次の瞬間。

 数十にも及ぶ気配を感じ取った。


 更には全員が強い。


 まさか山賊がもう…!!

 しかしそんな考えは杞憂に終わる。


「あれって…」


 皆が馬に乗り同じ鎧を着こんでいる。

 鎧には剣の紋章が付いておりアリシアもよく知るもの。


 彼らは村に着くと一斉に下馬し跪いた。


「アリシア様お迎えに舞えりました!!」

「ガーク…なんでこんなところに…」

「無論、追跡魔法でございます!!」


 彼は私の幼馴染?のガーク・フォルド。

 私の近衛騎士だ。


「お急ぎください。目標を発見いたしました」

「!!」


 本来目的。

 この村に向かったのは、追っている人物がこの周辺を通ったと思われるため調査に来ていた。


「わかりました。でもその前に一つ」


 私は馬車に乗り込み目的地へ向かう。

 その前に近衛兵達にとある命令を下した。


 それは近衛兵の一部を残し、この村での山賊の鎮圧と村の復興を行わせるもの。

 約6名。

 これで十分だ。


 準備を終え、旅立つ。


「改めて、ハクア村一同より感謝申し上げます!!」

「お姉ちゃあああん!!またね!!!」


 村長達は最後まで私達を見送ってくれた。

 私にとってかけがえのない思い出になるだろう。


「アリシア様。目的地は闘技の町【グランゼッタ】です」

「そこに居るの?」

「はい。情報が正しければですが」

「そう。ありがとう」


 私はアリシア・ペンドラム。


 私は母上を探し出し、止める。

 たとえこの手で殺すことになっても。


────────────────────────────────────


 これはイルファルドが誘拐される一か月前の出来事。


 そして現在。


「う、うわあああああああああああッッ!!!」


 イルファルドは落下していた。


────────────────────────────────────


 次回 邂逅



【あとがき】

 忘れていました!!


 最後まで読んでいただきありがとうございます。

 今回は世界観説明などはありません。


 時間が取れず、かなり遅くなりました。

 すみません。

 今回は幕間ということもあって少し時間がかかりました[今後の内容との嚙み合わせに]。


 現在は時間がある程度、取れそうなので水曜日か木曜日には第一章をスタートの予定です。


 改めまして次回から第一章!!今後ともよろしくお願いします!!


 今回も誤字、脱字など気兼ねなくご報告ください。


 またブックマークやフォローなどとても励みになります。


 何卒!!


 それではまた!!


 追記

 キャラクター設定など編集でちょくちょく変えました。

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