表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
桃太郎のおばあさんは育て方を間違えた  作者: 秕理紀
おばあさんは知らない
4/5

おばあさんは・・・知らない

あるある展開ですね

目の前に現れたのは巨大な美女。


もう一度言おう。

巨大な、美女。



「おはよう、天音ちゃん。ママですよ~」


あまねちゃん?まま?彼女は何を言っているのだろうか・・・

それにしても彼女は何を食べてこんなに大きくなったのか。なんとまぁ、その、ご立派な・・・


なんて考えている間に美女が私に向かって手を近付けて来た。大きな手が顔面に迫ってくる様は正直言って恐怖だ。ただ、不思議とそれをこの体は受け入れているようで、さしたる抵抗もなく私はその手を受け入れた。



「ん〜。お腹空いちゃったのかな?それとも・・・」


私の頭を優しくなでていた美女の手が下に向かっていく。


えっ、いやっ、ちょっ!

あの、そこはっ!

待って!



いやぁあああああああああああああ!!



〜しばらくお待ちください★〜



あは、あははっ

大泣きを見られる以上の屈辱・・・

もうお嫁に行けない・・・いや行ったけれど。



「大丈夫だったけど。一応変えておいたから安心ね!」


美女はにこやかに笑っている。

先の暴挙などなかったかのようなふんわりとした笑顔で。



あゝ、無情。

誰もが通る道さ(*´・д・)ノ(pωq。)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ